日々雑感

廣森個人や廣森研究室に関する簡単な日記です。

2023年12月

12月3日


ふとコンビニにお出かけすると,何やら目を引くものが。




個人的に,「地球の歩き方」にはもう20年以上お世話になっていますが,Gakkenに譲渡されて以降,新機軸のガイドブックを企画・出版したり,最近は「桃鉄」とコラボしたり,ますます頑張っているようです(以下,自宅本棚の一角)。




この週末は,来年度学部ゼミの入室試験。志望理由書の形式を一部変えてみたところ,とてもうまく行きました。応募してくれた学生さんも,皆さん,それぞれに魅力的な学生ばかりで,これは現役生のおかげでしょう。


選考の結果,来春から,また新たに15名(この人数が限界)のゼミ生を11期生として迎え入れることができそうで,早くも新年度が楽しみになりました。そして,もう1つ,うちのゼミは現役生,そして卒業生の支えがあって成り立っていることを改めて感じた週末でした。


2023年11月

11月29日


自宅から徒歩10分ぐらいのところにある細川庭園で紅葉のライトアップをやっているとかで,(奥さんに連れられて)ちょっと覗いてきました。




この時期,10日間ぐらいの期間限定とのことでしたが,松も立派に雪吊りされていて,なかなか見応えのある庭園でした。




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11月24日


教科書販促用の雑誌に連載をお願いされている記事ですが,最新号がウェブでも公開されたそうです。よければ,こちらでご覧になれます。


ここのところ,歯医者に通っているわけですが,今回お世話になっているところはなぜかしら妙に治療時間が長い。いままで,歯医者さんとかはいつも30分ぐらいだった気がしますけど,こちらはいつも60分コース。


外科の手術もそうでしょうけど,手術時間というのは短ければ短いほど,患者さんへの負担が減りますよね。ということで,(今日もそうですが)終わったあとは,さすがに戦意喪失。


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11月17日


今月の『英語教育』を眺めていたら「授業研究会」のことが書かれていましたが,そういう時期でした。




基本的に,「ご指導」とか「ありがたいお話」とかをするのは苦手なのと,(平日実施が多いことから)本務校の授業を休講にしてお邪魔するのは本末転倒だろうということで,なかなかお引き受けすることはできないのですが,さすがに2回続けてお断りするのは申し訳ないということで,神津島,人生で初上陸させていただくことになりそうです。




私の記憶が正しければ,公立の小中高がそれぞれ1校ずつしかなかったはず。こういう場所でも,立派に公教育が行われているというのが,日本が世界に誇るべきところだと思っています。


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11月12日


今週末は台湾出張。


観光もいいですが,英語教育に関わる身としては"Bilingual Nation 2030"の方が気になります。現在,台湾では4人に1人が英語を第二言語として使っているそうなので,その実態を反映した政策という面もあるのでしょうけど,実際にはこの国を取り巻く国際情勢の影響が大きいのでしょう。




そういう背景もあって,今回の学会では台湾の研究者によるBilingual Education関係の発表が目立ちました。隣国・日本としても,今後の動向を注視していく必要がありそうです。というか,言語というのはこうして社会や文化と切り離せないものなので,そういった側面を英語の授業でももっと伝えていけるようになるといいですよね。


(来年度からは(負担も増えますが)英語科教育法の授業も担当することにしたので,学生さんにもいろいろ伝えていけたらと思っています。)


せっかくこちらに来たので,国立台湾大学(NTU)にもお邪魔してきました(2024年版の世界大学ランキングで,NTUは台湾の大学として唯一トップ100の69位。日本でトップ100に入っているのは,東大29位,京大55位の2校だけ)。週末ということで,ちょうど日留試をやっていましたが,最近,台湾のトップ層は日本に留学したがらないそうです。日本に留学しても,それほどメリットはないということでしょう。悲しい現実…。




ということで,お勉強も大事ですが,台湾といえば,やっぱり食べ物。小籠包や点心もいいですが,こういうの(↓)もいい。最後は,鴛鴦鍋(いわゆる,おしどり鍋)というやつですが,具材を入れる前からこんなにニンニクまみれで良いのかしらという感じ(スープは最高でした)。






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11月5日


週末は北大・クラーク会館でシンポジウム。パネルディスカッションは結局,一度も打ち合わせなしでの本番でしたが,さすが皆さん,百戦錬磨です。時間配分もばっちりでした。


思い起こせば,最後にこの会場にお邪魔したのは2006年3月,博士学位授与式の時でした。それから17年経って,今度は自分だけでなく,院生さんも連れてお邪魔することになるとは思いもよりませんでした。


彼ら,なかなか頑張ってました。世の中,やる気があって仲間がいれば,どうにかなるものです。




2023年10月

10月29日


あっという間に10月終了。いろいろと手詰まり感が漂う日曜午後。


そうは言っても,今週末は札幌で下記のシンポジウム。再来週末も台湾で学会発表。




その間,12月初めが締切の「言えないお仕事」も少しずつ進めないと,あとでエライことになる。先週お願いされた,東京都大島での研究指導に伺えない(ちょうど学部ゼミの卒論発表と重なっている)のは,残念。


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10月22日


昨日は,ゼミのOBOG会。控えめに言って,最高の同窓会でした。




感謝,感激,感動。これ以上のものはないでしょう。改めて,うちのゼミは立派な学生,卒業生のおかげで成り立っているということを再認識させられました。


そんな会をすべて取り仕切ってくれたのは,各代のゼミ長さんたち。事前の準備から当日の進行まで,こちらも完璧でした。彼らがいっぱい汗をかいてくれたおかげで,こんな素晴らしい同窓会を実現できました。皆さん,本当にありがとう!




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10月18日


来年夏にマレーシアであるAILA2024から,シンポジウムのプロポーザルがacceptされたとのお知らせ。ということは,来年の8月は学会3つ(マレーシア,山梨,福岡)がすでに確定。また,忙しくなるな。


今年の明大祭(11月),うちのゼミはタコ焼き屋さんをやるようです(おそらく,初めてかも)。久しぶりにゼミTシャツも作ることにしたのはいいのですけど,このデザイン(↓),コンプラ的に大丈夫なんでしょうか(笑)。




まあ,明大祭の翌週も,ゼミでスポーツ大会をやるそうだから,そこでも活躍してくれるでしょう。ゼミといえば,今週末はコロナが明けて,久しぶりのゼミ同窓会。皆さん,元気かしら。


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10月13日


昨日は学部ゼミの飲み会で,今日は朝から職場の健康診断。何だか,いまから引っ掛かりそうな感じが…(ちなみに,昨年と比べると,体重が3.5キロ減とのこと)。


院ゼミは,今週も各種お土産祭り。そろそろ「お菓子ゼミ」だな,これは(笑)。




大学院の方は,先日,I期入試が終わったばかりですが,今週はII期入試の受験を希望している学生さん3名と,メール,Zoom,対面でそれぞれ面談。


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10月8日


週末は,院生の時からお世話になっている先生にお誘いいただいて,日本多読学会。初めて参加させていただきましたが,良い勉強の機会になりました(多読の効果を実証的に測定・評価するというのは,やっぱり難しい課題のようです)。




学会会場への移動中,こちらの記事を読んで,いやいや,若手研究者だけじゃなくて,私のような中堅(?)も状況はほぼ同じだなあと。個人的な肌感覚で言うと,いまの職場での職務時間のなかで研究に割ける時間というのは,(もちろん時期的なこともありますが)平均で1.5割から2割。


まあ,できない理由(言い訳)はいくらでも並べられるので,できる理由を探しましょう。


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10月1日


今日から10月。この調子であと3か月,無事に乗り切れる気がまったくしないので,神頼み(笑)。




9月末までに,海外と国内のジャーナルに投稿し終えたので,論文執筆はしばらくお休み。年内にあと4つ学会発表と2つ論文査読の予定があるので,それをこなしながら,10月末までに,書籍の編集を終えて,年末までに,別の書籍の執筆を半分ぐらい終えるのがとりあえずの目標。


2023年9月

9月25日


金・土・日とヘビーな仕事が続いたせいか,今日は一日,だるおも~い感じ。今週の木・金・土もヘビーな仕事が続きますけど…。


そんな中,とあるオンラインの会議に出ていたら,こちらの記事が紹介されてました。


インタビューされている院生さん,代表的な1日のスケジュールをみると,「23:00 帰宅」となってますけど。何ということでしょう!


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9月20日


先週末は,卒業生の結婚式にお呼ばれ。これまで新郎,新婦のどちらかが卒業生というパターンはありましたが,両方がゼミの卒業生というのは初めての経験。ボロボロ泣けてきて,自分でもびっくり(笑)。


昨日は,とある会社の方と行政書士さんにお会いして,ごちゃごちゃと。マンションを買った時の倍ぐらい,ハンコ,押しました。


さて,今日から後期の授業開始。一発目は大学院の授業でしたが,休み明けということもあってか,お土産のお菓子祭り。




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9月14日


学部のゼミ合宿は無事に終了。3日とも天気に恵まれ,研究進捗も立派な報告が多く,アクティビティも充実していて,私自身も大いに楽しませてもらったひと時でした。これで秋学期からのゼミの結束もさらに高まるはずです。




院ゼミからは,院生同士の共著論文がJACET Journalに採択されたという嬉しいお知らせ。うちの大学院は,去年で10周年になりましたが,院生や修了生が主要3ジャーナル(JACET, JALT, ARELE)に論文を載せたのは,初。小さな一歩ですが,こうやって歴史は作られていくのでしょう。


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9月6日


いろいろと疲れることはたくさんあるのだけど,大事なことは,投げ出さず,粘り強くやること。


コロナ等々でしばらく実施できてなかったゼミ夏合宿,今年度はしばらくぶりに来週開催できそうです。ゼミ生力作の「ゼミ合宿のしおり」も歴代最長の26頁(笑)。あとは参加者22名(+教員1名),全員元気に帰ってこられるように気をつけるだけです。




ゼミ生と言えば,再来週も,ゼミの卒業生関連のイベント(こっちも緊張するな…)。というか,こんなに学生,卒業生に時間を割きながら,同時に本2冊を並行して編集・企画している先生とか,ほかにいるのかしら?


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9月1日


昨日までは,大学英語教育学会@明治大学。こちらも久しぶりの対面開催。




ここ半月ほど学会が続いたので,お腹いっぱい。もうしばらくはいいかな。


2023年8月

8月28日


先週末は,VietTESOL2023@ベトナム・ハノイと関東甲信越英語教育学会@オンラインの二刀流。ベトナムは3度目,ハノイは初上陸。




VietTESOL2023での院生さんの発表は,発表時間も20分ぴったり,発表後の質疑応答でも最後まで質問が途絶えない,立派な発表でした。ハノイにばっちり,爪痕,残したはずです(笑)。


ベトナムは食べ物,飲み物も美味しいですし,国民の平均年齢も33.3歳(日本は48.4歳),経済成長率も4.1%(日本は1.7%)。20年後には日本よりも裕福な国になっているでしょう。余談ですが,国が縦に長いせいか,ハノイとホーチミンの人の性格がかなり違うっぽい(東京と大阪みたい?)のも面白い。






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8月24日


先週末のフォーラムを聞きに来てくださった出版社の方から,早速,書籍の企画打診。周りからすぐリアクションをいただけるということは,良い発表だったということでしょう!まずはお話だけでもということで,とりあえず来週に打ち合わせの予定。


一方で,科研の作文がだいたい書き終わったので,奥さんに見てもらったら,リジェクト(笑)。相変わらず,厳しい。でも,そのへんの査読者より,彼女の方がずっと鋭い。私なんかより,ずっと立派。


ということで,先日の後片付けもそこそこに,次の出張。今度は,ベトナム・ハノイ。


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8月21日


先週末は,全国英語教育学会@香川県・高松市。久しぶりの対面開催。




院生との共同プロジェクトによる研究発表,中高の先生方との課題研究フォーラムともに,無事に終わって良かったです。前者については,これまで以上に院生間のつながりも強まったでしょうし,後者については,今後も継続してコラボレーションしたいと思える現職の先生方とお仕事ができたというのは,大きな収穫でした(加えて,満員御礼,ありがとうございます!)。




大会後,瀬戸内海を眺めたり,うどんを食べながら,2日間を振り返ってみると,今大会は特別講演に始まり,最後の全体シンポジウムに至るまで,「エンゲージメント一色」だったように感じました。時流に乗ってしまったと言うべきか,レッドオーシャンに飛び込んでしまったと言うべきか。いずれにしても,来年春には新刊も出るので,さらなる盛り上がりを期待したいところです。




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8月17日


ゼミの院生が,第36回「英検」研究助成に入選しました!(パチパチパチ)第15回(約20年前!)に入選した大先輩としても,嬉しい限りです(笑)。


引き続き,自身の才能を十二分に発揮して,そして周りへの感謝を忘れずに,順調に伸びていってほしいと思います。


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8月12日


日ごろからお世話になっているT修館。単行本の出版だけで手一杯なので,なかなか雑誌までは手が回らないのですが,「新刊書のゆるやかな宣伝にでもなれば…」と言われると,お断りするのは忍びない。さすが,お上手です。


ということで,久しぶりにお引き受けしたら,9月号では随分とあちこちに登場してました。おまけに,通信欄には公募情報まで。お気遣い,有難うございます(笑)。




雑誌と言えば,別件の依頼原稿は完成。科研の申請書は,ほぼ8割がた完成。Book Chapterの執筆は,ほぼ7割がた完成。いずれも,来週あたりにはけりをつけてしまいたい。その後は,怒涛の出張(国内・海外)4連荘。


2023年7月

7月26日


採点,成績評価もほぼ7割がた,おしまい。半期間,担当したある英語クラスのTOEIC-IPの平均スコアがこれまで担当した歴代クラスのなかで,ずば抜けて高かった。頑張って,良かった。




先日に続いて,海外の別ジャーナルに投稿していた共著論文も,minor revisionでacceptしてくれるとのこと。こちらは筆頭の先生が気合を入れて書いてくれてたので,無事に採択されて良かったです。加えて,open accessというところも素敵。もう10年ぐらいしたら,すべてのジャーナルがこうなるはず。そして,国内のジャーナルはすべてなくなる,みたいな(笑)。


今月はもう少しだけ働いて,そのあとは墓参りも兼ねて,少しだけ夏休みの予定。8月は学会発表3つのほか,Book Chapterの執筆,商業雑誌の原稿執筆,あと科研の申請書の執筆,と書きもの関係が続きます。


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7月21日


ゼミの中間発表会も無事終了。終わったあとのお疲れさま会は,暑かったせいか,皆さんいつもより結構飲んでた(笑)。






先月acceptされた論文は,すでにこちらで公開されたとのこと。仕事が早いな。


今月acceptされた論文は,現在,"In production"とのことですが,open accessにするにはなんと2940ドル(約41万円)もかかるとのこと。おいおい,ぼったくりすぎだろ…。




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7月19日


先週,36度でヒィヒィ言ってたら,今週は37度だった。


授業も最終週。履修者250名の採点も大変だけど,ポスター発表の実施もなかなか大忙しでした(ゼミ生二人が手伝ってくれたので,何とかスムーズに終了)。以下は,学生投票でベストポスター賞に選ばれたグループのポスター。




院ゼミの学生さんから,外部の研究助成に当たったとの嬉しいお知らせ。英語教育関係では,なかなか競争率の高い助成。私も20年ぐらい前に運良くいただきましたが,自分の指導生が受賞する日が来るとは何だか感慨深い…。


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7月12日


今週は猛暑。今日も都内は36度とか,意味が分からない。


そんな中,一般英語の授業に履修者24人が全員出席してくるとか,こちらも意味が分からない(笑)。おじさん,嬉しくなっちゃって,学生みんなにアイス,おごっちゃった…。


一方,研究の方は,先月のLanguage Testingに続いて,今月はこちらもaccept。




初回の投稿時は,ほぼword limitの8000 wordsで提出。1回目の査読コメントに基づいて,再提出した際は9000 words。さらに,2回目の査読コメントに基づいて,再々提出した際は9700 words。


その後,Editorから戻ってきた返事は「内容的にはこれで問題ないが,word limitをオーバーしているので,8000 words以内に収めて再度提出したらacceptする」と。おいおい,今頃それを言い出すのかよ。しかも,1700 words削るって,どういうことよ(笑)。まあ,総じて,いい勉強にはなりましたけど。


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7月9日


あいにくの曇り空ですが,静かで,落ち着いていて,良いところ。




月曜からも,頑張りましょう。


2023年6月

6月30日


今日で,今年も半分おしまい。


今年はいろいろやると決めたので,いろいろ挑戦。日頃から自分には厳しい(つもり)ですが,これまでのところは合格点。


というか,この年で,まだこんなに「情熱」が残っていたんだと,自分でもびっくり。この調子でもう半分頑張れれば,きっといいことがあるはず。


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6月24日


今年の誕生日は,なぜかしら,お花やら,お酒やら,お菓子やら,いきなり生電話やら,これまでで一番,学生さんからプレゼントをいっぱいもらっ(てしまっ)た年でした。というか,なんていい学生たちなんだ。いや,別に物をもらったからではないですけど(笑)。


そんな学生たちと一緒に学べる,魅力的な職場で一緒に働きませんか?ということで,同僚になってくれる方,募集中です(学部ホームページはこちら,J-RECINはこちら)。私がいまの職場で働き始めてから10年以上になりますが,その間,お辞めになられた方や他に移られた方,1人もいません(離職率0%!)。定年も70歳!めちゃくちゃ忙しいですけど,働き甲斐のある職場ですよ!!


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6月20日


先週末の講演も,無事に終了。


院生だけでなく,中高大の先生方からも思った以上のリアクションがあって,嬉しい誤算。一番有難かったのは,御年90歳の,とある旧帝大の名誉教授の先生から,「本日の廣森さんのお話は,よくまとまった好感の持てるお話でした」といったご講評をいただけたこと。


この勢いにあやかってか,こちらのジャーナルに出していた書評論文は,"accept in its current form"。別のジャーナルの修正原稿(2nd round),商業雑誌の依頼原稿の執筆もおしまい。あとは,月末までに言えないお仕事を片付ける予定。


講演と言えば,次はこちら。お時間がある方は,ぜひ!




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6月16日


今週も,はや金曜。


昨日は,学部ゼミのあと,卒業生らがやってきてくれて,現役生のために就活セミナー。こういうのを無償でやってくれる先輩,感謝しかありません。ということで,飲み過ぎてしまいました(気がつけば,さながら,男子会)。




今日は,メカニズム改訂版の出版日。この出版不況の中,改訂版を出してくれるというのは有難いこと。出版と言えば,とある論文の修正(第2ラウンド)もほぼおしまい。修正対応表だけで,6455 words。長すぎる気もしないではありませんが,それだけ心を砕いて対応したということでしょう。




週末は,土日とも学会関係のお仕事。明日はこちらでお話させていただく予定ですが,事前の申し込みで160名以上とのことでした。頑張らねば。


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6月8日


今週も,1人サマータイム継続中。


昨日は,東北・福島の高校生の研究指導。ちょうど院ゼミ後の時間帯だったので,都合のつく院生も残って参加してくれました。県内一番の高校だけあって,皆さん,ピカイチでした。ああいう若者がどんどん育ってくれると,日本の将来も安泰なんですけどね。




一方,大学生も負けずに(?)頑張っているようです。今週の授業後の振り返りで,ある学生が以下のようなコメントを寄せてくれました。真面目にやると,人に何かを伝えることができるものです。ちょっと感動。


「今日の授業で,アウトプットは決まった形があるわけではなく,自分で創造的に言語を話すなどすることを指すということが分かった。また,一つの正解がない中,自分で言葉を組み立てることは,誤りが生まれるのは当然ということが分かった。そして,誤りをするから習熟していないのではなく,むしろ第二段階(廣森注:U字型発達曲線の話)に行ったということで成長だということも知ることができた。この三つを今日学んだことで,私は第二言語学習への気持ちが楽になった気がした。創造的に間違いをしながら学ぶのがいいことなので,言語学習は自由で楽しめると思った。このことを中学生や高校生に教えられたら,英語に苦手意識を持つ子も,英語に対する壁を取り払うことができるのかと思った。私は高校生の時,「英語学習のメカニズム」を読んでとても興味が湧き,この授業を実際に受講しています。今受講できていることがとても嬉しく,いつも楽しんでいます。ありがとうございます。この本を読んだことをきっかけに始めたことの一つに,日記があります(今は書けていませんが...)。これは結構有効だったと考えていて,身近に起こったことなので書きやすいし,自由に書くことができました。この日記を誰かに見せて,正しく直してもらえたら,さらに効果的だったのかと思います。これからもこの授業をもとにたくさん実践していきたいと思っています。」


こういう学生が一人でもいるんだったら,時間をかけて授業準備をする甲斐もあります。新しく出版された改訂版,差し上げましょう(笑)。




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6月2日


海外出張も無事におしまい。


前日の夜に自宅に戻って,翌日の朝には出勤とか,なかなか大変。でも,学生さんが一生懸命授業にエンゲージしてくれるので,こちらも頑張らねばと励まされる。


ようやく1つ片付いたので,つぎはこちらの準備。参加費無料とのことなので,関心がある方は是非どうぞ(Zoomリンク送付のため,事前登録が必要なようです)。




上記の準備を始めようと思った矢先,今度はある商業雑誌から原稿寄稿のお願い。こちらは月末締切とのこと。頑張れるかしら…。


2023年5月

5月27日


コロナ明け後,久しぶりのトロント。ということで,サバティカル時にお世話になった先生に挨拶に行ったり,放置していた銀行口座を閉じに行ったり,その他あれこれ。


それにしても,この街はいつ来ても,文句のつけようがない。




しかも,今回はもう1つ,おまけ付き。




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5月22日


週末土曜は,こちらで出勤。大学院教務主任ということで,いろいろしゃべる役回り。院生パネルディスカッションの司会も仰せつかっていましたが,皆さん,積極的に参加してくれて助かりました。


そういえば,来月には研究科単独の進学相談会(こちら)もありますが,私は参加予定はありません。個別に進学相談を希望される方は,メールなどでお問い合わせください。


週末日曜は,院生5名との研究ミーティング。いろいろアイディアを出し合ってもらったうえで,方向性も決まったので一安心。次回は,来月の予定。


ということで,今週も土日休みなしで月曜に突入!


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5月17日


午前中の授業で,「This is the last task for today.」と言ったら,学生さんがボソッと「もう12時なんだ」とつぶやいた。その瞬間,勝ったと思った。でも,ほとんどの日は負けるけど(笑)。


10年以上付き合いのある先生と飲んでいて,ふと「廣森先生はホント人の悪口を言わないですよね」と言われて,そうなんだあと逆に気づかされたり。というか,悪口を言って,何かが改善・解決するなら,言いまくりますけどね(笑)。


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5月14日


今日は日曜だけど,卒業生2人が研究室を訪ねてきてくれました。重要な任務を任されてしまったのですが,私なんかで大丈夫なんでしょうか…。そういうの,得意ではないんだけどなあ…。でも,立派なお酒,もらっちゃったしなあ…。


立派なお酒と言えば,先日はこちら(↓)を美味しくいただきました(皆さん,有難うございました!)。とても飲みやすかったので,すぐになくなっちゃった(笑)。




お酒と言えば,今週も仕事の関係で飲み会が2つほど。来週から海外出張もあるので,体調には気をつけましょう。


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5月4日


GWも終盤。基本,仕事(今日も7時台から出勤)。そういえば,こちらでもようやく予約が始まったようです。


でも,仕事ばかりしていると叱られるので,家庭サービスということで,小旅行なども。これまで(我が家では)温泉と言えば草津だったのですが,今回は伊香保。やっぱり,実際に行ってみないと分からないものです。魅力的な場所がいっぱい。




そういえば,少し前に群馬県の山本一太知事が都道府県の魅力度ランキングの結果に怒って,「法的措置も検討する」とか言ってたことがありましたが,その気持ちもよくわかります。だって,群馬県,いいところですもの(笑)。






日本人って,ランキングとか,他人と比較することでしか,自分の良さを認識できないのかしら。


2023年4月

4月30日


今日は日曜ですけど,学会のお仕事。会場校ということで,おもてなしの心。




論文の修正,書評の修正はほぼ終了。前者は,A4で6枚のコメントをもらって,A4で18枚(計9,059 words)の返答。書くのも大変だったけど,読むのも大変でしょうね(笑)。でも,こちらとしてはやり切った感,満載。


その間,遠方から指導助言のお願いなどもありましたが,日程がちょうど授業とかぶっているので,難しいかな。


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4月26日


先日の学部ゼミに続いて,今度は院ゼミの集合写真。あまりに雰囲気が違い過ぎ(笑)。




学部ゼミの一期生が近く海外赴任になるということで,わざわざ中野に顔を出してくれました。ということで,同じく一期卒で,都内で英語教員をやっている卒業生も加えて,いつものお店(こうなると,誰が先生か,わからない…)。




それはさておき,4年間の海外生活,元気で楽しんでらっしゃい!


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4月21日


今週もあっという間におしまい。朝もあまりにも早くから出勤するので,奥さんに「ひとりサマータイム」とか馬鹿にされる始末(笑)。


学部ゼミは2週目ということで,恒例(?)の集合写真とゼミ新歓。今年度のゼミは9期生と10期生。一つの区切りということもありますし,これからどんな一年になるか,楽しみです。






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4月13日


今日で,すべての授業が初回終了。頑張ったぞ,私。どの授業も順調な出だし(珍しい!)なので,この感じで半期を乗り切りたいところです。そんなうまくは行かないか…。


1つ大きな懸念は,100~150名ぐらいになるかなと思っていた講義が,ふたを開けてみたら,仮登録273名。これは,まずい。


授業が始まると一挙に忙しくなると思って,早々に査読の返答をしたら,はかったようなタイミングで,今度は自分が書いた論文の査読が戻ってきました。査読者Aはいい感じでしたが,査読者Bはコメントだけで3,300 words。これに返答するだけで,論文一本は書けるな。


ただ,この論文のControlling Editorをやってくれているのは,ストラテジー研究などでも世界的に活躍している先生(個人的にも,とても尊敬している)なので,何とか修正して出すつもり。いや,出す。というか,載せる。


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4月5日


新年度が始まってしまいました。今年は,いや,今年こそは,やりますよ。


授業の方は,完全にポストコロナモード。昨年度は講義も対面でMax50~60名になるようにしましたが,今年度は従来通り100~150名ほどになる見込み。ゼミもほぼコロナ前と同じくらいまで,学生を受け入れることになりました。加えて,大学院生はこれまでで最大規模。さて,どうなることやら。


研究の方は,科研(基盤B)も最終年度。研究成果の一部は,来年春に単行本として出版できることになったので,あとは順調に成果を上げるのみ。今年度はいまのところ,5月,6月,8月(2つ),11月(2つ)と,もうすでに6つの研究発表・講演の予定が入っているので,最終的には二桁行くかも。


ということで,皆さん,引き続きどうぞよろしくお願いします!


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