日々雑感

廣森個人や研究室に関する簡単な日記です。

2017年3月

3月31日


今年度も最後の日。大学で(准教授として)働き始めて,早10年。ずっと走り続けた10年だった。


卒業生も明日から社会人。小中高の先生というのは基本的に毎年,(担任として)児童・生徒を送り出すということはないと思うのだけど,大学は毎年,卒業生を送り出さないといけない。去年も寂しかったけど,今年も寂しいな。ただ,今日,長いメールの中でこんな(↓)ことを言ってきた卒業生がいた。私はこういう学生を社会に送り出すために,仕事をしてるんですよね。


「(前略)これからは私たちが日本の社会を引っ張っていく番ですね。置いていかれないように,必死に努力しようと思います。(後略)」


卒業生ということで,もう一つ。現役のバスケットボールプレーヤーの中で,No.1シューターは誰かと言われれば,間違いなく金丸選手を挙げる。明治の卒業生が日本的な選手として活躍しているというのは,素直にうれしい。でも,週末の京都戦は(もう地区優勝が決まってるんだから)ちょっと手を抜いてほしい(笑)。




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3月30日


今日は,学部の英語教員全体のミーティング。この会議を迎えると,いよいよ新年度も目前という気持ちになってくる。気持ちだけで,実際の準備は全然できてないけど。


同じ調査の結果でも,片方は「日本の高校生,学習「受け身」=日米中韓調査」(日本経済新聞)と伝え,もう片方は「日本の授業,受け身的=4カ国高校生調査」(時事ニュース)と伝える。伝え方によって,受け手の印象はまったく異なる。


世の中,こういった類のことがかなり頻繁に起きている。ソースは必ず自分の目で見て確かめ,自分の頭で判断しないと,大きな間違い,失敗を引き起こすことになる。


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3月29日


引き続き,(春休み期間だけど)研究室訪問の対応や出版社での打ち合わせなどでバタバタと。


出版関係で2つほど。1つは先日,こちら(↓)の立派なご著書を謹呈いただきました。著者名を拝見するだけで,間違いない本だと分かります。心して拝読させていただきます。




もう1つは,『英語学習のメカニズム』がまた増刷(これで3刷,累計6,000部)となりました。コンスタントに売れているようで,うれしい限りです。手に取ってくださっている皆さま,ありがとうございます。当面の目標は10,000部です。


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3月27日


昨日は,卒業式。学部のゼミとしては4期生。湿っぽい天気とは裏腹に,皆さん,元気にこの日を迎えていました。この学年は人数も多かったけど,それ以上にパワーのある学生が多かったので,例年以上に疲れました(笑)。でも,手をかけて育てた学生ほどかわいいもの。しばらくは「ゼミ生ロス」が続きそうです。




卒業式後は,追いコン。事前から当日にかけて一生懸命準備してくれた5期生(ありがとう!)のおかげで,とてもよい会になりました。余興の漫才(?)があったり,ムービー上映があったり,おまけにこれまでの歴代の卒業生が(昨年に引き続き)駆けつけてくれたりと,廣森ゼミらしい和やかな雰囲気のひと時でした。1期生から5期生が揃って,4期生を送り出す。う~ん,こんなのなかなかないよ(涙…)。






また,今年もいろいろと頂きものなど。卒業生からのメッセージブック,自作の卒業アルバム,タンブラー(奥さんの分まで!),ゼミオリジナルのマグカップ(これは5期から4期への贈り物)など。卒業アルバムは計30ページ,たかだか2年間でたくさん勉強して,たくさん遊んで,たくさん食べ(飲ん)で,たくさん笑いました。一番充実した時間を過ごさせてもらったのは,私かもしれません。






卒業アルバムのメッセージにも書きましたが,あなたたちは才能の固まりです。これほど才能豊かな学生が20名(+1名)も集まることは奇跡かもしれません。ただ,「本当の才能」とは,「変わらぬ情熱を持って,努力を続けられること」です。これからも,その才能をいかんなく発揮してください。間違いなく,皆さん,自分たちのポテンシャルに驚きますよ。Surprise Yourself!!


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3月25日


ということで,あっという間にシアトルもおしまい。今回の滞在先でもハッピーアワーがありましたが,こちらはワインがタダで振る舞われていました。ハッピーアワー大好きおじさんとしてはとても嬉しいサービスです。




ワインも良いのですが,シアトルと言えば,コーヒー。街の中を歩いても,至るところにコーヒー屋さんがある(これは意外と大事なこと)。スターバックスの第一号店(上2つ),基幹店(下2つ)ともにお邪魔してきましたが,両者ともにそれぞれの特徴がある印象的なところでした。






もう数日滞在したいところでしたが,明日は卒業式なので帰国しないといけません。卒業式以降も4月まで毎日,予定がびっしり入っているのでどうしたものかと思わなくもありませんが,また頑張らないといけません。


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3月24日


引き続き,学会。いろいろ発表を聞いたけど,一番印象的だったのは,院生さん(M2)の発表。発表の仕方やスライドの作り方はとても立派(M2の時点であそこまでできれば十分でしょうね)。内容的にもこういうテーマがこの学会には受けるのだなということが分かり,勉強になりました。




学会のあとは,「大学ウォッチャー」。今回はワシントン大学。名門私立大学で構成されるのがアイビーリーグに対して,名門州立大学で構成される「パブリック・アイビー」の一つにもなっている大学だけあって,こちらも立派。とりわけ圧巻だったのは,図書館。右下は図書館内の一室ですけど,まるで教会かどこかにいるよう。これは勉強がはかどるはず。




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3月23日


今日(現地アメリカ時間では昨日)から,TESOL@Seattle。


相変わらず規模の大きい学会で,今回もメインの会場はシェラトンホテルなんですけど,スペース的に足りないのか,隣りのコンベンションセンターも借りてやってます。ということで,発表と発表の合間に,建物間を行ったり来たりしなきゃいけない。これが意外と(いや,かなり)大変。






最近の動機づけ研究は面白くないなあと思うのだけど,その理由の一つは動機づけの研究というのは本来その性質上,かなり実践的な内容を扱っているはずなのに,教育実践を行う上で役に立ちそうなものがかなり少ない。「実践者の実践の変革に結びつく」(石黒, 2016)ような調査・研究がもっと増えないといけないと思います。


日中は頭をいっぱい使ったので,夜は地元の美味しいもので栄養補給。いろいろといただきましたが,シアトルと言えばやっぱりこれ(↓)でしょうね。もう言葉はいらない(笑)。




WBCの準決勝,日本は結局アメリカに負けちゃいましたけど,アメリカはこの時期どこの州も(野球より)大学バスケ(NCAA)。先週末でSweet16(ベスト16)が出揃い,今週末でElite8(ベスト8)が決まります。「March Madness」はまだまだ続きます。




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3月22日


あっという間に,ポートランドはおしまい。街もそうですが,泊まっていたホテルも良いところでした。立地は便利だし,スタッフはよく働くし,何と言っても毎晩(ハッピーアワーは)ビールがタダで飲めるというのがいい。




アメリカ的な食事(上の2つみたいなやつ)にもそろそろ飽きてきたので,数日ぶりに日本食(お寿司)。いやいや,海外で食べているとは思えない味。






ということで,今度はシアトルに移動。海が近いというのは,やっぱり何となく落ち着く。




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3月21日


自称「大学ウォッチャー」としては,学会期間中に地元の大学を視察することも仕事の一つ。今回は,ポートランド州立大学(PSU)。州立大学にもかかわらず,施設の充実した良い大学でした。左は週末でも多くの学生が勉強してた図書館。右は構内のフードカート(ポートランドの名物の一つのようです)でゲットしたカレー。




大学の本屋さんをのぞくと,こんな(↓)ものも売っていたりする。さすが,アメリカ。早速,院生さんのために購入。




今年の学会は,例年になく発表のキャンセルが多い印象を受けた。「共同発表者のビザが出なくて,今回は私一人です」という発表者もいたけど,とんでもない話。こんな状況がだらだら続くと,ほんとみんなアメリカに行かなくなるよ。


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3月19日


ということで,AAAL@Portlandにやってきました。




海外の学会ですけど,関心のある発表を聞きに行くと,似たような関心を持った人たちが集まるので,結局はいつもと似たような顔なじみの感じに。そんな中,留学関係の発表を見に行くと,social network関係の話が多い。やっぱり,流行っているのかな。




ポートランドはブルワリーの数が世界一。市内だけで64ものブルワリーがあるそうで,自らBeervana(ビアバーナ)と称するほどビールの聖地として有名。ビールだけでも数え切れないほどの種類があるし,ビールと合わせるなら,やっぱりステーキ。




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3月17日


つい数日前にも飛行機に乗った気がしますが,これからまた飛行機。WBC決戦の地,ロサンゼルスに一足先に向かいます(と言っても,すぐにまたポートランドに移動ですが…)。




帰国は3/25,翌日の卒業式に間に合うように(出張を早めに切り上げて)戻ります。さて,無事に戻ってこられるのかしら。


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3月15日


今日は,4期生と一緒に卒業旅行(国内編)@秩父。おそらくこれまでのゼミ生の中で,最も遠くから大学に通っていた学生さんが秩父だったので,どんな所から通っていたのかを自ら「体験」してきました。




列車に乗っている時は「日本昔話の世界」に向かうような感じでしたが,住みやすそうな良いところでした(こういう環境なので,あんな立派な学生が育つんですね)。これは来年のゼミ旅行,有力候補になるのでは(笑)?






下記は学生さんが送ってくれた写真から1枚@長瀞ラインくだり。なかなかの迫力,これは夏は気持ちいいだろうなあ。




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3月13日


廣森ゼミ4期生が書いた本が出版されました。なかなかの大作です。是非,手に取ってみてください。


(画像をクリックすると,拡大表示されます)


アマゾンへのリンクはこちらです。


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3月11日


昨日,今日は台湾で学会。あいにく天気はずっと雨模様で,南に来たとは思えない寒さ。




そんな中でも,張り切って開会行事から参加。すぐ後は,Ellis先生のご講演。共同研究者ら(手前から3人),真面目に聞いてます(笑)。




自分たちの発表の方も,全体でのリハーサルなしにも拘らず,タイムマネジメントも完璧で問題なく終了。さすが皆さん,百戦錬磨です。発表後,会場にいた台湾の院生さんが(指導教員と一緒に),わざわざ本を読んだお礼を言いに来てくれました。海外の院生さんまで読んでくれているというのは,有難いことです。


院生さんと言えば,会場だった大学,現地ではなかなかの名門大学のようですが,学内の廊下にはなんとTOEICのスコアが張り出されてました!さすが,台湾です。うちの学部も来年度から真似をしましょう(笑)。




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3月9日


朝からバタバタと仕事。8割ほど片付いたところで,タイムアップ。急いで自宅に戻って,出張の準備をして,空港へ。


今回は近場だから,普通席(非常口座席)で良いかなと思ってたら,勝手にビジネスにアップグレードしてくれた。頑張っているご褒美だろうか(笑)。でも,機内でも仕事が待っているので,ラウンジでも(泡ではなくて)アイスコーヒーで我慢。




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3月8日


スウェーデンからお便りをいただいて,ふと思い出しましたが,また徴兵制を復活させるというニュースがありましたね。そんな話をしたら,「ジェンダー平等の進んでいる国らしく,女性も対象になる」とのこと。さすが,私たちの「男女平等」という考え方とはやっぱりちょっと違う。


北欧の方は,まだフィンランドしか行ったことがないけど,4月から新しく入ってくるゼミ生の中にノルウェーに留学中の学生さんがいた。そういえば以前,なんで北欧の国旗はみんな十字マークが入ってるんだと(同僚のネイティブに)聞いたら,「ノルディック・クロス」と言うんだと教えられた。理由は,「わからん」とのこと(笑)。


お願いされた仕事の関係で,いろいろと(英語以外の)他教科の教科書なども見てたら,こんな冊子の中にこんな記事が出てきた。そういえば,研究授業やら何やらを任されて,いろいろ忙しいとか言ってたな。


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3月6日


先日,某出版社の企画で座談会がありましたが,その時のゲラが上がってきたようです。月末には印刷される予定だった気がします。




今週の学会出張,ポスター発表だと聞いていたのだけど,じつは口頭発表の間違いだったようで。1~2時間,ポスターの前に立たなくてよくなったというのは有難い話ですけど,出張前に片付けなきゃいけない原稿もあるんだよなあ…。


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3月5日


今日も日曜出勤。頑張り過ぎたせいか,帰ってやろうと思ってたWiiFitをする元気は残ってなかった。


ようやく大学院の入試が終わったと思いきや,早速,研究室訪問のお願い。あのメールの感じだと,指導教員と学生さん(といっても社会人)がセットでお邪魔したいということかな。「2016年度にゼミで先生のご著書を教科書として使用させていただきました」と言われてしまうと,お返事は「はい」か「イエス」しかない…。まあ,ちょうど4月から社会人の方が大学院のゼミに入ってきてくださる予定なので,ちょうどいいと言えばいいのかも。


大学院関係でいえば,学内の他学部(文学部)の学生さんも挑戦したいということで質問に来てました。どんな本や論文を読んでおけばよいのか等々,いろいろ聞いてましたけど,学部3年の時点で感心です(ちゃんと遊んでるのかしら)。


大学院ということで,もう1つ。先日,千葉の高校の先生からお便りをいただきましたが,偶然にも先週お邪魔した大学の(大学院の)修了生ということでした。私が院生の時,SLAのバイブルとしてお世話になった本の著者が指導教員だったそうです。世の中,狭いものです。


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3月4日


昨日は会議日。珍しく2つだけだったけど,1つは仕切らなきゃいけないやつ。でも,だいたい方向性は決まったので,あとはやるだけ。


会議が終わって研究室に戻ったら,ゼミ生が卒業アルバムの打ち合わせをしてた。先日の卒業旅行(香港)のお土産ももらいましたが,なぜかしら丸々と太ったパンダなど(笑)。




ちょうど晩飯の時間だったので,職場近くの行きつけのお店にお邪魔。何やら360度写せるカメラとかがあるらしく試してみる。最近は便利なものがあるものだ。それはさておき,彼らとこうやって飲むのも次(卒業式)が最後かな。早いものです。




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3月2日


今日は,とある会議に出るため神戸出張(日帰り)。11月に着任したYさんも元気に頑張ってました。お国のために,今後も頑張ってほしいところです。


お国のためと言えば,私もちょっと前まではこんなの(2010年),あんなの(2012年),どんなの(2013年)とか,いろいろお手伝いさせていただいていたものの,ここ最近は職場の方が忙しくなりすぎてて「脱退」。たまに集まりに顔を出すと,「あっ,"脱退"した人だ」とからかわれる(笑)。


関西に出張だと言うと,奥さんにこれ(↓)を買って来いと言われる。そういえば,京都にいた時にはよく食べたな。




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3月1日


なぜかしら,手の甲(指の付け根?)がしびれる。ここ数日,パソコンの前に座って,ずっと原稿を書き続けているせいだろうか。明日は朝から出張で,デスクワークはなし。その間に治ってくれれば良いのだけど。


なんとか学園,安倍さんも面倒なものに絡まれちゃった気がする。これ以上長引かないといいけど,そんなうまくは行かないだろうな。前から感じていたけど,やっぱりアキレス腱は…。


ある実験によると,脳は意外と(いや,かなり?)単純とのこと。VR技術を使ったヘッドセットをつけて,クッキーのサイズを実際とは違う大きさに見えるようにする(例えば,実際よりも大きく見えるようにする)と,実際よりももっと多くの量を食べていると勘違いする(結果として,満腹感が変わってくる)らしい。やっぱり,見た目が大事,ということか。


2017年2月

2月27日


さて,今週と来週は少し時間が取れるはずなので,原稿,書くぞ。


原稿と言えば,卒論プロジェクトの方はどうにか来月には出版できそうな見込みとのこと。表紙カバーもずいぶんと立派なものを作っていただきました。学部生が中心となって本をまとめるというのは,全国的にもまれな取り組みでしょうね。


(写真をクリックすると,拡大表示されます)


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2月26日


週末は土日ともバスケ。今回は渋谷(いわゆる,旧日立)との対戦。相変わらず,頑張ってベンチ裏で応援。会場自体もほぼ満員ということで,なかなか人が入ってました。ハーフタイムもちびっ子(100人ぐらい?)が張り切って飛んだり,跳ねたり。






シーズンも早くも後半戦。大事なのは結果だけど,勝敗は1勝1敗。今シーズンのチームバランスを考えると,やっぱり勝敗を決めるのは「15・番長」。キャプテン(元日本代表),もうちょっと頑張ってくれ。




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2月23日


入試の事後処理もとりあえず一段落したので,次週以降の出張の手配など。


来週はある会議に出席するため,神戸出張。関東圏の出席者は私だけとはいえ,朝の10:30から開始というのはキビシイ。前泊はしないというのがモット-だし,翌日は教授会やら次年度に向けた打ち合わせがあるので,日帰りの予定。


翌々週はある学会に参加するため,台湾出張。会場はメインキャンパスが台北にある大学だったので,宿も市内の中心部に手配。そしたら,どうやら会場はメインのキャンパスではなくて,かなり郊外にある別キャンパスとのこと。おいおい,移動にどれだけかかるんだ。そういえば,以前イタリアに出張した時も,Milano(ミラノ)とMirano(ミラーノ)を間違えてエライ目に遭ったことがあった。


翌々々週はある学会に参加するため,アメリカ出張。空の移動はすでに手配済みなので,今回は地上移動の手配。Amtrakの予約なども日本にいながらにして,全部できちゃうんですね。私が留学していた時代などは,いちいち電話して頼まないと予約できなかったような記憶がある。もう「Chicago」が通じなくて困ることはなくなったんだ(笑)。


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2月20日


今日,明日は大学院の入試。しんどい。


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2月16日


昨日と今日は,ようやく少しだけ時間が取れたので,少しだけ空気の良いところへ出かけてきました。北海道に住んでいた頃には,こんな景色は当たり前だったんだけどな。奥さんも言っていたけど,こういうところに来ると,頭がすっきりする。






都会にはお金で買えるものがいっぱいあるけど,田舎にはお金で買えないものがいっぱいある。


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2月13日


午前中は海外から送られてきた論文の査読。下書きはだいたい出来たので,あとはもう一度読み直して点数をつけておしまい。


午後からはこちら(↓)でお仕事。計2時間半,いろいろと小難しいお話など。さすがにこれだけ次から次へといろいろあると,疲れる。




そんな中,ゼミ生(卒業生)から嬉しいお知らせ。ずっと行きたがっていた海外協力隊に無事に受かったとのこと。20代のこの時期に2年間も海外で仕事ができるというのは,これから先の人生にとって,とてつもなく大きい影響を与えてくれるでしょうね。向こうに行っている間に,私も一度は現地を訪ねてみたい。


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2月12日


今日は某学会の運営委員会。今回で今年度は最後。


一昨年,昨年と副委員長,今年は委員長ということで任期はあと一年。計4年になるので,そろそろ足抜けさせていただく頃かな。そんな胸中を見透かされたのか,委員会後は会長先生に誘われてしまった(笑)。


今週末のBリーグはバイウィーク(BYE WEEK)でお休み。バスケがないとこんなにつまらないんだ。


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2月10日


しばらく立ち仕事が続いたのだけど,今日と明日は座り仕事。ただ,ものすごい勢いで黙々と仕事をしたので,今日だけで7割ぐらいは終わったかな。明日,もうひと踏ん張り。


とそんなことを思いながら,「お疲れさま~」とそのまま普通に帰れれば良いのだけど,研究室に戻って原稿書き。学部時代の指導教員が「論文を書かなくなったら,研究者はおしまいだ」とよく言ってました。


書けない(できない)理由ならいくらでも見つかる。でも,それじゃ普通なので,書ける(できる)理由,書かないといけない(できないといけない)理由を探さないといけないのですよ。今回の場合は,自分よりも年下だけど尊敬してる先生が頑張っているので,それにできるだけ応えたいということ。


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2月8日


相変わらず忙しい日が続く中,奥さんの(バレンタインの?)お買い物にお付き合い。お気に入りのものが見つかったようで良かった。ゼロから作るとのことで,出来上がるのは(お渡しは)4月1日とのこと。ずいぶん時間がかかるものだなと思う一方,4月1日というのはこれまた何かの偶然かな。


展開的に,どこかのテレビ番組「…した」に似てるなと思いながら,「シャンパンとか出てこないのかね」と話をしていると,帰り際に渡された(笑)。




偶然と言えば,いいだけ食べて飲んだので,あとワイン1杯だけ飲んで帰ろうかと,ふと通りがかりのお店に(初めて)入って飲んでいたら,ゼミ生2人が現れた。びっくりして,1杯のつもりが3~4本になった…。職場の近くだとあり得るかもしれないけど,こんなところでこんな偶然もあるんだ。


さて,明日も朝から夕方まで立ち仕事。頑張ろう。


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2月6日


週末は仕事だったのでライブで見られなかったけど,Bリーグ,録画で見たところ,京都はいい試合をしてました。先月ぐらいはかなりコンディションが悪かったように思いますが,ここ最近は5連勝ということもあって,チームの調子が少しずつ上がって来てますね。


そんな話を職場の同僚としていたら,その先生,京都チームのオーナーとお友達でした(笑)。いやいや,やっぱり世の中,狭いものです。


さて,明日も朝から夕方まで立ち仕事。今日は血を4本も抜かれたけど,とんかつを食べて元気をつけた(はず)なので,大丈夫(なはず)。


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2月4日


土曜だけど,お仕事。Proceedingの原稿を書いたり,先日の座談会の原稿を校正したり。一通り終えたら,頭痛がひどかった。


原稿で思い出したけど,先日,ある学会から来年度以降の査読委員の(継続)依頼をいただいたけど,丁重に辞退。気がつけば,国内の主要な学会誌はほとんど査読に関わっていて,最近はある学会誌で「×」にした論文が,別の学会誌で(査読として)また回ってくるということがありました。いろんな方の目で審査していただくというのが,学会誌としてのより健全な在り方だと思うので,来年度で任期を終える別の学会誌も次回は遠慮する予定。


さて,明日からはいよいよ入試シーズン本番。高校生の数は毎年減る一方ですが,今年も多くの高校生(去年よりも若干多い,約11万人)が受験してくれているそうです。これから一週間,緊張する日が続きますが,こちらも頑張らなければいけません。


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2月2日


大学院の教務を担当していて一番気を遣うのは,入試と学位論文の審査。今日は後者。


朝から夕方まで丸一日の仕事でしたが,何事もなく,無事に終えられたので一安心。ということで,夜は奥さんとささやかにお疲れさま会。いやいや,緊張していたせいか,いくら飲んでもまったく酔わない…(笑)。


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2月1日


学部事務の方が「グッドニュースです」と嬉しそうに話しかけてきてくれた。聞かさせるのは,たいていは悪いニュース(バッドニュース)なので珍しいなあと思ってみたり(笑)。


どうやら,学部全体で受けているTOEICのスコアが去年よりもまた上がったとのこと。国際ビジネスコミュニケーション協会によると,全国の平均スコアは大学生が562点,社会人が607点だそうだけど,うちの平均(大学2年生)は730点だそうです。TOEICの点数がすべてじゃないし,点数を上げるため(だけ)に授業をやってるわけではないですけど,まあ低いよりは高いに越したことはないでしょう。TOEICのスコアが高いからといって,英語ができる(とくに話せる)わけではないけど,英語ができなければ,TOEICのスコアも低いでしょうし。


昼ご飯を食べ終わって,ちょっと休憩がてらにと思って以下の動画を見てた。思わず,研究室で一人,泣いてしまった。やっぱり,人間が持っているエネルギーっていうのは底知れないな。



2017年1月

1月31日


司法省が大統領に訴訟を起こすとか,大統領が司法省トップを即時解任するとか,相変わらずアメリカはフリーダム。というか,3月に出張で行かなければいけないのだけど,大丈夫かな。入国手続きとかが面倒なぐらいならいいけど,出国とかできなくなったらどうしよう(帰国予定の翌日は卒業式なんだけどな)。


昨年からとある単行本の企画を打診されていたのですが,今日,出版社(メカニズムでもお世話になったところ)から正式に「under contract」となった旨のお知らせをもらいました。最終原稿の脱稿予定は2017年度末。「1年後なので,まだゆとりはあると思っていると,あっという間に過ぎてしまいそうでもあります」とは担当の編集者談。


各分野で活躍する先生方に参画してもらっているなか,私などに取りまとめが務まるのかという不安は拭えませんが,個人的にはとても楽しみでもあります。


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1月30日


今日は明治神宮に出かけてきました。去年は大厄でしたが,大きな病気をすることなく過ごせたことに感謝しつつ,今年もよろしくお願いしますということで御祈願。




夕方は職場の会議。全学の会議でも,学部と大学院ではかなり雰囲気が違う(今日のは後者)。後者の方が何となくアカデミックな空気感が強い。


とある雑誌で見かけた「Cozmo」(コズモ),うちにも欲しい。


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1月29日


今週末もお仕事。土曜は午前中から面接,午後からは会議,打ち合わせ,等々。日曜は出版社の企画による座談会。2時間半という長丁場でしたが,あっという間でした。


座談会での話を聞きながら,そして自分自身の普段の指導を振り返りながら感じたのは,何かを教えたり,指導しようといった時,一番大事なのは「タイミング」だということ。教育というのは,これに尽きる。あまり細かいことは(商売に影響するので)書かないけど,タイミングは教えられる側が握っている。だから,こちらが教えたい時に教えたいことを教えられるわけではない。加えて,教育というのはある一定期間にわたってのみ行われるものなので(教師はいつまでも生徒/学生の傍らにいるわけではない),そのタイミングが来ないまま「教師」と「生徒/学生」という関係を終えてしまうこともある。つまり,タイミングが合わなかったということ。


今日はそのあたりの話ももう少ししたかったけど,まあタイミングが合わなかったかな。


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1月26日


ふと,先日のゼミ発表会(3年のグループ研究,4年の卒論研究)の集合写真を見返してたら,中高の学級写真みたいになってた。40人学級って,こんな感じでした(笑)。




今日で4年の卒論ゼミ(自主ゼミ)もおしまい。留学の成功(今回のプロジェクトのテーマ)ではないけど,「ゼミの成功」にはいろんなカタチがあると思っている。去年の先輩たちと同じように,あの子たちは間違いなく自分たちの力で「成功」を手に入れたんじゃないかな。






(なぜかしら,うちの奥さんが混ざっているのは気のせい。)


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1月25日


今週は試験週間。明日も関連のお仕事など。その他にもいろいろあって,昨日,今日ともに昼ご飯を食べる暇もなかった。


卒論の方はようやくゴールが見えた。あとは明日,最終確認をして,おしまい(のはず)。研究を通じて,分かったことがいろいろあった。「会話継続」という学習方略が大切というのも考えさせられた。でも,本当に大切なことは,人の話を聞かないと,会話は継続できないということ。


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1月23日


無事,帰宅。帰りは少しだけいい席にしたので,体はだいぶ楽。溜まった仕事量を考えると,だいぶへこむけど。




個人的に,「Work hard, be nice.」というMottoで仕事をしてるけど,以下もいい。
Work hard in silence, let your success be your noise. - Frank Ocean


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1月21日


週末はタイのバンコクに出張。そういえば,去年のゼミ生が卒業旅行でタイに行ってた。今年は台湾だったような。そういえば,台湾も3月に出張がある。




東京は最高気温が2,3度とか言ってたけど,こちらは30度越え。ちょっと歩くと,背中が汗ばみそうな感じ(もちろん,学会会場は冷房が効いてるけど)。外は暑いし,中は(エアコンの効きすぎで)乾燥してるので,とにかく喉が渇く。ということで,ビールばかり飲んでる感じ。




ご飯は相変わらず美味しい。イメージで言うと,タイ→マレーシア→シンガポールで同じような料理が食べられるけど,そのお洒落さは徐々に増していく。今日などは,お昼は外資系のステーキ屋さんで肉を食べて,4人で18,000円(1人4,500円)。夜は地元で人気のタイ料理屋さんで好きなだけ食べ飲みして,4人で3,000円(1人750円)。まさにアメイジング・台湾。




ということで,明日にはもう帰ります。


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1月19日


朝は1限から会議。何も9:00からやらなくてもとは思うものの,ただでさえ紛糾しがちな会議なので,頭がまだぼ~としている間にやってしまいたいという側の気持ちも分かる。


午後からはゼミのグループ研究(3年ゼミ),卒業研究(4年ゼミ)の発表会。3年,4年ともにずいぶん頑張ってました。自宅に戻った後,奥さんに「(今日の発表会は)どうだった?」と聞かれ,「良かったよ」と答えると,「あなたが"良かった"と言うんだから,よっぽど良かったんだね」と。さすが,奥さん,よく私のことを分かってらっしゃる。


晩ご飯を食べて,一息する間もなく,いま(23:00)は空港ラウンジ。これから飛行機に乗って,暖かいところへ移動。疲れたよ~。家でゆっくり寝たいよ~。そんなことを思っていたせいか,パソコンのバッテリーとか,家に忘れてきちゃった。どうやって仕事するんだ…。少し休めということか…。




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1月18日


これ以上仕事したら,心身ともに支障をきたす恐れを感じたので,今日はこれでおしまい。


そうだ,バスケを観よう。


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1月17日


今日で大学院の授業はおしまい。後期の火曜は毎週3コマ(+会議1コマ)だったので,正直ちょっときつかった。ただ,授業が終わってから少しして,修了予定の院生さんが「一緒に写真を撮ってください」と研究室にやって来てた。そんな想いで授業を受けてくれていたんでしょうね。その想いに十分に応えられていたかと振り返ると,申し訳ない気持ちでいっぱいになる。


読売オンラインの見出し,「トランプ氏「不支持」51%…異例の不人気」。(読売に同級生がいるので,アレだけど)人気がないこと自体が問題とは思わない。人気というのは,「良い気」も「悪い気」もすべて含めて人気。そもそも話題にも上らないよりはマシ。問題は中身。


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1月15日


週末はセンター試験。受験生の皆さん,お疲れさまでした。いよいよ今年も受験シーズンです。前の職場にいた頃は比較的,この時期は時間が取れたのだけど,こちらの職場に来てからまったく逆。一年で1,2を争って忙しい。


そんな中,今日(日曜!)も3年のグループ研究の相談を受けたり,4年の卒論の添削をしたり,院生の修論査読と報告書の準備をしたりで日が暮れた。


そういえば,ゼミ生が先日の新年会の写真を送ってくれてました。なかなか楽しいひと時でした(あらためて,うちのゼミはいい学生が多いなと感じた)。個人的には,今回の場所は好き。大広間でみんなの顔が一度に見渡せる。飲み放題付きで3,000円というのも,学生の飲み会っぽくっていい。ただ,お酒を飲まない学生には(食べ物が)ちょっと物足りなかったかな。次回は饅頭でも買っていって,テーブルの下から配ろうかしら。




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1月13日


今日は会議4つの日。午前中から芸能人並みに忙しかった。おまけに昨日から風邪気味なので,いつも以上にしんどかった。


来週は海外出張も控えているので,週末で何とか治さないと。


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1月11日


今日は学部の方は(恒例の)ポスター発表。全30グループ,前後半に分かれて,皆さん元気に発表してました。ちなみに,上記2つは学生が選んだ「ベストポスター賞」。






大学院の方は修士論文の提出日。立場上,論文提出の立ち合いなどもしましたが,提出予定の院生さんからは全員無事,時間内に提出がありました(最後は締め切り○分前)。うちの研究室の院生さんも無事に出せましたが,おそらくお正月はほとんど休んでないでしょうね。さて,これまでは何とか順調に来てますけど,来年はどうなるかな。


オバマ大統領のFarewell Address,泣きました(笑)。アメリカ的な挨拶と言えばそうだけど,やっぱり彼はすごい。アメリカのオバマさん,ドイツのメルケルさん,そして日本の今上天皇は,私にとっての絶対的ヒーロー&ヒロイン。この3人のとんでもない偉大さは,歴史が必ず証明するはず。


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1月9日


理研(理化学研究所)が終身雇用の研究者を全体の4割に増やすそうです(例えば,こちら)。昨年4月の時点で研究所に勤める約2930人のうち,約2600人が任期付き研究者というのもどうかと思いますけど。


ニューヨーク,フロリダに行ってた学生が帰国,インドネシアに行ってる学生ももう少ししたら帰国。入れ替わりでトロントに出かける学生。皆さん,羨ましい。私がお出かけできるのはいつになるかな。


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1月8日


お正月から引き続きスポーツ観戦。テニスは錦織くん。準決勝,決勝を丸々見たけど,テニスもかなりメンタルのスポーツだな。


さて,明日は月曜。本格的に仕事も始まる。あるテレビ番組でイモトが言ってた。「憂鬱じゃなければ仕事じゃない」。うん,その通りだ(笑)。


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1月6日


昨日,北大の事務からメールが来てた。ということは,5日から(事務方も)仕事をしてるということですね。


北といえば,父ちゃんからお菓子が届いてた。一緒にお手紙などあって,「少し趣味の幅を広め,遊びを入れての仕事を覚えると,楽しく余力もできるよ」と書いてあった。ははは,そうですね。趣味,…,あまりないなあ。学生と「遊ぶ」ことぐらいかな。


教育の最大の目的というのは,「一人前の大人を育てる」こと。それを小中高大とかけてやってくるわけだけど,大学は最後の砦。トラックレースで言えば,第3コーナーを過ぎてホームストレートを走ってくる若者の最後のひと踏ん張りをサポートするところ。


今まで小中高と関わってきた多くの人たちのことを考えると,最後の砦で手を抜くことはできないんですよね。だから,うち(廣森ゼミ)は厳しい。でも,社会はもっと厳しいぞ。


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1月5日


早いもので,もう1月5日。仕事始めから3日経ちましたが,今日などは4年生も15人ほど大学に出てきて卒論をやってました。2限(10:40-)からやると言っていたので,1限(9:00-)が始まる少し前に出勤しましたが,もうすでに2人の学生が教室に来てました。やるな,あいつら。


年明けは毎年恒例のオール・ジャパン(バスケット)。京都は1回戦はシード,2回戦は大学生(関西学院大学)相手に快勝,3回戦はプロ(名古屋)相手に惜敗。ここに来て,怪我人が多いというのは痛い。困ったけど,どうにか凌ぐしかない。まあ,人生,そういうものです。






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1月1日


謹賀新年。あけまして,おめでとうございます。


ということで,だらだらと食べたり飲んだり,ごろごろとテレビを観たり論文を読んだり。テレビと言ってもあまり面白くないので,バスケがほとんど。あと,WOWOWで福山(雅治)先生と玉置(浩二)先生のコンサートも。


お正月と言えば,おせち。今年のおせちは「和」のテイストが強めかな。やっぱり年を取ってくると,このくらいが丁度よくなってくる。




ちなみに,以下は前回のもの(プラス奥さん)。こちらの方が少し肉々しい感じがあったけど,これはこれで美味しかった。いずれにしても,このぐらいの量が2,3日できれいに片付く。もちろん,この他にもいろいろ食べたり,飲んだりするわけで。そりゃ,太る(笑)。




2016年12月

12月31日


大学で(専任准教授として)教え始めてから早10年。10年目という節目の年ということもあってか,今年は「接続可能性」が低い頑張り方をしてしまった(正直,ここ10年で一番きつかった)。毎年,ここまでは頑張れないと思うけど,来年もできるだけのことはやろう。


皆さん,どうぞ良い年をお迎えください。


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12月30日


今日で"出勤"納め(仕事納めではない)。昨晩は今日の仕事のことを悩んでいたら寝られなかったのだけど,(悩んだ甲斐あってか)自分でも納得がいく結論が出せた。正解のない問題に向かい合う力(向かい続ける力)を最近の若者には身につけてほしい。


高校バスケの頂上戦(ウインタ-カップ),女子は桜花学園が優勝。通算21回目,2年ぶりの王座奪還を果たした名将・井上監督(70歳)は試合後も終始,不機嫌。「あいつら,まったく言うことを聞かない。言うとおりにやっていれば,10点差で勝っていたゲームだ」(最終的には2点差)。やっぱり,井上先生クラスになると,目の前の勝利だけでなく,その先のことまで考えている。ただ勝てばいい,というものではない。論文も,ただ書けば(書き終われば)いいというものではない。


帰り際,ふと気がつくと,職場から富士山が見えてた(真ん中奥)。




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12月29日


引き続き「季節のお仕事」ということで卒論,修論の添削に加えて,学会誌の編集委員長のお仕事。


できれば年内にお誘いいただいたシンポの目途はつけておきたいところ。シンポと言えば,先日,師匠から国際シンポのお誘いも来てた(旅費はもう確保してると言ってました)のだけど,ちょうど海外出張(台湾)とかぶっていた。台湾も発表なのだけど,行かなかったら叱られるかな。


あと,座談会の内容も目途をつけておきたい。公立,都立の中学校の先生方に集まっていただいて動機づけの話をするようなのですが,気がつけば私は「アドバイザー」とのこと。正直なところ,私の方がアドバイスをいただきたい…。


何年か前に,ディズニーランドにゼミTで乗り込んだツワモノたちがいたけど,今度は(ニューヨークとフロリダに留学してる学生さんたちが)ディズニーワールドからゼミTで写真を送ってきてくれました。ワールドワイドに活躍してますね,うちのゼミT。




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12月28日


今年もゼミ生が自宅にやって来て,(ちょっと遅めの)クリパ&忘年会。前菜的なものからお肉,お魚(と言っても,北海道から送ってもらったホタテ),ご飯,お鍋,デザートと一通り用意しましたが,皆さん,全部きれいに食べてくれてました(笑)。


いろいろとお話もできて,私(と奥さん)にとっても楽しいひと時でした。






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12月26日


生まれて初めてのぎっくり腰。こんなにしんどいものなのね。


自宅で安静にしていたいものの,「季節のお仕事」がいろいろ入っていたので,痛み止めを飲んでタクシーで出勤(笑)。卒論組は今日も頑張ってました(あまりに荘厳な風景だったので"隠し撮り")。私など,毎年のことなので慣れてしまいましたけど,皆さん,こういう経験は(10年後ぐらいには)懐かしい,いい思い出になりますよ。




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12月24日


下記を著者の先生からご送付いただきました。クリスマスプレゼントですかね(笑)。有難く拝読させていただこうと思います。




関連して,先日,次期学習指導要領の改定方針について中教審の答申が出ました(例えば,こちら)。 小学校の英語教科化,このまま行くと,また新たな「格差」が生まれる気がします。


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12月23日


昨日のゼミで年内の授業はすべて終了。低気圧のせいか,頭痛がひどくてしんどかったけど,最後なので休むわけにもいかず気合で乗り切る。授業は相変わらずの延長戦で,終わったのは21:00すぎ。帰宅後にビールを飲む元気もなかった。


今日(祝日)も一日働いて,疲れたなあと思って帰宅したのだけど,卒業生(3期生)からのメールでいっぱい笑わせてもらったので元気が出た。彼(女)らが社会で頑張ってくれていると,私などでも救われるのですよ。私は自分の自己実現(研究者としての自分)を犠牲にして,彼(女)らに「投資」してる。それは私が勝手に選択して,私の責任で勝手にそうしてるだけだけど。その理由は,私一人が頑張ってできる「社会貢献」よりも,毎年15~20名の卒業生がそれぞれできる「社会貢献」の総体の方が大きいと信じているから。


なので,卒業生(もちろん現役生も含めて)が活躍してくれると嬉しいし,安心するし,救われる。別に(私のように)無理をする必要はないけど,真面目に一生懸命やることが大事。ということで,皆さん,各自の持ち場で各自の持ち味を出して頑張ってください!私ももうひと踏ん張り,しますよ!


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12月21日


今日もお客さんがいっぱい。次年度からゼミに入ってくる6期生の学生が「動機づけの本,どれを読んでおいたらいいですか?」と質問に来たり,2期生が研究のお手伝いでやってきたり,1期生が一緒に飯を食ってくれと誘って来たり(あとから気がつきましたが,ボーナスが出たんですね)。


そういえば,一昔前は「先生,今日,何も食ってないんです」とか言って研究室にやってくるゼミ生もいました。しょうがないなあと思いながら,安い居酒屋(立ち飲み屋)に連れて行って,飯を食わすわけですが(笑)。当時は参ったなあと思わなくもなかったですが,今思えば懐かしい話です。


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12月20日


今日は,久しぶりに(というか珍しく)切れそうになった。年末も近いことだし,心穏やかに過ごしたいものです。


院生の修論(初校)が出てきた。計110ページ,22,500words。だいたい例年並み。今年の場合は,1週1チャプターのペースでここ1ヵ月半ぐらい進めてこれたので,特に驚くような内容が出てくる心配はない(はず)。


Bリーグの話。京都は2週続けて,カンファレンス上位の東京,栃木に1勝ずつをあげ,2勝2敗で乗り切った。下手すると4敗もあるなと思っていたので,嬉しい誤算。とりわけ,もっとも厳しかった4試合目について,「40分間のうち,勝っていた時間帯は30秒足らず」とは勝利後の岡田選手のコメント(この試合,シーズンハイの29得点)。やはり,バスケというのは人生と似たようなところがある。


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12月18日


週末のBリーグは,京都vs栃木。栃木と言えば,日本人で唯一のNBAプレーヤー・田臥選手がいるところ。彼のプレーを一度は生で見たいという方も多かったせいか,土日ともアリーナは(珍しく)満席でした。


土曜は完敗。力の差を感じながら,そして直前にリードガードの小島も怪我をしちゃったので,日曜もダメかなと思いながら応援。が,しかし,最後の4Qで18点差をひっくり返して見事勝利。いやいや,泣きました(笑)。やっぱり,バスケは面白い。そして,やっぱり浜口さん(京都のヘッドコーチ)はしぶとい。


昨日のことですが,教職組に誘われてご飯。写真を送ってくれたけど,ちょっとレトロ(?)な感じ。皆さん,いっぱい勉強して,人格も磨いて,立派な先生になってください。「教育は魔物」ですよ。




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12月15日


12月は早くも中盤戦。クリスマスまであと10日ということで,研究室も少しだけそれっぽく。その横(右下の写真)は先日,アミューズで働く卒業生が持ってきたポスター。私,応募したいのですが,年齢で引っかかってしまうようでした。




今日は3年,4年のゼミの日。両方とも,もう1ステップ上を目指してもらいたいので,年明けも補講。今日の授業後も警備員のおじさんに「そろそろ帰ってくださいね~」と言われるまで,残ってごちゃごちゃやってました。逆ギレしてる学生もいましたが,まあ,一生懸命やってる証拠でしょうし,甘えてる証拠でしょう。いいことです。


母校からは,以下のようなカードが届きました。こんなことも始めたんですね。




さて,明日も10:00,13:00,15:00,17:00から会議。その後は19:00から職場の忘年会。


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12月13日


知り合いの先生も卒論の添削で悲鳴を上げていたけど,何処も同じ。なかなか(いや,かなり)時間がかかる。そりゃ,21人もいれば当たり前か。




これだけでも手一杯だけど,出版社の方が立派な企画案を送ってきてくださったりする…。この人はすごいと思ったから,前著(メカニズム)でも編集担当をお願いしたのだけど,やっぱり仕事の進め方がプロ。いくらこちらが忙しくても,そんなことを言いたくない雰囲気に自然と持って行く。


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12月11日


ということで,引き続き病み上がりでしんどいのだけど,せっかくチケットも予約していたので,週末は代々木体育館でBリーグ(東京vs京都)の試合を観戦。コートサイドだったので,選手の息遣いもバリバリ伝わってきました。




注目のカードということもあってか,会場もかなり人が入ってましたし,テレビでもBSとCSが両方で中継してましたし,アルバルクのマスコット(ルークと言うらしい)も張り切ってた(気持ち悪いけど…)。




試合の方は,1勝1敗(土曜は敗け,日曜は勝ち)。2つとも勝てるチャンスはあったけど,奥さんと観に行った土曜の試合(敗けちゃった)は大事な場面でミスが出たのが敗因。相手が強豪になればなるほど,勝てるチャンスは少なくなる。そのチャンスをものにするには,いかに「精度」が高いバスケットをするかにかかっている。勝利の女神は細部に宿る(ちなみに,それは仕事でも何でも同じ)。






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12月9日


ここのところ,ずっと無理をしていたせいか体調を崩してしまった。もう若くない証拠。今日は午前中からとある面接をいくつか,午後は大学院の中間発表。先週は博士の中間発表,先週末は学部のゼミナール大会,そして今日は修士の中間発表。たまたまそれぞれの発表を続けて聞く機会を得たけど,いろいろと考えさせられた。


そんな中,学部生からプロジェクトのアドバイスを求められたり,海外から執筆された原稿のアドバイスを求められたり,関西からシンポジウムのパネリストをお願いされたり,というのがほぼ同時にやってきた。こういうことをやっているから,体調を崩す(笑)。


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12月7日


巨人がFAの3人を含めた大型補強。相変わらず,懲りずに,「いい選手を獲って来れば勝てる」と思っているんでしょう。一方で,応援してるプロバスケ選手が「30歳の誕生日ですが?」と記者に聞かれて一言,「自己犠牲の気持ちを持ってチームで勝っていきたいと思います」。チームとか,組織とかって,それを支えてる人(たち)の犠牲があって初めて成り立つもの。ホームランバッターだけを引っ張って来たって,バントをする人がいなければ,試合には勝てない。


今日はある講義で(授業内)試験の日。100人以上受講してて採点が大変なんだけど,何となく毎年,A3両面びっちりに自由記述4~5問を含めて出題している。自由記述の日本語を読んでいると,心配になる学生がちらほらいた(まだ採点が終わってないので,何とも言えないけど)。英語ができる,できないに関わらず,日本語ができないと,「日本人」としては駄目だと思う。


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12月5日


先週末は,学部のゼミナール大会。今年は男子学生トリオ(学生のブログによれば,「チーム・インテリ」)がゼミ代表として出場。例年に比べると,準備が遅れ気味だったので大丈夫かなと思っていましたが,最後はゼミ全体のコラボレーションで本番を迎え,結果は一等賞。おめでとう!








これでゼミ大は三連覇。「英語」「研究」「プレゼン」をゼミの三本柱に掲げていることもあるので,「英語」で日頃の「研究」の成果を「プレゼン」するゼミ大は結果を残したいところ。そんな中,今年もゼミ生がよく頑張ってくれました。出場したゼミ生にとっても,他の(応援に回った)ゼミ生にとっても,良い経験になってくれていればと思います。


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12月1日


プロフェッショナルというテレビ番組を観てたら,「続ける努力を超える才能はない」というのが出てきた。最近,脳科学でも「グリット」というのが流行っている。


従来,才能だとか適性というのは,いかに「短期間」で結果を出せるかという点に焦点が置かれてきたけど,上記の話というのはいかに「長期間」にわたって継続的に取り組めるかということにポイントがある。


感じることは,才能や適性に対する考え方・捉え方が変わってきているというのが1つ。もう1つは,言語(外国語)の学習というのは,一般的には,長い時間をかけて地道に取り組まなければいけないわけで,その点において,新しい「才能(適性)観」というのは,第二言語習得研究とより相性が良いのではないかなということ。


2016年11月

11月29日


今日も働いた。というか,働きすぎた。


授業3つ。院の授業は院生さんが授業後に涙目だった。ダメ出ししすぎたのかな。去年も授業中(卒論の指導中)に泣き出した学部のゼミ生がいたけど,そもそも見込みがなさそうだったり,どうでも良いと思っていたら,いちいちうるさいことは言わない。勉強する時は本気で勉強しないと意味がない。


スウェーデンのストックホルム大学からお客さん(ご一行)がいらしたので,その対応。うちと協定を結びたいとのことらしく,いろいろと情報交換など。最初は大学院間でということだったけど,途中からは学部とセットでいう流れに。数年後には学生,院生,教員が行き来できるようにこれから話を詰めていくことになるかな。


その他,19時過ぎにようやく学生指導を終えたと思ったら,今度は都内で英語教員をしている卒業生2人が研究室を訪ねてきた。「もう20年したら,自分たちの時代が来ると言い聞かせて頑張ってます」とか言ってた(笑)。明日も卒業生2人が研究室に来る予定。


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11月27日


今年も自宅エントランスにクリスマスツリーが飾られる時期になりました。そう,もう今週から12月。教師が走る「師走」。




インカレの応援に行こうと思っていたら,明治は二回戦でコロッと負けてしまった。結局,昨日の女子決勝は白鴎大学,今日の男子決勝は筑波大学が優勝。女子は白鴎が一昨年準優勝,昨年準優勝と来て,今年は3度目の正直で悲願のインカレ初優勝。男子は筑波が3連覇。その前は東海(今年は準優勝)が2連覇してた。今の大学バスケ(男子)は,筑波と東海が頭一つ抜けてる。


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11月25日


文科省や中教審の議論も落ち着いて,新しい学習指導要領の方向性も見えてきたので,そろそろ教科法のテキストの内容も本気で考え始めないといけない。今の流れの中で特に気になっているのは,「動機づけ」や「人間性」のようなものが指導目標として取り上げられている点。正直,そんなものが(簡単に)指導できるんだったら,今ごろ先生方(私を含めて)はこんなに苦労してない。


一方,商売柄(?),「人間性」などの目に見えない構成概念の話をされると,その中身が気になってしまう。おそらく参考にしているであろういくつかの研究を確認すると,「人間性」を構成する要素として「6つの特徴」というのが挙げられている。マインドフルネス,好奇心,勇気,レジリエンス,倫理,リーダーシップ,だそうです。


教育社会学や教育経済学の観点から見た時,こういう資質・能力を持っている児童・生徒・学生ほど将来の年収が高いという研究はよく聞くけど,だからと言って「じゃあ,こういう資質・能力を育てましょう」というのは,まったく別の話。


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11月23日


CNNを見てたら,日本政府がCMを出してた。それ自体はこれまでもあったことだけど(観光関係が多かったかな),今回は安倍さんが登場してた。安倍さん,マリオにもなるし,トランプタワーにも行くし,なかなか歴代の首相にはないタイプですね(個人的には,好感度,高いけど)。


好感度といえば,東洋経済オンライン版の「30~40代に好感度が高い企業・ブランド100」。1位はセブン・イレブン。じゃあ,他のコンビニはと言えば,ロー〇ンが20位,ファ〇マが23位。規模を拡大すると,質が下がるという典型的な例。


一方で,規模を拡大してもうまくやっているところもある。例えば,こちら(↓)。とんこつラーメンの中ではかなり好きな部類。池袋で飲んだ後はちょこちょこ寄って帰るのだけど,今度は職場近く(中野)に新しい店舗ができた。しかも,池袋の店長が中野にやって来たとのこと。早速行ってきたけど,相変わらず旨かった。




ゼミ・スポ大で優勝したからではないのでしょうけど,大学のサイトでうちのゼミが紹介されているそうです(詳細はこちら)。実際の記事などは,記事下段に登場している4期のゼミ生が準備してくれたものです(ありがとう&お疲れさま!)。5期のゼミ生が作成してくれた研究室のオリジナル・ロゴも紹介されています。皆さん,いっぱい使ってください(笑)!




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11月21日


昨日(11/20)は奥さんの誕生日。18歳ぐらいに出会ったけど,いつまでも「永遠の18歳」でいてほしいものです。


同じく,先週末にあったゼミ・スポ大では,うちのゼミが優勝したそうです。うちは文系だった気がしますが,いつの間にか運動もできるようになったのかしら。いや,スポ大は「運」か。


それに引き換え,ゼミ・プレゼン大会は運じゃ勝てない。例年見ていると,これの前後でゼミの雰囲気が結構変わってる気がします。ゼミ大に向けた準備(プロセス),ゼミ大の結果(プロダクト),両方とも大事。プロセスとプロダクトのどちらかだけでも意味(意義)がある。両方ともなければ,何の意味もないけど。


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11月18日


今日は会議(13:00~15:00),会議(15:00~18:30),会議(18:30~20:30)。さすがに一日に7時間半も会議が続くと,疲れるな。当たり前か。


明日は大学院の進学説明会。学生のアポも入ってた。白旗あげたい気もするけど,学生には「頑張れ」ではなくて「(一緒に)頑張ろう」と言っているので,頑張らないと。


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11月17日


今日も働いたな。自宅に帰ったら,奥さんがもう寝てた(笑)。「一人鍋」では寂しいので,明日に持ち越し。グリーンラベルで我慢。


ウイルス性の胃腸炎に引き続き,ウイルス性の結膜炎に罹る学生さんが出てきた。この時期,なかなか大変。そう,この時期は3年はゼミ大,4年は卒論,院生は修論で大変なのです。


発表も作文も「心が動く」ものじゃないと意味がない。心が動く仕事というのが大事。


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11月15日


先週,今週である学会誌の査読(3本)を終えたので,今日,事務局に送付。今度は自分が(編集で)関わっている学会誌のお仕事。先週末が査読の締め切りだったので,こちらの方は査読の取りまとめをして,編集委員会にお諮りして,投稿者にフィードバック。多くが再審査,(そして一部は)再々審査と続くので,まだまだ先は長い。


現在,ニューヨークに留学している学生さんから近況報告。「先日,大統領選が終わり,大学内は不満と不安で溢れかえっています」とのこと。大陸が離れていると,こういったのはなかなか実感としては沸かない(沸けない?)のですけど,かなり深刻な問題。というか,一国の大統領が(一応)通常の手順を踏んで選ばれてるのに,デモとかって,…,あるんですね。


世界はどんどん混迷を極めていくな。


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11月13日


さすがに疲れが溜まっていたので,今日は自宅に引きこもって静養。明日からまた1週間,忙しい毎日が続くな。


明日発売の『英語教育12月号』に書評の執筆を依頼されていました。複雑系関連の研究で今を時めく馬場先生・新多先生の共著です。良い本です。




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11月11日


「CNN English Express」11月号の巻頭インタビューに,「世界一わかりやすい」で有名な関正生先生の記事が載っていました。その中の「必死に勉強して…」のくだり。うん,いいこと言うじゃん,って,いやいや,勉強「も」しましょうね(笑)。




明治ネタでもう1つ。今年も全日本大学バスケ(いわゆる,インカレ)の組み合わせが決まりました。我らの初戦の相手は天理大学。22日11:40,試合開始。うわっ,授業中だ…。2回戦の相手は関西学院大学と香川大学の勝者。24日16:00,試合開始。うわっ,ゼミ中だ…。ということは,3回戦(25日13:20~)まで勝ち進んでもらわないと応援できないということか。頑張れ,明治!


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11月10日


今日も忙しかった。最後の4年ゼミも終わって一息つこうと思ったら,研究室前で3年のゼミ生が待ち伏せしてた。でも,やる気があるやつにはとことん付き合うのがモットー。


自分の指導スタイルをメタ的に見て(考えて)いて,ふと気がつくのは,私は「サポートする」というのは一生懸命だけど,「助ける」というのはあまりしないということ。というか,後者はできるだけ避けている気すらしないでもない。どういう場面でサポートして,どういう場面で助けているかを明確に区別して(言葉で)説明するのは難しいけど,自分の中ではかなり一貫して区別しているように(少なくとも直感的には)感じる。


人をやる気にする,動機づけるというのは簡単ではない。動機づけの論文を書くのは簡単だけど,人の気持ちというのはそんなに簡単なものではない。女子ソフトボールの上野由岐子さんが「心を動かすことほど難しいものはない。だから,焦っちゃいけない」と言ってた。動機づけの研究を始めて10年以上経つけど,まだまだ分からないことが多いな(けど,焦っちゃいけないな)。


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11月9日


アメリカの大統領選もついに決着。2/29付のブログを見直すと,「今回の選挙は統計的に97%の確率ですでにトランプさんの勝利が決まっている」といった記事を紹介してました。トランプさん,本当に勝ちました(笑)。トウケイもそこそこ信頼できるということでしょうか。


学部の方は毎年この時期,次年度のゼミ試関連でバタバタ。昨日は事前に提出する課題の締め切りだったので,今日もそれらを読みながら週末の面接の準備。


大学院の方は来週末に行われる進学相談会に向けて,その準備でバタバタ(詳細はこちら)。私は「全体ガイダンス」では(専攻主任として)入試関連の説明,「研究領域別ガイダンス」では(英語領域の領域責任者として)個別相談を行います。研究科(修士課程,博士課程)に関心のある方は,是非,どうぞ。


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11月7日


週末のBリーグは,首位の名古屋vs京都戦。(ライブでは見れなかったので)録画で見ましたが,土日ともいいゲームでした。1ヵ月前には想像もできないくらい,見ごたえのある40分間。どうしたら,あんな魅力的なチームを作っていけるのかな。


海外のNBAで応援している(いた)のはシカゴ・ブルズ。今年度はHCや選手がほとんど変わってほぼ別のチームになった感じ。そんなブルズが先日,以下のようなゲームをしたようです。


The Bulls just scored 65 points in the first half in Brooklyn, including 8-14 from downtown.

(詳細はこちら。)


3ポイントシュートというのは,入るときはどこから打ったって,何本打ったって入るもの。人生と同じで,調子がいい時は何をやってもうまく行くし,悪い時は何をやってもうまく行かない。大切なことは,調子がいい時間帯をいかに長く,悪い時間帯をいかに短くするかということ。そして,後者の時間帯をマイナスではなく,いかにプラマイゼロで乗り切るかということ。


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11月6日


週末は,ゼミのOB・OG・現役生の合同懇親会。気がつけば,うちのゼミも1期生から5期生まで増えて,どんどん充実していきます。ゼミの主役はあくまで学生,私はサポート役みたいなものですが,皆さんで力を合わせて,これからも皆にとって「心地の良い居場所」であり続けるように頑張りたいと思います。「"居場所"が人を変える」と信じているので。






懇親会は歴代のゼミ長たちの尽力で終始,和やかないい雰囲気でした。いつもは辛口の2期ゼミ長(昨日は1次会,2次会とフルで黙々と働いてくれていました)が,「自分が言うのも何ですけど,客観的に言って,いいゼミだと思いますよ。」と言っていたのが印象的だった。


余興では「廣森語録」(?)なるものまで配られて驚きましたが,彼らのエネルギーと行動力には本当に頭が下がります。皆さん,何かあったら,いつでも戻っておいで。あなたたちは私の宝だよ。






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11月3日


普段は祝日でも授業があるのですが,今日はなぜかしらお休み。ということで,丸一日,デスクワークのお仕事。


季節のお仕事ということで,とある学会誌の論文査読など。論文3本を一通り読み終えて,我ながら驚いた。かなり確信をもって,すべて誰が書いたのか当てられる(笑)。10年以上も似たようなことをやってきたせいもあるのでしょうけど,そんなことに熟練したって仕方がない…。


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11月2日


気がつけば,11月。クリスマスはまだかなぁ…。


昨日は11月1日ということで,無事に着任を迎えた院生さんから早速,便りがありました。いよいよ,「第2章」の始まりなのかな(他人事ながら,10年前の自分を思い起こすと,ワクワク,ドキドキするものです)。ただ,はっきりしていることは,「自分の人生,自分が主人公。だから,自分次第でどうにでもなる」ということ。


今日もお客さんが入れ代わり立ち代わり。研究所の方たちとは,システム開発のお話を1時間半ほど。やはり分野が違うと,全く違ったところに着目するもの。このあたりからも,「The world needs all kinds of minds.」ということの意味がよく分かる。


研究者といえば,イギリスから研究室の受け入れのお願いが来てました。日本で英語を教える英語ネイティブスピーカーの日本語を学ぶ動機づけとアイデンティティの関係を,L2MSSの枠組みから研究したいそうです。うちの場合,個室の研究室とかを用意できるわけではないでしょうから,もっと研究環境が良いところにした方がいいと思いますけどね(どなたか,受け入れをご希望される先生,いらっしゃいません(笑)?)。大学院の授業とかにも出てもらえるでしょうから,院生さんにとっては勉強になるかもしれないですけど。


院生さんといえば,来年度から大学院に来る学生さんが手続きやら家探しやらでやって来てました。まだ学部生にもかかわらず,夏には学会で発表してましたし,いまは学外の学会誌に論文を投稿中のようです。あのモチベーションをこの先5年間維持できたら,私などは足元にも及ばなくなるでしょうね。末恐ろしい気もしますが,先人というのは追い越されるためにいるのでしょうから,もしそういうことがあるとすれば喜ばしいことなのでしょう。


2016年10月

10月31日


昨日,今日は大学祭。




昨年のシャカシャカポテト&タピオカジュース(だったかな?)に引き続き,今年は豚汁。とりわけ,昨日は寒かったせいか,ずいぶんと売れたようです。おかげで,打ち上げはなんと皆さん,おごり(!)。事前準備から頑張っていた明大祭担当のゼミ生を始め,今回は3年生がよく頑張ってました。皆さん,お疲れさまでした。






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10月29日


週末は鳥取に出張。




地震の影響を心配していましたが,予定通り実施されるということでしたのでお邪魔してきました。内容は教育委員会主催の教員研修。主として公立校の先生方を対象に,2時間20分(!),講演とワークショップをさせていただきました。少しでも参考になるようなことがあればと思います。


初の鳥取でしたが,お仕事後はあまりゆっくりする時間も取れないままに帰京。ただ,やはりお魚は美味しかった。北海道にいた頃にはあまりそんなことを思わなかったですけど,東京に行ってしみじみと実感。魚が旨いというのは当たり前ではない(笑)。




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10月27日


相変わらず,マルチタスクでお仕事。疲れたなあと思いながら,ふとGoogleドライブを見たら,あいつら,引き続き頑張ってる。見なきゃ良かったと思いながら,これはこちらも頑張らねば,…。


って,冷静に考えれば,あっちはいっぱい,こっちは1人って圧倒的に不利じゃん(笑)。1人で向き合うのに必要なエネルギーって膨大だけど,やる気のあるやつ(ら)にはとことん付き合うというのがmottoなので,仕方ない。


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10月25日


昨日は,朝から健康診断。午後からは論文の査読をしたり,授業の準備をしたり,学生の自主ゼミ(卒論)をのぞいてみたり。一番最後のやつ,インタビューの逐語録が約44万語とか言ってた。せっかく頑張ってインタビューして文字起こししたんだから,有効に使えるといいですね。


今日は,授業3つのあとは,博士の院生さんたちを自宅に招いてささやかなホームパーティー。普段,学期の真ん中にこういうのはやらないのですけど,大学に就職が決まった院生さんが来週の着任(11月1日付)に向けてお引越しということだったので,(平日ですけど)ちょっとしたお祝い。能力・資質は十分過ぎるほどあるので,今後も順調に活躍していってくれればと思います。


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10月23日


今日は結局,13:00~17:00まで喋りっぱなしだったので,日が暮れる頃にはかなりぐったり。しかも明日からまた1週間,びっちり予定が入っているし,週末はまた講演。体力,持つかな…。


先日の「英語科教育法」に続けて,今度は(他大の院の)授業担当のご相談。院生に現職の先生が多くて,希望する研究テーマに学習者要因が増えているので,この関連の授業を新設したいとのことでしたが,私などよりももっと適任の方がいっぱいいらっしゃるでしょうに。


一方で,うちの英語領域を見ていても,最近は私のところの分野で受験してくる志願者が一番多くなっているので,研究テーマ的にも流行っているのでしょうね。類似したテーマに関心を持つ方が増えていくというのは嬉しいものです。


そういえば,私が今の職場に着任した時,ある先生に「廣森さんは何が専門なんですか?」と聞かれて,「モチベーションです」と答えたら,「ライバルが多いから大変でしょ」と言われた。そんな風に考えたことはなかったな。当該の分野で権威のある偉い先生になりたいと思ったこともないなあ。関連分野の研究がどんどん進んで,一番関心がある授業改善,教育改善につながればいいなということぐらいかな。


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10月22日


昨日は,会議の日。10:00~,13:00~,15:00~,17:30~。終わったら,もうクタクタ。


今日は,朝から来年度向けのゼミの全体ガイダンス。毎年,なぜかしらこの日は出張に出ていて(一昨年は愛知で講演,昨年は愛媛で講演),今年も何かとかぶるかなと思っていたら,ちょうど1日ずれた(明日は都内で講演)ので,久しぶりに最初から最後まで参加。あらためて,うちの学部には魅力的な先生がいっぱいいるんだなあということを再認識。


ということで,明日は13:00~15:00まで講演。その後は座談会,茶話会,懇親会といろんな「会」がセッティングされているようですが,次の日(月曜)は朝から健康診断なので,さすがに最後のやつは遠慮させていただく予定。


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10月20日


今週で,今期の授業も5回目。もう3分の1が終わったのですね。早い!今期は前期に比べると,手応えがある授業が多い,という印象がある。あくまで印象だけど。


他大学で「英語科教育法」の授業担当をお願いされたけど,丁重に「ごめんなさい」。自分のところの研究室に所属している学部生,院生,約40人に目配り,気配り,心配りしてるだけで精一杯。肥料をいっぱい与えるようなことはしないけど,水分が足りなくなって枯らすようなこともさせない。


彼ら,社会に出て,上司や同僚を持って初めてわかるはず。私がどれだけ彼らのことを考えていたかを(笑)。でも,まあ,人生ってそんなもの。親の小言と冷酒は,あとになってから効いてくるんだよ。


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10月19日


今日も,○○省委託事業の件でメールをいただいて,その仕事の存在を思い出しました。日々,四方八方をどんどん固められていきますけど,下記のようなことわざもあるようですし,地道に頑張るしかないでしょう。


"Success usually comes to those who are too busy to be looking for it."


大学院の方の話。今週は学振研究員の審査結果の通知がありました。研究科としては,去年,初めて研究員に採用された院生が出ましたが,今年もD1の院生が面接候補に残りました。今後,「発表4分,質疑応答6分」の面接があるそうですが,うまく行くといいですね。


と思うとともに,うちの研究室でも特別研究員に採用されるぐらいの院生さんを育てて行かないとダメですね。この先5年ぐらいのうちに1人は出てほしい。


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10月17日


今日は朝から会議。昼過ぎに自学部のものが終わった後は,他学部のものに参加。クタクタになって研究室に戻ったら,ストレスをためたストレス組が待ち受けていた(笑)。


とある研究所の先生から,研究室訪問のお願いを受けました。これまでのお仕事を拝見するに,私とは全く違う畑(プログラミングやソフトウェア開発)で研究されてきた先生のようです。


最近はSLAの分野でも,文系と理系の研究者がコラボレーションした取り組みが増えつつあります。先日も,某王手企業の英語研修プログラムの開発に携わっている方から研究協力の依頼を受けました。個人的に,関心がないわけではないのですが,なかなかそこまで手が回らないのですよね。情けない限りです。


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10月16日


週末は,奥さん共々クルージング(!)にお誘いいただいたのだけど,相変わらず仕事。久しぶりの快晴だったから,気持ち良かっただろうな。


先週末に学会誌の投稿締め切りがあったので,編集委員長の仕事もガチャガチャと。その後は原稿の校正。編集者の方に「素敵な書評を…」と言われたので,ちょっとだけ嬉しい。


編集と言えば,先日,契約書を交わした出版社から,早々に「座談会のお願い」というのが来た。動機づけをテーマにして,現職の先生方と私を呼べばどうにかなるというものではないような気がするけど。おまけに私とか,内向的だし,コミ障だし,そういうのダメだって…。


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10月14日


今週は,とある件で送り出す側から「お願いします」,また別の件で迎え入れる側から「有難うございます」といったお手紙を立て続けにいただきました。いつもながら,こういうのは期待と不安に加えて,(何度経験しても)緊張感があります。すべては「信頼関係」の上に成り立っているので。


送り出すと言えば,東京都の教採。今日は発表日でしたが,4人全員,合格(パチパチパチ)。これで今年度は東京,神奈川,埼玉,愛知と全勝(皆さん,すごいよ)。去年も「奇跡の世代」だなあと思ったけど,今年もだんだんそれに近づいてきた。


Jリーグ(サッカー)のJ1優勝賞金が次年度から21億円,今季の4倍以上の大幅増になるそうです。おいおい,そんなに金があるなら最初から出せよと思わなくもない。おそらく,Bリーグ(バスケット)ができたということもあるのでしょう。バスケ界よ,もっと金を出せ(笑)。と同時に,私たちももっと「投資」をしないとダメなんでしょうね。


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10月11日


2018年に明治維新から150年を迎えるのに合わせて,「明治の日」というのを作ろうという動きがあるらしい。うちの大学はたしか,建学135年(だったかな)。


卒業生2人がぶらっと大学に現れた。どうしたのかなと思いきや,去年に引き続き,大学祭に登場するとのこと。仕事が終わってからダンスの練習とか,君たち,若い!


卒業生といえば,先週末は別の卒業生3人組が「金沢に旅行に来ています!なにか食べたいものはありますか?」とか言ってきてた。「金沢といえば,あんころ餅」って返事したのに,そのあと音沙汰はない。おいおい(笑)。そしたら,タイミングよく同じく金沢に行ってた別の学生さんがお土産に金粉をくれました(ありがとう!)。日本酒にかけていただこうかしら(笑)。


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10月9日


週末は出張に行ったり,バスケを観たり,原稿を書いたり。少しは休みたいものの,さらに今度の週末は委員長を仰せつかっている学会誌の投稿締め切りがあるので,その下準備なども。


そんなバタバタ,ヒイヒイしているのを心配してくださったのか,ずいぶんと立派なニンニクを送っていただきました(私,実はかなりのニンニク好きだけど,こんな立派なのは初めて)。美味しそうだけど,食べたら元気が出すぎて,逆に寝られなくなるんじゃないかしら。




相変わらず「ノーガード」の状態でいきなりパンチが飛んでくるアマゾンのレビューですが,また新しいものを1ついただいたようです。どこのどなたか分かりませんが,有難いコメントです。これに胡坐をかかず,引き続き,精進せねばなりません。




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10月7日


今日は午前中から履歴書,業績書用の写真を撮ってもらいに立川へ。わざわざ立川までという気もしたけど,何となく前回,パスポートの写真を撮ってもらったのもこちらなので。


職場に戻って研究室に着いた途端,同僚のネイティブの先生が走ってきた。そんなに急ぎの用事でもないような気もしたけど,まあ,気になっていらしたのでしょう。


午後からは,非公式の会議。うちは「非公式」でも(事務の方が)少なくともメモ程度は記録を残してくださる。今回の東京都の話,いまさら石原さんに何を聞いたって覚えているわけがない。でも,だから議事録とか,それに類した記録を残すでしょうに。こんな大事なことを決める(決めた)際の記録が残って(残して)いないということはそれ自体,その時の状況はどうだったかを容易に想像できる。


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10月5日


世の中,いろいろあるなあ,いろいろな人がいるなあという,今日この頃。まあ,それが人生。


人生といえば,新たな人生を踏み出そうとしている若者たち。教採の方は引き続き,愛知,埼玉ともに無事合格ということで,皆さん連勝中(パチパチパチ)。去年に引き続き,教員と民間で決断を迫られてる学生さんもいるようだけど,最終的にどちらに進むのかな(ちなみに,昨年は後者だった)。


先日,無事に卒業した留学生の学生さん,小旅行に出かけてきたようです。わざわざお土産をいただきました。ありがとう!




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10月3日


気がつけば,もう10月になってたのね。ということは,今年も残り3ヵ月。早いものです。


10月ということで,多くの企業で内定式などもあったようです。つい最近まで(いや今も?)ぎゃーぎゃー言ってたあの子たちも,4月からは社会人になるんでしょうね。なれるのかな…。


社会人と言えば,教採の方も,まずは神奈川が無事合格(パチパチパチ)。まあ,彼の場合は(3年の頃から)まったく心配してませんでしたが,ちゃんと「合格」って言ってもらうと嬉しいものですよね。ということで,これからは卒論も(これまで以上に)気兼ねなく取り組めることでしょう(笑)。


同じく,東京は10/14が最終の合格発表とのこと(その前に愛知は明日のようです)。


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10月2日


今週末も出勤。「三回忌」ということで広島にお邪魔したかったのだけど,仕事だから仕方ない。


先日,大学院のI期入試がようやく終わったと思ったら,今度はII期入試の問い合わせなど。とくに来年度から担当予定の博士の方は,すでに3件ほど。博士課程とか,能力はもちろん,やる気,根気,元気に加えて,よっぽどの覚悟もないと無理だと思うのですが,皆さん,大丈夫なんでしょうかね。


2016年9月

9月30日


今日は15:00~19:00まで会議。その前後に2つほど「根回し」的な打ち合わせ。世の中というのはなかなか難しいのですよ。


会議といえば,来月の10/21(金)にまた1つ会議が入ってきた。これでこの日は10:00~,13:00~,15:00~,17:00~だ。10/22(土)は演習(ゼミ)の全体ガイダンス,10/23(日)は都内で講演,そして10/24(月)は職場の健康診断。再検査だろうなあ…(笑)。


以下はいただきもの。名古屋と言えば,これ。大好き。有難うございます。




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9月29日


今日も湿度が高かった。気がつけば,東京もシンガポールみたいだな。


木曜は学部の3年ゼミ,4年ゼミ。3年ゼミは後期から留学生2名(1人はフランス,もう1人はセルビアから)が加わったので,今日は歓迎会。終始いい雰囲気で,良い会でした。1年間,思い出がたくさんできるようなサポートが皆でできればと思います。


4年ゼミは授業終了後も相変わらずの延長戦(そのため,歓迎会も遅れての参加)でしたが,まあまあ,まだまだですね。でも,やる意味(意義)があることはすべて大変なことばかりなのだから,仕方ない。


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9月28日


今日,いつもお世話になっているところから,年賀状印刷の申込書が送られてきた。おいおい,もうそんな時期って…。そこまでたどり着くには,まだまだ片付けなきゃいけないことが山ほどある。


まずは今週中に書評を終わらせないと。来週(10月)からは,月末に都内である講演の準備と,鳥取である教員研修の準備に取り掛からないと。ふと思うに,後者とか,あちらの方にも立派な先生方がいっぱいいるでしょうに。


コンビニのコーヒーの中でも,セブンイレブンのものはずば抜けて美味い(と思う)。なんで,こんなに安くて美味しいのかなあと思っていたら,これまで4回の挑戦(と失敗)を繰り返してきて,今回で5回目の挑戦とのこと。なるほどと,合点がいく。リピート購入率も55%(セブンの食品の中でダントツ)とのこと。唯一,残念なのは,職場までの通勤ルートにセブンイレブンがないこと…。


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9月26日


卒論で苦戦してる学生が「demotivationです(はぁ…)」とやってきた。一生懸命頑張っているのはよく分かっていたので,少しだけヒントをあげたら,「remotivationです!」と元気に帰って行った(笑)。動機減退の研究をしている院生さん,目の前にこんな格好の研究対象者(協力者)がいるでしょうに。


そういえば,英語授業に関するDVDを新たに2つ,研究室に入荷しました。その他,関連するDVDはいまのところ50本ほどありますので,関心のある学生さん,院生さんはいつでもどうぞ。でも,借りたらちゃんと「期限を守って」返してね。




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9月25日


今週末は大学院のI期入試。立場上,いろいろと気を遣う2日間でしたが,大きな混乱や問題もなく,無事に終わったので一安心。


うちの研究室(大学院のゼミ)を受験してくれる方も年々,増えてきました。これ自体も有難いことですが,将来有望な若者たちと一緒に勉強できるというのは幸せなことです。


彼ら自身が順調に伸びて行ってくれるというのが第一ですけど,研究室全体の運営に関して言うなら,学部,大学院のゼミ全体でカスケード方式をうまく確立・機能させていくというのが,今後の目標。


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9月22日


今日はBリーグ開幕戦。選手,レフリー,ブースター,それぞれが最大限に集中していた,いい試合だった。これからまたしばらく,「バスケを観ずに,飯が食えるか」という生活が続くな。


バスケットに限らず,チームのスタイルというのは,最初から決まった形があるのではなく,集まったメンバーによって,個々のメンバーの力が最大限に発揮できるチームスタイルを見つけ,身につけていくことが大事。今日の両チームもシーズンが終わる頃には,全く異なった2チームになっているはず。


そういえば,以前,生物学が専門の福岡先生が似たようなことを言っていた。「長い生命の歴史を振り返ってみても,強い種が生き残ってきたわけではない。多様性を尊重してきた種が生き残ってきたのだ」という趣旨だった気がする。学生たちと接する時にも,そういう視点は忘れずにいたいと思う。


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9月21日


さて,いよいよ明日からBリーグ(プロバスケットの統一リーグ)が開幕。バスケットボールの競技人口は全世界で4.5億人。これはサッカーの2.6億人を大きく上回る(ちなみに,バスケの競技人口はスポーツで世界一)。


日本の場合,バスケをしている人口の約8割が小中高生。つまり,「バスケ=部活の1つ」としての位置づけになっている。大人よ,もっとバスケをやれ(笑)。人生で大事なことは,すべてバスケが教えてくれる(はず)!



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9月20日


今日から授業開始。なのだけど,台風がやって来たということで,いきなり6限と7限が休講。と言っても,私の授業は1限,2限,4限なので,幸か不幸かまったく影響なし(笑)。


後期の火曜は3つとも大学院の授業。修士の講義,修士の演習(ゼミ),そして博士の講義。最後のやつは当日,ひょろっと聴講したいんですけど…,みたいな院生も来てましたけど,まあどうにかなるでしょう。


テレビをぼ~と見てたら,スペインの星付きレストランのシェフが言ってた。「大事なのは好奇心,自己批判の目,そして粘り強さだ」。これ,まさに研究者に必須の3条件。なぜって,研究者というのは「ゴールのないマラソン」をずっとしているようなものだもの。


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9月19日


昨日は日曜だけど研究会(皆さん,熱心です)。今回は1回目でしたけど,あれだけの豪華メンバーが継続的に参加することになれば,かなりの成果が得られそうな気がします。


研究会後は懇親会。ビールを飲んでた時は良かったのだけど,ミャンマーのお酒(日本酒)は手強かった(笑)。


今日は授業準備をしておしまい。いよいよ,明日から授業。これから3ヵ月,また戦争だ。


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9月17日


今年度の『英語教育増刊号』(今週発売)には「英語教育図書:各分野今年のベスト3」という企画があるようですが,「英語教育・今年のベスト3<その1>」,「第二言語習得研究(SLA)・今年のベスト3」の両方で,『英語学習のメカニズム』を取り上げていただいたようです。それだけでも名誉なことですが,選んでくださっているのが津久井貴之先生,鈴木渉先生という「間違いないお2人」というのは素直に嬉しいです。




そういえば,昨日,テレビを見ていたら葉加瀬太郎が出てました。彼の音楽は昔から聞いていますが,彼は新しい曲ができるとまず最初に奥さんに聞いてもらうそうです。すると,容赦ない辛辣なコメントがくる(笑)。「そこ,長すぎ」とか「あの曲に似すぎ」とか。


聞いてて,うちも同じだなあと。(日本語の)原稿を書いたら,まずは奥さんに読んでもらう。昔よりは減った気がするけど,いまだに「ここ,分かりにくい」とか「ワクワクしない」とか叱られることがある。有難いことだと思ってるけど,内心ではちょっと傷ついてる(笑)。


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9月16日


今日は会議3つだったのが,急きょ1つ加わって,計4つ。よく頑張った。けど,宿題まで課された…。来週締め切りだというので,週末,また頑張ろう。


以下は,ゼミの専属カメラマンが撮ってくれたゼミ合宿での一コマ。昨年に引き続き,サイリウムによる人文字(?)。ちなみに,私は「@」マーク担当。二重丸みたいになってるけど,なかなかの傑作!






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9月15日


ということで,2泊3日のゼミ合宿も無事終了。今年度も充実した合宿でした。今回,特に感じたのはやっぱり最後まで食べ物が美味しかった。今日のお昼ご飯も気がつけば,皆さん,黙々と食べてました(笑)。




ご飯が美味しいということは,日本酒も美味しい。「ぽんしゅ館」なるところに寄ってもらったので,お土産に日本酒を3本ほど自宅宛に宅急便。そりゃ,そうですよ。だって,JALのファーストクラスで出てくる日本酒だって,山口の獺祭か,新潟の鶴齢だもの。そりゃ,ゲットして帰らないと。(注:ちなみに,私はファーストクラスには乗れません。お金がないので。)


さて,明日も朝から会議3つ。「Have a nice day」(by 西野カナ)


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9月14日


昨日から,この時期恒例のゼミ合宿。往路は蕎麦屋で腹ごなし。30人もいると,場所の手配も大変(ゼミ合宿係の方,お疲れさま)。




今年は米どころ・新潟。やっぱり,お米が旨い。ご飯が美味しいせいか,こちらに来てからは,何だか食べてばかりいるような気もする(笑)。








もちろん合宿なので,3年ゼミの中間発表。全4グループ,前期の進み具合はちょっとスロー気味かなとも感じていましたが,そこはやればできる子たち。ちゃんとしたレベルまで持ってきていました。この後,後期の約3ヵ月でしっかりまとめて行ってくれればと思います。


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9月12日


気がつけば,広島カープが25年ぶりに(セリーグ)優勝していた。そういえば,うちにも「カープ女子」が何人かいたな。個人的には,シーズンを通して,今年は初めて巨人のゲームを1試合も観なかった。


今月14日発売の『英語教育10月号』に寄稿をお願いされましたが,その掲載号ができたということでご送付いただきました。家庭学習の工夫や実際については,中高の先生方の方がずっとお詳しいので,私は(巻頭記事っぽく)より概論的なことを書いています。同特集には,松尾美幸先生や竹下厚志先生など今を時めく先生方も執筆されていますので,ご関心をお持ちの方は是非どうぞ。




そういえば,今月号が印刷される前に,すでに次の記事をお願いされてしまいました。今年はもう3度ほど登場しましたし,後期は21人の卒論プロジェクトもさらに本格化するはずなので(=彼らの本気にはこちらも本気で応えないといけないので),この後はちょっとお休みさせていただく予定。


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9月11日


ということで,帰りも5時間+10時間の長旅でしたが,無事に帰国。乗り継ぎのドーハの空港ラウンジではゆっくり食事をしたり,仮眠室でのんびりできたので,行きよりも少しだけ疲労感は少なめ。仮眠室のお世話担当(?)の人に,「お前はどこから来た?ジャマイカか?」とか揶揄われたけど(笑)。




少しは旅の疲れなど取りたいところですが,明日も教育実習に出かけている学生さんの研究授業,明後日からは2泊3日でゼミ合宿@今年は新潟。戻ってきて16日は,すでに朝から夕方までびっちり予定が入っています。そういえば,週末も研究会とかが入っていた。体調を崩さないように気をつけないと。


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9月9日


早いもので,今日でブダペスト滞在もおしまい。ここは適度に田舎,適度に不便なところが魅力。ビールが安いところは文句のつけようがない。これで公共のトイレが無料だったら,言うことなしだけど。




こちらは日本と比べると,物価も半分ぐらい(の感覚)。おかげで,どこに行っても食べ過ぎたような感じ。滞在中に2度お邪魔したのは,シェフがZoltánさんのお店(笑)。料理のレベルも,ビールのレベルもピカイチ。




結局はこちらに来ても仕事をしっぱなしで何だかなあという感じがしないでもなかったですけど,院生さんから嬉しいニュースも届いたし,良かったのでしょう。頑張っている院生が結果を出してくれるというのは嬉しいものです。そういえば,彼は今の職場に来る前から私のことを知ってくれていたようですから,「付き合い」で言えば一番長いのかな。


うちの奥さん曰く,「忍耐を続けても,チャンスは巡ってこない。大事なことは,挑戦し続けること」だそうです。


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9月7日


早いもので,こちらに来て3日目(んっ,4日目?)。ハンガリーはとても過ごしやすい。まずは人が物静かだし真面目。仕事も時間通りに始まって,時間通りに終わる。地下鉄はもちろん,バスもほぼ時間通りに走っている。おまけに,治安もとてもいい。安心して暮らせるというのは,当たり前のようで当たり前ではないので,とても大事。


こういうところで,Zoltán少年は幼少期を過ごしたんだろうなあと思いながら,Zoltán通りを歩いてみたり(笑)。




こちらの滞在も早くも中日を過ぎてしまったので,今日は午後から少し市内散策。個人的に,ブダペストといえば,Katy Perryの「Firework」のPVでも使われたブダ城。昼に見ても,夜に見ても,外から見ても,中から見ても,何度見ても素晴らしい。






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9月4日


ということで,今日からハンガリーのブダペスト。直行便はないので,まずはドーハのハマド国際空港。ここの名物(迷物?)といえば,世界一大きいテディベア。どうせ作るなら,もう少し可愛くすればよかったのに。




それにしても,ここは空港自体もデカい。世界150ヵ所に飛行機を飛ばしてるハブ空港だけあって,空港内の移動も大変。それに比べて,ブダペストの方は(国際空港と言いながら)予想以上にこじんまりとしていて,妙に親近感を覚えるほど。


10時間+5時間のフライトで,ようやく目的地に到着。もう年も若くないので,体力が回復するまではしばらく時間がかかりそう。


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9月2日


下記(↓),いいコマーシャルだなあ。



と,思って見ていたら,モンスト。そりゃ,ないぜ。


だいぶ前に校正は終えていたのですが,2刷がようやくできたようです。引き続き,どうぞよろしくお願いします。




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9月1日


火曜は大学院の修論指導だったけど,木曜(今日)は学部の卒論指導。13:30から始まって,終わったのは19:00すぎ。疲れたけど,その甲斐あって,かなり進んだぞ。そういえば,金曜(明日)も学部3年のグループ研究指導だった。皆さん,夏休み中にもかかわらず,熱心です。


知り合いの先生が,わざわざこちらのようなチラシを作ってくれました。入場無料,申込不要ということでしたので,お時間のある方は是非どうぞ。


2016年8月

8月31日


あっという間に8月終了。ここに来て,夏の疲れが出たのか,午前中は動けなかった。お昼ぐらいに元気になってきたので,午後から出陣。


最近,「スピー○ラーニング」が少し落ち着いてきたかなと思っていたら,今度は「スピー○ラーニング・ジュニア」というのが出てきた。小学校英語を見越してのことなのかな。ビジネスというのはすごい。


ビジネスといえば,Bリーグの立ち上げに深く関わってる川○さん,やっぱりやり手だな。今度はフジで(ジャニーズも起用して)ドラマ(詳細はこちら)。番組のプロデューサー曰く,「Bリーグが開幕するこのタイミングに,バスケットボールをテーマにした新感覚ラブストーリーを企画しました」とのこと。ビジネスって,こういうふうにやるんだな。勉強になる。


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8月29日


ここ数日はセミの鳴き声が少し和らいだかなと思っていたら,今日はトンボが飛んでた。おいおい,もう秋かよ。


ふと思い返せば,大学で専任として働き始めてから,丸10年。この間,ずっと「背伸び」をし続けてきたような気がするけど,全然,背は伸びなかった(笑)。でも,結果はどうあれ,その気概だけでも持ち続けないと,若い世代の背中を押し続けることは出来んのですよね。


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8月28日


休日出勤して,ごちゃごちゃと仕事。博士の演習を担当しようとすると,シラバスを6つも書かなきゃいけないんだ。しんどいな。


週末は24時間テレビをやってた。今年のパーソナリティーはNEWS。1人,また1人と脱退して,いまは4人なんですね。でも,やっぱり人間,そういうしんどい経験を乗り越えてくると,雰囲気に出てくるものですね。以前と比べて,ずいぶんと魅力的になってた。


ちょこちょこ,こちらのサイトは覗くのだけど,為末さんは自分の思っていることを言葉にするのが昔から上手な人ですね。「心の体力」というのは,感覚的にもものすごくよく分かる。


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8月27日


ということで,怒涛のような集中講義,集中討議は無事,終了。後者はまだまだ問題山積ですけど,ピンチじゃなくてチャンスだと思って,どうにかいい方向に進むよう協力・貢献したい。学部的には,私がこちらに来て一番大きな動きになるもんな。


動きといえば,研究室関連でもちらほらと。学部の方は,あっち関係がいよいよこれから。まずは幸先よく,春先は模試で「E」判定ばかりで,研究室で泣いてばかりだった学生が,無事に「マル」をもらってきました。面接とかの前日は,ゼミTを着て(寝て)たそうです。そのご利益かな(笑)。


大学院の方は,貴重な好機をいただきました。このチャンスを活かすことができるかどうかは,本人次第。でも,彼のポテンシャルなら,期待以上の成果を上げてくれるはずです。


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8月25日


オリンピックのメダリストが揃って記者会見。その中で,ちょうど当日が20歳の誕生日だった体操の白井選手が「今日,20歳になりますけど,30歳になった時に悔いのない20代だったと思えるようにしたい」といった類のことを言っていた。


その気持ちはよく分かる。そう思って自分も努力した記憶があるから。そして,今でもそんな昔の自分を思い起こさせてくれるような学生,院生に囲まれているというのは,幸せなことかもしれないな。


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8月24日


今日から週末まで集中講義。参加者は5人ぐらいかなと思っていたら,18人。意外と多くてビックリ。初日からすでに疲れているけど,最後まで持つかしら。


アメリカのある研究所が発表しているデータによれば,EU加盟国で第二外国語として「英語」を学習する小学生の割合は,2000年では35%だったのに対し,現在は80%近くまで上昇しているそうです。一方で,EUには24の公式言語があって,60以上の言語が存在するわけですね。この多様性にもかかわらず,英語一辺倒が加速化している。しかも,それが複言語,複文化主義を標榜するEUの,さらに小学校段階で起きているというのは忌々しき事態な気がする(とは思うものの,そう言っているだけで済む話でもない)。


英語といえば,無事,ニューヨークに着いた学生さんから早速メールが来てた。「ご飯が美味しくないです」って,あなた,アメリカに合計何年住んでるの(笑)。留学前に英検も立派に1級合格したんですから,「リベンジ」,成功させて来てください。


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8月23日


ふと,AKB48の高橋みなみさんの『リーダー論』を眺めていたら,「できないことは伸びしろ」というのが出てきた。なるほどね。動機づけの観点から考えても,こういうのはとても大事。結局,事実(結果)というのは1つしかないのだけど,それをどのように「解釈」するかというのは人によって違う(80点というテスト結果は,AさんとBさんにとって全く異なった意味を持つ)。自分が持っている「認識のクセ」が分かってくると,自己動機づけ(self-motivation)を考える上で大いに役立つ。


とある書類をまとめるのに,今年度,学内で担当している役職やら委員やらを並べていたら,全部で10個あった(もう1度書くけど,学内だけ)。ははは,こりゃ忙しいはずだわ。


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8月22日


今日はある研究会の予定でしたが,台風が上陸ということで急きょ,延期。体力的にしんどかったので,助かった感も否めない。ただ,今週は3日間の集中セミナーもあるし,執行部の集中合宿とかもある。来週からは海外出張。


その前に企画書のドラフトを仕上げないといけない。学会期間中にいろいろ打ち合わせやら,打診やらを進めていましたが,すべてご快諾をいただけました。皆さん,すでに超多忙の中でしょうけど,有難うございます。つぎは編集の方に頑張ってもらって,編集会議をどんどん通してもらわないと。


そんなことを考えていたら,つぎの講演のお尋ね。2時間の講演の後,1時間の対談とか,私,計3時間も持ちません。


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8月21日


週末は,学会。今回はホストする方でしたので,いろいろバタバタと。一日目は大雨,二日目は猛暑と天候的にはなかなか厳しい中でしたが,終わってみれば「全国英語教育学会史上最多の参加者・発表者」ということでした。学会の成功を判断する1つの指標は参加者数でしょうから,多くの方に会場に足を運んでいただけたというのは良かったですね。


合間を使って,研究発表,ワークショップ,シンポジウムなどものぞいて歩きましたが,勉強になるものもたくさんありました。研究がものすごくできる人や教育がものすごくできる人というのがいる一方,両方がバランスよくできる人というのはなかなかいないものですね。バランスを取ろうとすると高く飛べないので,当たり前といえば当たり前かもしれません。もちろん,バランスなど取る必要もないという立場もあるでしょうけど,私のスタンスは「両方,平均以上」。


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8月19日


今週末は全国英語教育学会第42回埼玉研究大会(詳細はこちら)。私の方は大会実行委員ということで,今日は前日準備でバタバタしたり(と言っても,主たる任務は袋詰め),同時並行していた紀要編集委員会に出席したり。


今回は関東甲信越地区が担当ということで,会場は獨協大学。自宅からは中途半端な距離なので,会場近くに宿泊するのは断念。片道1時間ちょっとかかる(ということは往復2時間以上)のが3日続く。明日,明後日の朝も5時起床。しかもこの炎天下の中,しかも連日懇親会の中,日曜日まで無事に乗り切れるかしら。


オリンピックを見ていると,やっぱりドラマがある。バドミントン女子も,4年前のロンドンはオリンピックにすら出られなかったそう。でも,程度の差こそあれ,世の中の人はみんな自分のドラマを生きてるはず。そのドラマをドラマティックにするか,つまらないものにするかは自分次第だろうけど。


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8月18日


オリンピックもそろそろ後半戦。気がついたら,ボルトが100mを3連覇して引退するとかしないとか(200mは明日決勝)。ビックリしたのは引退どうこうではなく,3連覇もしていたということ。つい最近のことかと思ってましたが,もうそんなに前から速かったのですね。


100mと言えば,日本記録は10秒00。いつか切る,いつか切れると言われながら,なかなか9秒台が出ない。ちなみに,この記録は18年前,1998年の記録とのこと。どこかで「陸上に限らず,スポーツ競技は時代とともにレベルはどんどん上がるもの」,「企業だったら(こんなに記録が出なかったら)赤字倒産」という記事を読んだけど,たしかにそういう面はある。例えば,3年とか5年とか時間を与えられても結果が出せないとすると,それはおそらく10年あっても無理だろうと考えるのは普通かも。でも,「美味しいものが食べたかったら,長く待つことも大事」という考え方もある。


結果が云々ということで,もう1つ。「オリンピックは結果がすべて」というのもよく聞く。選手が帰国した時も,メダルを取った選手はそのまま空港の別室に通されて記者会見。メダルを取れなかった選手は,「お疲れさま~」の一言でおしまい。オリンピックに限らず,世の中には「結果がすべて」のことも多々ある。


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8月17日


今日も朝から仕事をどかどかと片づけていたら,途中で具合が悪くなった。やばいやばい…。ただ,おかげで溜まってた査読3本のうち,2本は終わった。これで来週中には残り1本も終わるはず。


とある国際学会から,acceptのお知らせが来たのはいいけど,2通来た。ずいぶんと前に発表の申し込みをしたので完璧に忘れてたけど,どうやら2つ(の発表を)申し込んでいたらしい。ちなみにメール文末に「We look forward to seeing you in Rio de Janeiro.」とか書いてあったことは忘れたことにしたい(笑)。


来月発売の『英語教育10月号』に記事を書かせていただきました。「家庭学習の指導」が特集テーマということで,私は「やる気になれる家庭学習: WHY, WHAT, HOW?」というタイトルの巻頭記事を書いています。関心をお持ちの方は,ぜひどうぞ。




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8月15日


昨日の話。水谷くんの日本初というのもすごかったけど,錦織くんの96年ぶりというのもすごかった。彼の場合は初戦敗退,ベスト8,銅メダルということで,3度目のオリンピック(3度目の正直)。今大会,日本初とか,○○年ぶりとかいう記録を残している選手たちは,いずれも2回以上の出場経験の人が多い。やっぱり,一流は失敗から学ぶし,そういった経験を積むというのが大事なんだな。


そして,今日の話。卓球女子は惜しかった。結果しか見てないけど,スコアの流れを見るに,おそらく死闘だったはず。でも,ロンドンで平野さんの背中を見て後輩が育ったように,こういう負けから15歳の中学生が学んでくれれば,東京オリンピックも明るいはず(そういえば,彼女も初のオリンピックだな)。


さて,つぎ(明日)は卓球男子,相手は同じくドイツ。やり返さなきゃ。


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8月13日


世の中,お盆休みとかだけど(事務も一週間,一斉休業),ここ3日とも7時台に出勤しているので,結局いつもと変わらない。まあ,人と同じことをやっていても,人と同じようにしかなれないから,仕方ない。研究者というのは,孤独な稼業。ただ,明日は職場が(毎年恒例の)点検整備とやらで一日停電。ということで,強制退去なので,自宅マンションのラウンジで仕事かな。


ようやく少し時間ができたので,「お待ちしております」「楽しみにしております」と言われながら,はや半年ぐらい経ってしまった企画書に取り掛かる。そんなんだから,なかなか休めないんだよなあというのは,気づかないふり。


企画の概要とともに,執筆者の陣容も固めないといけない。来週火曜はそれらを引っさげて,羽田空港で打ち合わせ(私は飛行機に乗れないけど)。


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8月12日


水谷くん,卓球個人の銅メダル(日本初),おめでとう。


今回のオリンピックを見ていて気が付くのは,体操でも競泳でも卓球でも,みんな,「団体で金(が欲しい)」と言っている。面白いなあと思う。団体で勝つには,必ず各自に「犠牲」が強いられるのですけどね。


あと,スポーツでも仕事でもおそらく何でもそうだろうけど,一流の人は(二流,三流の人と同様に)失敗や間違いもするけど,(二流,三流の人と違って)同じ失敗や間違いを二度としない。自分の失敗や間違いを必ず自分の成長の糧にする。


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8月11日


訳あって,先週,中教審の教育課程部会教育課程企画特別部会で配布された資料(例えば,「次期学習指導要領に向けたこれまでの審議のまとめ(素案)のポイント」)などを熟読。読んだはいいけど,なかなか頭に入ってこない。あまり詳しいことは書かない(書けない)けど,こういうのを例えば,学校(小中高)の先生方が読んでわかるのかな。


一方で,同じく先日,宮内庁が公表した「象徴としてのお務めについての天皇陛下のおことば」。もちろん,発表当日に宮内庁のページ(こちら)で拝聴。天皇陛下のおことばを聞いた後は原文も読み直しましたが,こういった日本語を使えるようになりたいとしみじみ感じました。


とある相談を師匠にしていたら,「"さまよえる学習者"みたいな話があったらいいんじゃない」とか,「自分がバスケに夢中になっているのを省みても」とか。もう真面目に考えてくれてるんですかね…。


一方で,明日の博論の口頭試問は「指導教員の方が緊張しています」と(笑)。そういえば,約10年前,私の口頭試問をこそっと覗きに来た奥さんは,「○○先生(=指導教員)の方が緊張されてた」と言ってました(口頭試問は公開なので,誰でも参観できるのが一般的)。今になって,その時の師匠の気持ちがよく分かる気がします。


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8月10日


オリンピックの卓球が面白い。シングルスで男女3人が準々決勝に進出というのはすごい(おそらく,オリンピック初かな)。


愛ちゃんは今大会は「神ってる」。いつもは調子の良い時と悪い時で少し波があるような感じがするけど,今回は終始,集中力が高くて隙がない。


一方,男子の水谷くん,丹羽くんも頑張ってる。水谷くんは実力通りの感じだけど,丹羽くんは追い込まれても,いつも以上に粘り強く頑張ってますね。ちなみに彼ら,両方とも明治(水谷くんは2013年卒,丹羽くんは現4年生)。廣森ゼミ卓球部の部長とか,なってくれないかな。


昨日,お話させていただいた影響か,早速,アマゾンは「在庫切れ」のようです。有難いことです。




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8月9日


ということで,今日も学会。今日は参加だけじゃなくて,お話もしなきゃいけない日。結構なお客さんがいて(200~250人ぐらいいたかな),偉い先生方もいっぱいいたので,なかなか緊張感がありましたが,今の私にはあれが限界かな。自分的にはやりきった感もあって,満足。


その気持ちを察してくれてかどうかは分かりませんが,これまでで初めて持って行った名刺が全部,売り切れました(いつもよりも多めに持って行ったのですが)。新しい仕事の依頼も3つぐらいお願いされた気もしますが,全部,ごめんなさい(ほんと,しんどいのですよ)。でも,北海道の教頭先生から受けた相談はお手伝いしなきゃダメだな。地元だし,院生の時から尊敬してる先生だし(私,こう見えても「武士」なのですよ)。


出版社も3社ぐらいからいろいろお話をいただきました。そういえば,「原稿,ありませんか…?」というところもありました。「留学とか,興味ないですか?」と喉まで出かけましたが,まだ原稿1ページもなかった(笑)。


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8月8日


今日は東京都の教員採用試験一次選考の合格発表でしたが,ゼミ生は全員,合格(皆さん,まずはおめでとう!)。これで今年度は神奈川,埼玉,東京と5人(受験した学生全員)が二次試験に進むことになりますね。


NBAのバスケットには2種類のタイプがあると言われています。スーパースターを何人か集めてきて,彼らの「個人技」で勝つパターン。もう1つは,チーム力を高めて,全体の「組織力」で勝つパターン。うちはこの2つのパターンを融合したチームです。本当の勝負はこれからですが,安心して思う存分,暴れて来なさい(笑)。




教採と言えば,明日は中高の先生方が会員の8割を占める(会長談)という英語授業研究学会の全国大会で講演をさせていただいてきます(詳細はこちら)。お時間がある方はどうぞ。


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8月7日


今日は,外国語教育メディア学会(LET)のワークショップに参加してきました(詳細はこちら)。




先月のJACETに引き続き,早稲田大学が会場でしたが,改めて近いことを実感。自宅から徒歩で行けるんですよね,15分ぐらい(近いって,便利)。いやいや,だからと言って,あちらに移るとか言ってるわけではありませんよ,念のため(笑)。


参加した2つのワークショップは,どちらも大当たり。内容も知的で楽しく,90分があっという間のひと時でした。これは日曜日にわざわざ出かけて行った甲斐がありました。世の中,やっぱり頭のいい人っているんですね。


帰り際,博士の授業を聴講したいという方にお声かけいただきました。以前から,博士の相談は少なからず受けているのですが,まずは修士の学生も出さないで博士を取るというのはどうかと思っていたので,演習は開講してきませんでした。ただ,この3月に修士の院生(しかも,立派な院生)を送り出して,おおよその流れが分かったので,来年度からは博士の演習(ゼミ)も担当することにしました。


入試は2月に1回だけ(出願期間は12月)ですが,ご関心がある方は是非,事前にご相談ください。


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8月6日


今日は,アナハイム大学・昭和女子大学共同TESOL(英語教授法)一般公開セミナーに参加してきました(詳細はこちら)。


アナハイム大学は20年前に開設されましたが,オンライン授業だけで修士,博士の学位が取得できるユニークな大学です。教授陣には応用言語学,第二言語習得研究の分野では重鎮のBailey先生,Nunan先生や,今を時めくPlonsky先生らが名を連ねています。当日も彼らの話をLive(Webcastを含む)で聞けるというのは,なかなか貴重なひと時でした。






全体を通じて強く感じたのは,やっぱり若いうち(特に院生など)はしっかりと量的研究(統計分析)を勉強しておくことが大事ということ。Nunan先生が言うように,トウケイはあくまで1つのルールに過ぎないのですけど,言ってみれば「英語」みたいなもの。いろんな言語を話せると便利だけど,院生など限られた時間内で習得できる言語は必然的に限られてくる。そうすると,世界的にも利便性が高い英語をまずは学んでおく(使えるようにしておく)というのが大事になる。


そう考えた時,トウケイというのはまさに英語みたいなもの。英語ができるようになって,はじめて世界の人たち(研究コミュニティーの人たち)と話せるようになる。その上で,さらに余裕があるのであれば,フランス語でもスペイン語でも何でもやったらいい。質的研究が用いるマイナーな言語では,ごく限られた人たちとしか「会話」ができない。Nunan先生みたいに偉い先生だったら,周りは分からないなりに頑張って聞くのかもしれないけど。


そんなことを感じた一日。


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8月5日


午前中は海外から飛んできた研究の質問に答えたり,お願いされてた推薦書を書いたり。午後からは細々とした仕事を片付けてたら,日が暮れた。


査読が2つ溜まっているのを放置していたら,また新しいのが飛んできた。これで3つ溜まってしまったのね…。あと,とある委託研究の外部評価委員とかもお願いされてしまった。こちらは5年プロジェクトのなかなか大きい取り組みなので,評価する方もされる方も大変。


アマゾンでまた新しいコメントをいただいたので,何となく。「英語の教材を作る仕事」をされている方のようです。「嫁に見せると文章が堅く難しそう」と奥さんにまで見せていただいたのも有難いですが,最後の一文は書き手の想いをよく汲み取ってくれています。




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8月4日


今日は勤務校でのオープンキャンパス。有難いことに例年,来場者が増え続けていて(昨年は日平均16,000人),これ以上は安全管理が難しいということで,今年からは事前登録制を採用したとのことでした(そういえば,こんな記事もありました)。結果,当日の人の流れは例年よりスムーズでしたが,例年に比べるとちょっと物足りなかったかな。




終わった後は,お手伝いしてくれた5期生,卒論研究を終えた4期生,わざわざ顔を出してくれた3期生を交えて,お疲れさま会。皆さん,良い夏休みをお迎えください。




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8月3日


指導案の添削をお願いに来た学生。彼ならもう少しできるでしょうということで,「Try Again!」。負けられない戦いのときは「A」じゃダメなんですよ,「S」を取らないと。まあ,できると思う学生にしか,そういうことは言わないけど。


大学院のM1全員が受ける必修のオムニバス授業の最終レポートを(受講者全員分)眺めてた。それぞれにいろいろなことを感じ,学んでいたのがよく分かる内容のものが数多くありました。それに加えて「おやっ」と思ったのは,うちの院生,(らしくないぐらいに)いいことを書いている。先日の学部の中間発表でも,(らしくないぐらいに)まともなコメント&フィードバックをしてくれてました。さすが,論文100本読むと,少しずつ「研究のいろは」が見えてくるのかな。まあ,彼がどんな修論を書くかは,この8月,9月の過ごし方で決まるでしょうけど。


大学院といえば,海外からうちの研究室を受験したいという問い合わせがあったけど,募集要項の英語版ってあったかな。


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8月2日


月,火とそれぞれ別の科研の打ち合わせ。話し合いもアツかったけど,天気もアツかった。明日の最高気温を見ても,東京30度,大阪35度だもんな。終わった後は,ステーキ食べたり,お寿司食べたり。あの面子で飲むと,気を許しすぎるせいか,いつも飲みすぎる。


この記事は面白かった。一流と呼ばれる人はみんな並外れた努力をしていて,グラッドウェルはそれを「1万時間の法則」と呼んでいる(『メカニズム』でも紹介した)。そこだけがクローズアップされがちだけど,彼ら(一流と呼ばれる人たち)をよくよく観察すると,努力や練習時間といった「量」的な側面だけでなく,「質」的な側面でも一般の人とは異なったアプローチを採っている。それは練習時に「自分の限界を少しだけはみ出す負荷をかける」こと。


マラソンの高地トレーニングとかもそうだろうけど,こういった方法を繰り返すことで,自分の限界が少しずつ上がっていく。加えて,この種のトレーニングを実行・継続するには,自分のパフォーマンスを常にメタ的に見つめる(振り返る)ことが求められるから,トレーニングの方法や目的自体にも意識が向くようになる。


勉強(研究)にもまったく同じことが言える。


2016年7月

7月31日


週末は,採点業務と成績処理。無事,すべて終了。調子に乗っていたら,都知事選の投票に遅れそうになったので,タクシーで投票所へ。こちらも無事に終了。これで明日から出張に行ける。


出張といえば,月・火は出張,木はオープンキャンパスだと言っていたら,水に模擬授業の指導案を見てくれというお願いが来たり,金に同僚の先生から打ち合わせのお願いが来たり。皆さん,ピンポイントで攻めてきますね(笑)。そうそう,"Monsters University"@フロリダに無事着いた学生からも早速連絡が来てました。


よし,みんな,頑張れ。うちはやる気のある学生がいっぱいいることが自慢のゼミなんだ。お互いやる気を伝染させて,さらにやる気を増殖させてくれ。私もやる気のある学生はとことん応援するし,私自身も頑張る。


と思いながら,(学生のために)とあるお願いを教員にしたら,作文のお願いが返ってきた。う~ん,まあ,"Give and Take"だから,仕方ない。別件で,出版企画の協力依頼をしたら,とある委員の就任依頼が返ってきた。"Give and Take",いやいや,これは全然釣り合わない…。しかも,あの種の委員会って,50,60の重鎮の先生方ばかりで構成されることがほとんどだから,私みたいな若造がいると絶対,場違い。


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7月29日


今日は会議の日。13:00,15:00,17:00,17:30,19:00と五連荘でしたが,その後も週末に最終の模擬授業を控えた学生の指導案チェック。いっぱいダメ出ししたけど,最後の最後まで粘ってがんばれ。


大学院の会議の方は,前期最後ということもあって,いろいろと提案やらお願いやらご相談やら。来年度から少しテコ入れをしようと思っているので,夏休みも動かないとダメだな。ただ幸先よく,信頼するネイティブ教員に新規授業の担当も快諾してもらったので,まずはミッション1つクリア。専攻主任という役職上,まだまだ質,量ともに院の充実を図らなければなりません。


その一方,学期末ということで採点業務も山場。A3で裏表びっちりの答案が160枚ぐらいあると,採点も時間がかかる。でもまあ,ゼミ生は皆さん相変わらず良い出来でした(トーマス以外)。依頼原稿も無事に終了(今回はなかなか手こずった)。検定教科書も最終的に引き受けることにしました(これで20年は関わることになるのかな)。


その他,(他県から)論文指導のお願いとか,アポのお願いとか,言えないアレとか,いろいろあるけど,もうごめんなさいね,無理ですわ,私には…。来週も月は滋賀出張,火は京都出張,木はオープンキャンパス,土は昭和女子大でワークショップ,日は早稲田大でワークショップ。週明けて,火は神奈川大で講演。


おいおい,夏休みってなんだ。


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7月28日


昨日は,後期から留学(ニューヨークとディズニー)に出かける3年生の壮行会。2人とも元気な学生なので,後期からのゼミがお通夜みたいにならないといいのですが(笑)。


それは冗談ですが,留学に出かける仲間にみんなで色紙のメッセージみたいのは渡すというのはなくはないのでしょうけど,留学する側からみんなに1人ずつ何かを渡すというのはあまりないパターンかも。私まで頂いちゃいましたけど,女子力,高いですね。




今日も卒論指導とかだったけど,(今年も)いよいよ涙目になってくる学生が出てきた。でも,まだまだ,これからが本番。プロジェクトに決めた時点で,1人じゃ乗り越えられない壁を越えることにしたんだから。


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7月26日


来月のWOWOWプログラム・ガイドの表紙。いい写真だ。錦織くん,頑張って(笑)。




そういえば,『若草物語』の著者,オルコットも似たようなことを言ってた。いい言葉だ。


He who believes is strong; he who doubts is weak.

Strong convictions precede great actions.

-Louisa May Alcott (U.S. novelist and poet, 1832-88)


5期のゼミ生から「第一回卓球大会について」という件名のメールが来た。いい件名だ(笑)。


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7月25日


今日は朝から病院。日によって,採血が4本だったり,6本だったりするけど,今日は前者だった。結果,体力的なダメージはだいぶん抑えられた。


大学に戻ってからは,試験監督したり,ヘビーな会議に出たり,4年生の勉強会をのぞいたり。最後のやつは,卒論プロジェクトを進める上で読んでおいた方がいい必読本の輪読会。試験やらレポートやらで忙しい中,よくやるな,あの子たち。変態だ(笑)。でも,彼らに期待しているのはこういうこと。「一人の天才より,チームの力」。


日本はこの先しばらく少子化が進む。これまで以上に人材が大事になってくるし,そういう人材を育てる教育がより大事になってくる。彼らに育ってもらうことは,日本の未来を救うのですよ。私は本気でそう思ってるし,そうじゃないと,自分よりも彼らに投資なんてしてない。


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7月24日


土日ともに出勤。合間に卒業生が遊びに来てた。週明けはアメリカからの観光客を乗せた添乗とのこと。たしかに,お互いL2同士なら気合と雰囲気で乗り切れそうな気もするけど,英語母語話者が相手だと緊張しますね。


依頼原稿がなかなか進まない。いつもそうだけど,方向性が定まるまでが一番ツライ。このしんどさは何度経験しても楽にならない(少なくとも,私の場合)。慣れることでもう少しどうにかならないものかと思うけど,熟達化することでスムーズになるのは書き始めてからの話。アイディアをカタチにしていく作業というのは時間がかかるし,細切れの時間ではなかなかできない。


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7月22日


今週で前期の授業もおしまいということで,いつも以上にバタバタと。


週2回で15週,計30回近くあった英語授業も無事終了。最後の週は受講生それぞれに半期を通じて学んだことを発表してもらいましたが,「深い学び」があったことを感じさせるプレゼンがいくつもあって感心&感謝。


ゼミの方は,3年はグループ研究の進捗報告,4年は卒論の中間報告会。いずれも頑張っているのはわかるけど,まだまだ良くなる余地がある。会が終わった後,「私はしつこいんです!」とか言って食らいついてきた学生がいたけど,そういうのが大事。世の中には「負けられない戦い」というのがあると思う。そういう戦いに勝つには,何かを捨てないと勝てないけど。


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7月20日


以下の著書をご恵贈いただきました。執筆している方々のお名前を見るだけで,間違いない本だと分かります。しっかり勉強させていただきます。ありがとうございます。




著書といえば,今日はある出版社から編集長,前編集長がいらして,いろいろとお話など。即答は避けましたが,さて,どうしたものか。一度参画すると,平均して10年,20年関わることが多い仕事ですし,先方もそれを見越して(比較的,若手の)私ということなのでしょうけど,正直,今でも精いっぱい。


そんな中,先日に続けて,また別の卒業生3人が研究室にやってきた模様。たまたま私は不在だったので直接は会えませんでしたが,皆さん,立派な名刺を置いて行ってくれてました。と,そこまではいいのですけど,こんなのも。




なんで「おごりたい」時に,わざわざメールするんだよ(笑)。


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7月19日


なぜかしら最近は,卒業生が続けざまに研究室に遊びに来る。昨日も気がつけば,3期生の3人(+同期の院生)がそれぞれアポなしで,今日も2期生の1人が地元・韓国に戻る前にやってきた。


こっちは正直,学期末でそれどころではないのだけど,卒業生がふと立ち寄りたくなる研究室運営というのは大切なこと。いずれにしても,皆さん,元気そうで何よりでした。


なかなか国内に所蔵がない下記の雑誌ですが,うちの図書館で購入してもらえることになりました。他大学の先生でも必要な場合があればご連絡ください。




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7月17日


今日は連休中日だけど,休日出勤。今週で授業は最後なので,その準備。もう一息とは思いたいものの,この終盤に来て,月~木までほぼ埋まってる。最後にこの試練って…。


でも,キャブズが1勝3敗から逆転優勝した時にレブロンが言っていた。「神は,乗り越えられない試練は与えなかった」。私もそう思えるように頑張ろう(笑)。


今年度から,関東甲信越英語教育学会学会誌(KATE Journal)の編集委員長を仰せつかっています。本日,今年度の投稿規定等が学会ホームページで公開されました(こちらから確認できます)。ご関心がおありの方は,どうぞ,ふるってご応募ください。


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7月16日


今日は久しぶりに予定のない土曜だったので,自宅と映画館で映画を観たり,ご飯を食べに行ったり,普通の人間らしい生活。


今週4つ目の査読依頼はなかったので,少しほっとしていたら,関西方面からシンポジウムの依頼をいただきました。あの豪華な面子で,私の指定討論はない。


職場の方は,各委員会の会議予定がどんどん入ってくる。どれも前期終了前に(一応)もう一回ぐらいやっておこう的な雰囲気が否めなくもない。しんどい。


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7月14日


今週だけで論文の査読依頼が3誌から来た。さすがにこうなってくると,どうにもならない。明日も来たら,どうしよう(笑)。


最近の4年ゼミは前期も追い込みなので,毎週,延長戦。今日も帰れまテンかなと思ったら,何とか21:20に終わった。授業自体は16:20からなので,計5時間だけど。体力的には疲れますが,中身はだんだん良くなってきたし,集団としてもどんどん成熟してきたし,面倒を見ている側としては満足。


よし,明日も朝から原稿書いて,講演の準備するぞ。


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7月13日


以前,こちらに現天皇陛下のことを「これまでの歴代の天皇陛下の中で,個人的に一番尊敬している」と書いた記憶がありますが,こちらを読んで改めてそう思いました。


世の中,「昔の思い出」で浸りながら,いろいろと偉そうなことをいう人がいっぱいいるけど,いま,あなたは何ができるの(何をできてるの)ということがとても大事。だから,私は指導するどの学生,院生よりも一番,勉強・仕事をするように努めている。でないと,彼(女)らに「もっとやれ」とか「全然ダメ」とか「(100点中)3点」とか言えない。


でも,そうは言っても,いまの天皇陛下には最後まで日本の象徴でいてほしい。


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7月12日


最近は毎日最低1つは,新しい仕事のお願いが飛んで来るようです。今日はワシントンDCから。今頃過ごしやすい気候なんだろうなあ,いっぱい勉強できるだろうなあと,仕事の内容とは全く関係ないことが頭に思い浮かぶ(笑)。


学生が見ていたスケジュール帳が予定でびっちり埋まっていたので,「You've got a lot of things to do.」と言ったら,「It's because of YOU!」と叱られた。ごめんなさい。


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7月11日


「CAN-DOリスト」の作成が小中高でついに義務化になりました(例えば,こちら)。私,6~7年前にこのあたりの実践研究はかなりやりましたけど,皆さん,これがどういうことを意味してるのかちゃんと分かってるのかな。


学生からのメールに,「時を超えて動機づけてくださる…」というのがあった。動機づけって,時空を超えるんだ(笑)。


今日の夜はまた偉い先生との打ち合わせ(というか,呼び出し)。こちらの先生とは大学院生の頃からのお付き合いになるから,もう15年ぐらいになるのかな。話の要点としては,いまの国策はこう動いている,お前はこのままで良いと思うのか(そんなはずはないだろ),と。危機感は十二分に共有してるつもりだけど,目の前の学生が最優先というのが正直なところ。


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7月10日


久々の土曜の雨(3月ぶりらしい)。夜は研究打ち合わせ。こちらの先生も毎週,全国各地を飛び回っているので,私などよりもお忙しいはず(そういえば,最近はこんなのもありました)。協力をお願いしているプロジェクトについて,いろいろと貴重なアドバイスもいただいたので,何とかまた一歩前進できそうです。


その一方,また別のところから,別プロジェクトのご相談。検定教科書は数年前に一度お断りしましたが,今度は違う出版社。もうすでにキャパは越えていますが,上記プロジェクトを進める上で関係してくるでしょうし,日頃からお世話になっている学会の会長先生からのお話ですし,最近はうちのゼミからも教職を目指したり,実際に教職に就いて頑張っている学生・院生が増えてきているので,今回は受ける方向で考えた方が良いのかな(また,奥さんに怒られるな)。


そういえば,今日は東京都の教採1次。受験してるゼミ生,みんな頑張れ。


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7月8日


授業やら会議やらがわんさか。やっとできた隙間時間に「さあ,原稿書くぞ」と思ったら,学生がやってきて,「いろいろ話すことがあるんですよ!」と。実際,その後1時間ぐらい,機関銃のようにしゃべっていった(笑)。


昨日も一昨年,卒業した留学生(今は韓国の貿易会社で働いている)が,再来週,会社で夏休みを取って日本に行くから,研究室に行ってもいいかと。せっかくの休みなんだから,もっと行くところ,あるでしょうにね。


ユニセフの啓発動画。「6歳の幼女の"服装"を変えると,大人は「近寄るな」と態度を変えた」。



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7月6日


今日の授業では毎回,学生さんから寄せられた「外国語(英語)の学習に関する質問・疑問」に答えるコーナーがあるのですが,今回の質問は「What is the Key to Successful English Conversation?」。んっ,これ,どこかで見たことある。というか,去年のグループ研究でこのタイトルと一語一句違わないタイトルで研究してたグループがいた。ということで,バイリンガールズ復活(笑)。大勢の前にもかかわらず,英語で立派に発表してくれてました。4人とも,ありがとう。


今日だけで今週の土曜夜の研究打ち合わせ,来週の月曜夜の研究打ち合わせ,月末の関西への出張(研究打ち合わせ)の予定が決まった。今週はセミナーやら,ワークショップやらの申し込みも3つぐらいした。今年も暑い夏になりそうだ。


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7月5日


ある学生が「先生,イギリスがEUから離脱したということは,英語の重要性が社会的に低くなるということですか?」と聞いてきた。まあ,こんなことを言っている人もいるぐらいだから,そういった話が出てきそうことは分かりますけど,両者がそのまま一直線でつながるほど,世の中,単純ではないでしょうに。


そういえば,最近,Brexit("ブレグジット"と読むらしい)という新語も話題になってました。Britishとexitを合わせた,イギリスのEU離脱を表す新語らしいです。


英語関連ということで,もう1つ。うちの学部でも,再来年度から一般入試に英語4技能試験を入れることになりました(ホームページはこちら)。あまり細かいことは書けませんが,全国的にもどんどんこういった流れが加速化するでしょうね。


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7月4日


今日は気温は高いし,湿度は高いし,雨は降るしで,典型的な梅雨日。私を含めて,皆さん,不快度指数120%ぐらいでしょうね(笑)。そんな中,出張の事後処理やら出張中に溜まった仕事やらをドタドタと片づけたり。にもかかわらず,新しい仕事も次から次へと飛んできたり。


例えば,海外から新たな査読依頼が来たけど,つい先日査読したばかり。ほんと,そんな余裕はないのでゴメンナサイのメールを書こうと思ったけど,アブストラクトを読むと,なかなか良く書けた論文の雰囲気を感じる。さて,困った。


あと,ある商業雑誌から新たな原稿の執筆依頼をいただいたけど,こちらもつい先日登場したばかりのような気もする。おまけに,メール本文や企画案を読むと,雑誌の巻頭記事として概論的な内容をお願いしたいとのこと。さて,困った。


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7月3日


今日はJACET(大学英語教育学会)関東支部の第10回研究大会。


私の発表は出張疲れもあってか,いつも以上にグダグダだった気がしますけど(にもかかわらず,随分と知り合いの先生方がたくさん来てくださっていました),研究科の博士の院生さんなどは立派に発表していました。彼は普段から1とか2を求められているところに4とか5で応えてくるので,後期の授業も楽しみです(と,プレッシャーをかけているわけではありません,念のため)。


お昼はある先生をお誘いして外に出る(ご飯を食べながら仕事の相談をする)予定でしたが,院生さん3人+修了生1人に誘われて昼ご飯。まあ,普段ゆっくり話したことがなかった院生とも会話ができて,なかなか有意義なひと時でした。


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7月2日


弾丸トラベラーのように,ロシアから戻ってきました。あまり滞在時間が長くなかったですが,ウラジオストク,なかなか良いところでした。海が近いということもあって海産物は新鮮でしたし,何と言っても人が良かった。皆さん,素朴で口数は少なめのようですが,優しい方が多かったように思います。少し見方が変わったかも(やっぱり行ってみないと分かりません)。


8月は編集会議がないので,できれば7月中にラフにでもできている目次案などあれば,と言われたものの,正直なかなかそこまで手が回らない。最近は首も回っていない。


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7月1日


ということで,ウラジオストク2日目。今朝は少しだけ晴れてる感じ。ホテルの部屋からの眺めは,さながら田舎の港町。




今日は午前中から学会@Asia TEFLにお出かけ。会場がまた遠い(もう少し近くのつもりだったけど,タクシーで30分ほどかかった)。




レジストレーションを済ませて,発表をいくつかのぞいて歩いたり,知り合いの先生にご挨拶したり,早々に共同研究者との打ち合わせをしたり。




夕方頃には会場を後にしましたが,タクシーが捕まらない…。結局,バスに1時間ほど揺られて,市内に戻りました。雰囲気の良さそうなレストランで美味しいものをいっぱいいただいて,ウォッカなどもたらふく飲んで,ようやく落ち着いたひと時。


でも,またすぐ明日の朝には飛行機。日本への直行便が飛んでない日なので,ウラジオストク→ソウル→成田という罰ゲーム的な旅程。機内では日曜の発表準備と増刷の初校が出てきたのでその確認。


2016年6月

6月30日


出張でロシアのウラジオストクに来ています。空港はかなり小さめです。




気温は20度前後,日本から流れてくるメールでは30度前後とあるので,過ごしやすいのは間違いないのだろうけど,あいにく天気がずっと悪く,ホテル自体も目の前が海(湖?)でさらに丘の上にあるので,ずっと霧に包まれているという感じ。




街中を少し歩いてみても,体格のいいお兄さんはみんなマフィアみたいに見えるけど,大丈夫なのかしら(笑)。


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6月28日


今日も疲れたな。授業があったり,会議があったりはいつものことだけど,院生に(いつも以上に)ダメ出しの嵐をあげたり,英語で(いつも以上に)気を遣うメールを書いたり。


これは体力を回復せねばということで,夜はニンニクたっぷりの餃子。だけでは飽き足らず,最近自分の中で勝手にブームの蒙古タンメン。相変わらず,辛いけど旨い。




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6月26日


日曜出勤して,週末の学会発表の準備やら,講演の発表要項の準備やら。


ある報告書によると,中年の労働者で1週間の労働時間が55時間を超えている人には,40時間以下の人よりも思考力が劣っているなどの問題があって,例えば短期記憶やことばを思い出す能力が落ちているという。やばい,確実に55時間を超えているし,症状もすべて当てはまる(笑)。


今週末はCELESの学会が三重であったのでお邪魔したかったのだけど,上記のこともあって断念。この前,研究室を訪問してきた彼も唯一の学部生として発表してました。ああいう立派な学生さんは,そのまま順調に伸びてくれればと思います。


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6月24日


今日は大学院のオムニバス授業があったり,その前後に院進学を希望されている方の研究室訪問があったり。後者は,すでに専任で英語を教えられていて,子育てもされているというエネルギッシュな先生でした。ああいうパワフルな方が研究室に加わると,他の院生も大いに刺激を受けるでしょうし,院自体もさらに充実していくでしょうね。私などはそのパワーに圧倒されそうな気もしますが…(笑)。


イギリスの国民投票が終わって,EU離脱派の勝利がほぼ確実になったようです。今後,キャメロン首相の責任論(辞任)の話も出てくるでしょうし,ドイツのメルケル首相が辞めるのも時間の問題でしょう。これで世界はますます混迷へと突き進むことになった。


そんな中,ある本(2016年刊行)の第1章の一番最初のところを読んでいてびっくりした。


「(前略)英語教育の目的は,一言で言えば,受容から発信へと大きく変容してきています。その理由は,現在はグローバル社会を生き抜くという,官民を挙げた戦いの真っただ中にあるからです。」


そんな目的のために,英語教育というのはあるのかな。文科省が出してる文章の中にも,「生き抜く」とか「戦い」とかといったワードが頻繁に出てくるけど,そんなもののために英語(教育)をやっているわけじゃないと思いますけどね。例えば「戦い」はつねに勝者と敗者に分かれますけど,この場合,後者はどうなるんでしょうね。


このご時世,資源も限られているわけだし,どうしたって皆で協力していかないと生きていけないのは分かりきってるはず。そんな(困難な)時代を互いに知恵を出し合いながら共に乗り切る,共に生きる(共生していく)ために,英語(教育)というのはあると思うんですけどね。


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6月23日


ふと気が付くと,アマゾンに『メカニズム』の新しいレビューが載ってました。どこのどなたか知りませんが,こちらが思っていることをご自身の言葉で分かりやすく書いてくださっているようです。有難いことです。




今日の最後の授業は30分とか1時間近く延長してしまったので,ゼミ公認のあちらへ。そんな中,乾杯というときにお電話。教職組から今年度の第1号が出ました。景気のいい話です。この後も,どんどん続いてほしいものです。


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6月22日


昨日は誕生日。もう,いい加減,いい歳なのに,無理しすぎなのよね(そのせいか,ここ数年でかなり老けたかも)。ただ,無理をしたくなるような(させるような)連中が周りにいっぱいいるのよね。そうすると,もうちょっと頑張っちゃおうかな,とか勘違いしちゃう。悪循環だ。


学生さんにもいろいろとメッセージなどもらったりというのは有難いのですが,いただくのがこういうもの(↓)ばかりというのは如何なものかと(笑)。




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6月20日


今日は(フリーダムのはずだったけど)卒論指導。今年は最終的に「ゼミ全体」でのプロジェクトに舵を切ったので,必然的にプロダクトは「ゼミ生個人」では達成できないような高いレベル(を目指すこと)になる。でも,彼ら,彼女らなら大丈夫でしょう。だって,あの20人(+1人)が集まるなんて,それだけでも奇跡だもの。


NBAのファイナルも今日でおしまい。勝った方が優勝の最終戦でしたが,結局はキャブズ。チームの皆がお互いを引っ張り合い(高め合い)ながら戦っていたのがウォリアーズ,超人的なスーパースターが(孤軍奮闘しながら)周りを鼓舞して戦っていたのがキャブズ。


ウォリアーズの二枚看板の1人,クレイ・トンプソンは最終戦前に「ヒーローはいらない。今季ずっとやってきたように,"チーム"としてやる」と言っていた。最後の最後でそれが遂行できなかったところが勝敗を分けた。


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6月19日


今日はお休み。一日,家でゆっくりしながら,明日の卒論指導の戦略を練ったり。授業+αでこんなことやるから,学生も教員も全然休めない。


学部の1期から5期のゼミ長が集まって,何やら秘密会議を開いたとか。わざわざ写真を送ってきてくれてましたが,ずいぶんと硬い表情のやつがいる(笑)。




結局,人間の「しあわせ度」を決めるのは,地位でもなく,給与でもなく,人との関係性。(先にも紹介した記憶があるけど)ハーバード大の研究者らが明らかにしたのも,良い人間関係が幸せと健康の秘訣だということ。もちろん,そういった関係を築いたり維持したりするというのは大変。時間もかかるし,体力もいるし,時にはストレスもたまる。ただ,やる意味があったり,価値があることというのは,すべて大変。


ちなみに上記の研究をコーディネートしてるウォールディンガー先生は,良い人間関係を築くもっとも重要な要素は,人の立場に立って考えられること(彼の言葉では「柔軟性があること」)だと言っている。大いに同感。だから,周りの人に関心を持つこと,周りの人をよく観察することが大事。


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6月18日


今日も一日,よく働いた。頑張ったな。


午前中は大学院・M2の中間発表。午後からは大学院の進学相談会。後者はこれまで参加したことがなかったけど,役職ということで入試の説明をしたり,個別相談をやったり。個別相談をしていて思ったのは,かなり調べてきてるのかなということ。他県を含め,学外からも研究室への進学を希望してくれるというのは有難いことです。学部と同じような「変化」が大学院でも起きているようです。そういえば,「出身地(=滝川市),同じです」という方もいました(市町村まで同じは初めて聞いた)。参加者も例年より2~3割多かったようですから,全体的にも盛況だったのでしょう。


夕方からは,卒業生がやってきた。「頑張ってます~」という卒業生もいれば,「シンドイです…」という卒業生もいますが,今日は後者のパターン。私自身,シンドイので,人様のしんどい話を聞いている余裕などないのだけど。ただ,この学生,これまでで一,二を争って手のかかった学生で,卒論指導でも何度もさじを投げようかと思ったけど,「社会に出てみたら,先生は本当に私たちのモチベーションが保てるよう,サポートしてくださったんだと感じました」とか言ってた。卒業してからでもそういうことにちゃんと気づいてくれたんだったら,放っておくわけにはいかない。


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6月16日


私は昔からJAL派だけど,ライバル会社に就職が決まった学生が挨拶に来てくれてた。いろんな話を聞かせてくれたけど,思わず「へぇ~」と言いたくなるようなことばかりだった。


「常に人に笑われてきた歴史,悔しい思いをしてきた歴史の中に僕はある」。日米通算で最多安打を達成したイチローが言ってた言葉。なかなかうまく行かないな,しんどいなと感じることばかりだけど,それと「共生」しながら頑張り続けるということが大事なんだよな。


そんな中,明日も13:00から20:00まで埋まってる。明後日も10:00から夕方まで埋まってる。その他にも,いろいろ思うこと,感じること,言いたいことはあるけど,そういうことは腹に押し込む。だから,お腹がどんどん出てくる。


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6月14日


昨日の天気はひどかった。朝から一日中,雨と風。おまけに湿度も最悪。そんな悪条件が重なったせいか,イライラしてそうな人が多かった。そのイライラは巡り巡って,結局は自分のところに戻ってきて,もっとイライラすることになるのに。


そんな昨日とは打って変わって,今日は梅雨らしくない晴れた一日。やっぱり天気がいいというのはいい。心なしか,学生も元気だったような。授業が休講になったとか言って,私の授業に潜りこんでた学生もいた(私が学生だったら,確実に図書館で寝てた)。


潜りこんでたと言えば,来週の大学院の授業を聴講させて欲しいという相談が来てました。進学を希望されているようですけど,熱心な方ですね(さすが現職の先生です)。同じく,来週にアポを取ってきた学生さんがいるけど,こちらも大学院だろうな(彼女の場合は海外が向いてると思うけど)。


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6月12日


今週末はゼミのスポーツ大会。バレー,パン食い競争,大縄跳びなど。今年のゼミTも,なかなかシンプルでいい感じでした。結果は残念ながら入賞というわけには行きませんでしたが,皆さん,良い気分転換になったのではないかと思います。




その後は,ゼミ長と人生について語ったり,お疲れさま会があったり,卒業生との飲み会があったり。(少し早いですが)誕生日ケーキまで用意していただきました。久しぶりに終電がなくなるまで付き合ったので,最後の方の記憶はあまりないです。いずれにしても,皆さん,お疲れさま&ありがとう。




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6月10日


週末に英検の試験があるようで,何人かの学生が1級を受けてくると言ってました。頑張って来いという話をしていたところ,ちょうど「The Japan Times」にこんな記事が掲載されていました。試験も何でもそうだと思いますけど,試験自体が「良い」「悪い」という特性を持っているわけではなくて,試験の使い方に「良い」「悪い」というものがあるだけ。


こちら,英語関係の話をもう1つ。村野井先生,相変わらず闘ってるな。メカニズムの「はじめに」にも書きましたけど,あの本は村野井先生が10年前(2006年)に書かれた本がなければ生まれてなかった。私の「心の師匠」,長生きしてほしいです。


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6月9日


昨年12月に出版した書籍の増刷が決まりました。まだ出版されてから半年しか経ってませんが,すでに多くの方の手に取っていただいているようです。英語(教育)系では大手の出版社ですが,「半年で増刷というのは,うちの本ではなかなかの快挙です」と編集者も喜んでました(同時に,次の本×2のプレッシャーもありましたが…)。




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6月8日


NBAのレジェント的な審判。1977年から現役でしたが,ついに引退を決意されたそうです(ちなみに,私が生まれたのは1975年)。




アメリカの大統領選も,いよいよクリントンとトランプの一騎打ち。ふと以前のブログを読み返してみると,「アメリカでいま話題になっている調査結果があって,その調査を発表したある大学教授によると,今回の選挙は統計的に97%の確率ですでにトランプさんの勝利が決まっているそうです」と。ここまで当たっただけでも大したもの。


面接解禁から早1週間。すでに「終戦」を迎えた学生たちもちらほらと。彼(女)らは能力が高いだけでなく,運も良かったのでしょう。一方で,まだ闘っている学生も焦る必要はまったくない。人生なんて,結局は短距離走じゃなくてマラソンみたいなもの。人との競争じゃなくて,自分との戦い。


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6月6日


今日は午前中から教育実習に行っている学生の研究授業にお邪魔してきました(今年度は実習に行くゼミ生が計8人かな)。授業自体はまとめ的な内容で,既習事項のサマリーをグループで作成した後,グループを変えて音読+ディクテーションなどを行っていました。本人,ガチガチでしたが,英語もいっぱい使って,頑張ってました。


それにしても,今回は都立高校でしたけど,校内に「経営企画室」とかあったりして,さながら私立校みたいな雰囲気でした。


最近は今まで経験したことがないことばかりを3つぐらい並行してやっているので,疲れる。失敗しても,うまく行かなくても,知らないぞ。最終的には「私なんかに頼んだ方が悪い!」と開き直ってやる(笑)。


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6月4日


週末だけど,今日は院生さんの作文の添削など。明日は学会の会議。理事会があって,研究大会の実行委員会があって,最後は運営委員会。ほぼ丸一日,潰れるな。


MITの研究によると,授業の受講生(大学生)のモチベーションは6分程度で低下するそうです。うちの大学では,来年度から授業が(90分から)100分になるけど,そうなるとモチベーションはどこまで低下するんだ(笑)?


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6月2日


職場で「先生,(目の下)ものすごいクマですね」と言われ,家に帰っても同じようなことを言われた。別に好んでそうなっているわけではないのよ…。


このニュースはいつにも増してショッキング。オバマさんも銃規制に関してはかなり頑張ってたと思うけど,なかなか変わらないんだな。個人的には,歴代の大統領で一番尊敬してるけど。


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6月1日


さて,6月1日。いわゆる「面接解禁日」。我らが自慢の戦士たち,思い切り闘ってきなさい!




2016年5月

5月31日


授業で「マルチタスク」は良くないと言っているのに,自分の仕事が日々マルチタスク化している。


Eメールや電話によって気を散らされたときビジネスマンのIQは低下しており,数値で表すとマリファナを吸引したときの約2倍低下している。(ロンドン大学精神医学学科チーム, 2005)


アドレナリンを全開にして絶えずマルチタスクをしているとストレスが溜まり,それが原因で脳細胞は回復不可能なダメージを受ける。(ネイチャー(オンライン版), 2010)


明日も午前中は授業をやって,そのあとすぐに移動して,午後からは高校で出張授業。一方で,再査読の審査報告をしたらすぐに,別の海外学会から査読依頼。講演のタイトルと概要を送ってくださいという依頼も来てた。いろいろあるけど,ウォリアーズvsサンダーのカンファレンス・ファイナルに比べたら,こんなの屁みたいなもの。「Win or Go Home」の闘いが続いてるとしたら,私もまだまだ「We are not going home!」。


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5月29日


週末は毎年恒例のゼミBBQ。天気はあまり暑くなりすぎず,気温的にはちょうどよい感じのひと時でした。今回はレクの新企画として「ヘッド・バスケット」初登場。思ったよりも盛り上がったようで,なかなか良かった(のではと自己満足)。


さて,今年度のゼミもうまく「化学反応」を起こしながら,いい集団を作って行ってほしいものです。




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5月27日


今日は13:00,15:00,17:00から3連続会議。さすがに6時間も連続して座っていると,お尻が痛い。


今週も3人ほど,卒業生から近況報告など。別に報告しろと言ってるわけじゃないけど,何か言いたくなるんですかね。「またいろいろ話聞いてくださいお願いします。笑」とか言われたけど,「私の(中年の)悩みとかも聞いてくれ」と。卒業したら,同じ立場なんだ。一緒に頑張るんだ(笑)。


最近,うちの大学に限らず,ベトナムからの留学生が増えているなと思っていたら,ベトナムの小学校では日本語が英語などと並ぶ「第一外国語」として教えられることになっているとのこと。大学院の方にも,研究生として受け入れてくれないかという相談が(ホーチミンなどの学生さんから)年に数件来るけど,こういうことも関係しているんですかね。


大学院といえば,修士だけでもひいひい言っているのに,博士とか引き受けられるんだろうか。


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5月26日


頼んでもいないのに,(職場のパソコンで)勝手にWindows10のインストールが始まって,30分とか1時間近く仕事ができなくなった。ほんと,勘弁。おまけに,Microsoft Edgeとか,よく分からない。


ここ数日は挫けそうになることばかり。でも,「降参」した時点でおしまいなので,そういう時は「現状維持」を心がける。


学生が「英語ができない学生にこそ,国日に入ってきてほしい」というようなことを言っていた。じつは最近,ゼミ生に関して似たようなことを思っていた。来年度の選考では,初めての試みとして2次募集までやってみようかと思っている。


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5月24日


出張明けということで,いつにも増して忙しかった。そんな中,学生も入れ代わり立ち代わり。


3年生の方は,早くもグループ研究の相談。もちろん,内容的にはまだまだだけど,スタートダッシュは大事。面白かったのは,調べたいテーマが「バイリンガルの子供はどうやったら育てられるか?」。どこかで聞いたことがあるテーマです(笑)。そうそう,みんな,最初はこうなんですよ。「はじめからプロ」はあり得ない。


4年生の方は,卒論研究の相談。いまだ全体の方向性が見い出せない模様。ただ,時間はどんどん過ぎて行って,今週の授業で5月も終わり。さて,どうなることやら。


大学院の方は,M1の方の研究計画書はだいたいまとまった模様。といっても計画書はあくまで計画書で,科研の申請書みたいなもの(ということで,勝負はこれから)。M2の方の論文概要書は着実に進んではいるけど,もうちょっとかな。いや,まだまだだな。


大学院といえば,研究科の院生さんがこちらの立派な賞を受賞されました。優秀な院生さん(とくに博士課程)も増えてきているので,どんどん活躍してほしいですね。


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5月23日


ということで,東京に戻ってきました。帰り際,空港のラウンジにいたら,Ellis先生に遭遇。彼はJAL派なんですね(笑)。


NBLのセミファイナル(リンクvs東芝)は土日1勝1敗ということで,今日が決定戦。結果は東芝の粘り勝ち。リンクが勝ったら週末はファイナルを見に行こうかと思っていたけど,負けちゃった。残念。


バレーを見てても思ったけど,結局,最後は「気持ち」の問題なんでしょうね。ただ,相手の気持ちはコントロールできない。ということは,やれることは自分の気持ちに負けないことかな。極端な話,人には負けてもいいけど,自分には負けちゃいけない。


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5月22日


週末はJALT PanSIG 2016に参加。もう少しこじんまりとした大会かと思っていましたが,発表の数も意外と多くてびっくり。


いろいろと発表を見て回りましたが,一番印象に残ったのはMurphey先生とFalout先生の講演。講演を「二人」でやるというのは珍しいなと思っていましたが,参加してみてその理由が分かりました。まるで,二人の漫談のように進む(笑)。さすが,アイディアマンのMurphey先生です。






あとは,Fanselow先生も相変わらずお元気そう。NBAで言うなら,スパーズのポポビッチHCみたいな話し方をする(雰囲気がありすぎる…)。最後はEllis先生を加えて,講演者4人のパネル・ディスカッション(写真は左下)。






大会のテーマ自体が「Innovations in Education」ということもあって,creativityとかに関する発表も多かった。言語を指導するといった場合,大まかに言えば,objectとして教えるか,toolとして教えるかというのがあって,最近は前者の話ばかりで,今大会は後者に焦点を当てていた。でも,結局はどちらも必要で,両者のバランスが大事になるということなんだと思う。


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5月20日


週末は沖縄出張。お邪魔するのは,今回で3回目ぐらい。




基本的には,食べ物があまり合わなかったり,バスケが強すぎたり,しかも梅雨がすでに始まっているので,あまり気は進まない。でも,仕事なので仕方ない。


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5月17日


東京のロシア大使館でビザを取得しようと思ったら,出なかった。困ったので,関西にある会社に代行をお願いしたら,問題なく出た。自分で手続きすれば4,000円,会社に代行をお願いすれば9,000円。世の中というのはこういうふうに動いている,という典型的な例。


今週は立教大学の英語教育研究所が主催している公開講演会に参加中。昨日は「ドイツの外国語教育制度」がテーマだったので,院生と一緒に出陣。ヨーロッパ,とくにEUでは「ONE PLUS TWO」というのが理念としてはかなり昔から言われていますが,実情はなかなか難しいのでしょうね。また,CEFRとの関連でいうとドイツでは高等教育修了時に多くの大学が「C1+」を目指しているとのこと。学生(学習者)が「C1」ということは,教員は「C2」ということか?




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5月16日


今日は,朝から夕方まで会議3つ。とくに午前中の会議はなかなかヘビーな感じだった。ふと横の方を見ると,4人の先生方がみんな腕組みして,難しそうな顔をしてたり。働くって,大変だ。


ある学会(の会長先生)から夏の全国大会での講演依頼をいただきました。これでこの夏以降,予定だけですでに3つ目。先日書いた『英語教育』の記事とか,その元になっている(昨年出版した)本を読んで依頼してくれているのでしょうから,できるだけ引き受ける方向で頑張りたいと思います。


それにしても,今回もまったく面識のない先生からの依頼。やっぱり,「書いたもの」というのは大事だな。


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5月15日


土日は先週に引き続き,bjのファイナルズ@有明コロシアムに出かけてきました。




土曜は沖縄戦,日曜は秋田戦でしたが,両試合とも京都らしいゲームをさせてもらえず,今シーズンも有明の神様は京都に微笑んでくれませんでした。思い起こせば,いまのチームはシーズン後半の約2か月で作り上げた「即席チーム」でしたから,ここまでよくやったというべきなのかもしれません。それにしても,悔しいな。






ほんと,いいチームを作るというのは大変だし,時間のかかる作業。真剣に考えだすと,いろいろへこんできたので,最後はサービスショット(笑)。




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5月13日


今日は,大学院の方の修論執筆ガイダンスだったり,新入生の歓迎会だったり。前者は1時間枠なので大雑把な話しかできませんでしたが,院生さんにとって1つでも,2つでも参考になることがあったかな。例年,M1とM2合同でやっているようですが,次回あたりは両者を分けて別々に実施するというのも良いかもしれません。


『英語教育』から寄稿の依頼があったので,「学習者の動機づけの「未来予想図」は描けるのか?」というタイトルで記事を書きました。関心がある方は,是非,手に取ってみてください。第1特集「生徒を伸ばす!教室で必要なリサーチのすすめ」では,他にも興味深い記事がたくさん掲載されています。




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5月12日


今日は連休明けということもあったので,授業3つのあとは「5月病を吹っ飛ばす会」。4年生,だんだんといい雰囲気が出てきてました。3年生の頃はがきんちょばかりだったけど,人間,やっぱり苦労をすると魅力的になっていくものです。


就活とか,もちろん大変でしょうけど,人生なんてそもそも大変なもの。なかなかうまく行かないし,失敗することだって当たり前。大事なことは失敗したって,挫けず,また始めること。失敗した回数よりも始めた回数の方が1回だけ多ければ,ずっと続けられる。人生なんて,そうやって乗り越えていくもの。すべてが思い通りうまく行くなんて,失敗しないようなことにしか挑戦してないだけ。




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5月11日


今日の授業終わりに質問に来ていた学生さんたち,「"i+1"の"i"は何を意味してるんだ?」とか,「情報処理の"視覚8割"はどうやって調べてるんだ?」とか,なかなかセンスの良い質問をしてた。ちゃんと考えて聞いてくれているのかな。


NBAもスパーズが崖っぷちで大変だけど,今週末はbjが京都-沖縄のカンファレンス・ファイナル。シーズン中は京都の3勝1負と分がいいものの,有明では全く違う世界が待っているので,レギュラーシーズンの試合はあまり参考にならない。とくに沖縄には「gamesmanship」に長けた選手が多い一方,京都はどちらかというと「sportsmanship」をモットーにしているチーム。勝敗の行方がどちらに転ぶかは,細かいミスをいかに少なく抑えられるかにかかっているでしょうね。


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5月9日


今日は朝の10:00から夕方の17:00まで会議。最後の方は,判断力が低下してた。仕事をする前に,体力をもっとつけた方がよいかも。月曜は,来週も朝から夕方まで3つ続けて会議。


昨日のゲーム後は,会場に残ったブースター,選手らで記念撮影をしました。さて,奥さんと私はどこにいるでしょう?




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5月8日


ということで,土日は京都まで行ってbjリーグのカンファレンス・セミファイナル。さすが,「win or go home」のプレイオフ。それはブースターも同様で,1つ1つのプレーに会場全体が集中しているのが手に取るようにわかるゲームでした。






結果的には,京都が2つ勝って,有明行き(カンファレンス・ファイナル進出)を決めました。勝敗を分けたのは,大事な場面では(つねに)エースに頼ってしまった滋賀,最後までチームプレーに徹した京都の差かな。言葉にすると安っぽいけど,試合中,3回ぐらいウルウル来てました。




さて,来週も気合を入れて応援です。


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5月6日


訳あって,文科省が出してる文章をいろいろと読み返しているのだけど,その中で「教師に求められる資質能力」として,以下のような記述があった。


「教育という職業自体が社会的に特に高い人格・識見を求められる性質のものであることから,教員は変化の時代を生きる社会人に必要な資質能力をも十分に兼ね備えていなければならず,これらを前提に,当然のこととして,教職に直接関わる多様な資質能力を有することが必要と考える。」(文部科学省, 1997)


GWはいいだけ仕事をした(事前にまとめたTo-Do Listにあった項目はすべて片づけた)ので,最後の土日ぐらいは一休み。普通は温泉とかに行ってゆっくりして,とかなるのかもしれませんが,うちの場合はこちら(↓)。




京都まで行って,(ベンチ裏で)バスケの応援をしてきます(笑)。京都にいた頃からハンナリーズのバスケは観てるけど,「日本版スパーズ」のような気がしています。シロウトの人はシュートが入ったか入らなかったか(だけ)に注目することが多いけど,いいシュートを打つためにはいいパスを出す人やいいスクリーンをかける人が必要。いいパスがあれば,いいタイミングでシュートが打てるし,いいスクリーンがあれば,ディフェンスが遅れてシュートチェックに来るから,より余裕を持ってシュートを打てる。


バスケというのはチームスポーツ。それぞれの選手がそれぞれの役割を高いレベルで遂行できるということが大切。(スーパー)スターを連れてくれば勝てるというような,単純なスポーツではない。組織や集団にも同じことが言えると思っている。


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5月4日


熊本の方の地震はいまだに収まらない模様。知り合いの先生も数日前にようやく自宅マンションに戻れたものの,まだ余震が続くため家具を立てることもできない状況だと仰っていました。最近の日本は,地震も台風もどんどん規模が大きくなっている気がします。


GW中ですが,大学に出てきて卒論の話し合いをするゼミ生。来週にはそれぞれのリサーチ・プロポーザルが出てきて,それを全体で共有。再来週にはある程度の方向性を決める予定。まあ,あくまでも予定であって,その通りに進むかどうかは"nobody knows"。




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5月3日


今日は(も)朝から一日,お仕事。おいおい,一言もしゃべらないで,日が暮れた…。


3年のあるゼミ生が自己紹介の中で,「好きな色は黄緑色で,好きな神様はメジェド神です」と言ってた。思わず「メジェド神」をググってしまったのはさておき,自己紹介に好きな神様が登場するパターンは初めて。というか,神様に「好き」も「嫌い」もないだろうに(笑)。


4年は就活と卒論(明日もGW中だけど,大学に出てきて話し合いとか言ってた)。まあ,彼ら,彼女らにとってはここ数か月が一番しんどい時期だろうけど,人間の真価ってこういう時に問われるんだよな。余裕がある時には誰でも,人に優しくできるもの。しんどい時こそ,人には優しく,自分には厳しく,懐の深さ,心の広さを見せられることが大事(自戒も込めて)。


毎年,この時期は卒業生がぽつぽつ研究室にやってきて近況を報告してくれますが,今日はこの3月に卒業した学生に呼ばれてたので,少しだけ顔を出してきました。そろそろ皆さん配属も決まり始めて,本格的に働き始める人も多いのかな。あの子たちがみんなで集まって会社とか興したら,いい会社ができるだろうな。




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5月1日


日曜の朝6:00は「時事放談」。司会の御厨さんがゲストに「連休中は何をされますか?」と尋ねながら,「私は読書と原稿書き。こう見えても,研究者ですから」とさらっと言っていた。カッコいい。


その一方,私は計画書書き,企画書書き,そして授業準備。カッコよくない(笑)。けどまあ,地味だけど,地道にやるというのが大事。昨日の夜も向かいの研究室の先生とその隣の先生は24:00すぎまで職場にいたし,今朝も7:00過ぎには博士の院生さんがすでに研究室で勉強してた。研究者とはそういうものか。


新年度ということもあってか,(図書館ではなくて)個人的に定期購読している雑誌がどんどん送られてくる。こういうのをゆっくり読める時間というのは,いつ来るんだろうか。(いや,来ないだろうなあ(反語))




2016年4月

4月28日


教員の集合写真が出てきたので,今度は学生(ゼミ生)の集合写真。例年は外で撮影しているものですが,今年は天気が悪かったこともあり,室内での撮影。




今日は3年,4年ともに授業があったけど,やっぱり彼ら,彼女ら,立派だな。ああいう学生が少しずつ成長していくプロセスをまじかで見れたり,関われたりすることができるというのは,有難いことなんでしょうね。みんな,力があるんだから,自信を持ってどんどん頑張れ。自分の限界なんて所詮,自分が決めるものなんだから。


(と,言う以上は,私も頑張り続けないといけないんでしょうね。教員って,つくづくヤクザな仕事だな…(笑)。)


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4月26日


今日は授業2コマの他,学部の英語教員(常勤)の会議。新年度初回ということで,議題てんこ盛り。新しい先生方も入ってきてくださったので,彼らの力も借りながら,学部の英語教育をより良いものにしていければと思っています(下記は,学部ホームページの英語教員紹介から転載)。




一仕事終えて,夜は自宅近所のW大で教えておられる先生方2人と会食。いろいろ情報交換したり,研究のお話など。こういう先生方が身近にいるというのは有難いことですし,今後の展開が楽しみだな。


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4月25日


今年度,1回目の会議に出て行ったら,5月3回,6月3回の会議日程を押さえられた。帰ってきたら,また新たに講演の依頼が飛んできてた。さて,どうやってテンションを上げたらよいものか。


現役20年目で引退を決めたレイカーズのコービー。あれだけ実績を残した彼が最後に言ってたのは,「(たとえ最後のゲームだろうが)今日,初めて自分のゲームを見る子どもが世界のどこかにいるかもしれない。その子どもが感動するような,その子どもの記憶に残るようなプレーをすることが大事」。過去の栄光に胡坐をかいているようじゃダメということなんでしょう。


一緒にゲームを観ていた奥さんは,「優勝した時よりも苦しかった時期を誇りに思っている。それは,決して逃げなかったから。逃げずに戦い抜いたことは間違っていなかった」という言葉が一番印象に残ったと。スーパースターが言えば,なんでもカッコいい。


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4月24日


週末は学会の運営委員会。今年は8年に一度回ってくる全国大会の「当たり年」。通常業務に加えて,やることがいろいろありますけど,良い大会になるようにできる限りの準備をして臨みたいところです。


一昨日は卒業した学生が初給与が出たということで,ご飯を奢ってくれました。奢ってもらうって楽しいですね(笑)。理論と実践,理想と現実,いろいろあるとは思いますが,元気そうで何よりでした。挫けず,めげず,「続けて」ほしいものです。


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4月22日


今日の午前中は,生まれて初めてのロシア大使館。


少しでも愛想よくと思って,事前に「ドーブラエ ウートラ」(ロシア語で「おはようございます」)とか覚えて乗り込んでみたものの,書類不備とか言われてあっさり突き返されました(笑)。また,ロシアのElenaさんにメールして,招待状の現物を送ってもらわないといけないようです。


それにしても,ロシア,物理的な距離はそうでもないけど,心理的な距離は結構あるな。


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4月20日


今日は大人数の講義。今年度の履修登録は163人。先週,今週と授業をやった感じだと,ものすごくやりやすい(以前,「150人前後が理想」とどこかに書いた気がするけど,やっぱりその感覚は当たっている気がする)。


授業自体も学生さんがきちんと集中して聞いてくれているのがよく伝わってきます(逆も真なりで,「こいつら,あまり聞いてないな」というのは授業をやっている最中から分かるもので,そういう時は心中で「敗北感」が漂っている(笑))。この雰囲気が学期末まで続くように,こちらも頑張らないといけません。


とある企画の方は,関西と中部,それぞれから最強の先生方にご協力いただけることになりました。自分より年齢も実績も人格も上の先生方とお仕事ができるというのは,(私にとっては)この上ない勉強の機会になるはずです。


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4月19日


お願いだから,"Don't sap my motivation"。


こちらを見ててもそうだけど,大学改革とか言った時に,いつもやり玉にあがるのは教員養成。教員養成がメインの大学ですらこうなわけだから,そうじゃない大学で「教育」がどのように考えられて(扱われて)いるかというのは火を見るよりも明らか。


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4月17日


NBAの方はレギュラーシーズン終了。ゴールデンステイトがシーズン73勝で新記録。これまでの記録はシカゴが95-96シーズンに打ち立てた72勝。その時はアメリカに留学しててシカゴの試合にも行ったけど,そこそこの席で200ドルぐらいしてた(今はもっと高いけど)。あれからもう20年経つのね。バスケも変わったけど,時代も変わったな。


来月発売の『英語教育6月号』に記事を書かせていただきました。「教室で必要なリサーチ」ということで,動機づけをテーマに書いています。関心をお持ちの方は,ぜひどうぞ。




書き物といえば,出版社から「2018年秋刊行目標」という相談を受けたので,とある先生に渾身の想いを込めて「ラブレター」(×2)。すでに超多忙の中でしょうけど,ご快諾をいただけました。さて,次はどうなるかな。


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4月16日


熊本の地震,大変だな。これだけ世の中,進歩してるんだから,どうにかならんものなのか。


朝はたいてい「○ざましテレビ」だけど,この3月に理工学部を卒業した学生が4月から新レギュラーとかになってた(そういえば,うちの学部にも似た系統の学生がいた)。めざましは,朝の情報番組というより,どんどんエンタメ系にひた走ってるな。


エンタメといえば,ずっとこの方面での仕事を希望してたゼミ生が,最終的には福山先生も所属してる芸能プロダクション,○ミューズに就職を決めてきた。あんな立派な学生なら,どこの会社や企業にだって自信をもって推薦できる。


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4月15日


木曜はゼミ初回。3年ゼミの方は皆さん(最初は)緊張した面持ちだったけど,すぐに打ち解けた感じ。今年は15人(1人は引き続き留学中)のスタートだけど,私にしては珍しく初回の授業で全員の名前を覚えられた。それだけ濃い面々が集まってきたということか(笑)。ゼミ後の新歓も良い雰囲気だったので,うまくスタートが切れたということでしょう。


金曜は会議日。13時から3連荘で,終わったのは19時。計6時間か…(遠い目)。


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4月13日


何だか,この4月の滑り出しの忙しさと今後の予定から逆算するに,厄年の2016年を無事に乗り切れる自信が持てない…。


一応,動機づけの研究者なので,自分の動機づけ状態についても振り返ることが多い。どうやら私の動機づけが高まる典型的なパターンは,尊敬する先生と仕事をしたり,立派だなと感じる学生・院生と勉強したりする時なんだと思う。自分の動機づけを高めるためには,やる気のある人たちがたくさんいる環境に身を置くことが大事だし,自分がやる気を出すことで回りにいる人の動機づけも高めることができる。まさに「やる気は伝染する」わけですね。


やっぱり,ビールはキリン。これで(サッカーだけじゃなくて)バスケのスポンサーももうちょっと頑張ってくれたら,飲料水全部,キリンにするのに(笑)。




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4月12日


いよいよ今週から授業も始まって,私が担当する授業(×2)も今日が1発目。


1つは学部。全部英語でやる授業で,週に2回もあるのに2単位しか出なくて,教科書もCambridgeの青本という,なかなかにしてハードな授業。2年生から4年生まで,そして帰国子女からETの学生までと幅広い層が集まってきてたけど,何人生き残るかな。


もう1つは大学院。今年は前期は1コマだけだけど,後期は3コマも入っている。ゼミの院生さんには,前期のうちにM1は研究の基本的な型,M2は修論の大まかな構成をイメージできるようになってほしいと思っています。


東大の学長先生が,入学式の式辞で「スマートフォンやパソコンを使って一通りの情報を瞬時に得ることができるようになった。しかし,真の知識は人が自ら経験し,思考することによって生み出される」と述べたそうです。18歳にその真意が伝わるかな。ちなみに,私はいつスマホがなくなっても(持たなくなっても)ほとんど困らない生活をしています(笑)。


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4月10日


今月の『GCD英語通信』(大修館書店)にメカニズムの書評を載せていただいたようです。評者は,研究と実践の両面で幅広く活躍され,神奈川県教育委員会から「優秀授業実践教員」として表彰された経験もお持ちの小金丸倫隆先生(神奈川県立光陵高等学校)です。ご高評いただき,とても有難い限りです。



(写真をクリックすると,拡大表示されます)


一仕事終えて,疲れたので撤収。新学期が始まるのに頭が痛い問題がいくつもあるなあと思っていたら,自宅の最寄り駅を乗り過ごしてしまった。こんなんで明日からの1週間を乗り切れるのだろうか。




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4月8日


今日はスポーツ枠の学生さんのガイダンス。昨年までは隔週ぐらいで英語の課題を提出してもらって,それを添削するというような指導をしていましたが,今年からはオンラインの学習教材を使ってみることにしました。学習自体はより体系的になる一方,教員とのやり取りは若干減るような気がしますが,さてどうなることやら。


終わり頃,4年生のバスケ部の学生さんがひょろっと訪ねてきました。去年の夏にバスケの研修を兼ねてアメリカに行ってた彼,おそらくその時の衝撃も大きかったのでしょう。卒業後はバスケのコーチを目指して,アメリカ留学を考えているとのこと。めちゃくちゃ夢のある話だし,カッコいい。


そういう学生はゼミ生じゃなかろうが何だろうが,可能な限り応援しますよ。頑張れ!人生って,夢が叶った時よりも,夢を追ってる時の方が楽しいぞ!


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4月7日


今日は大学の入学式。あいにくの雨でした。親御さん達にもお会いしましたが,最近は(卒業式だけでなく)入学式も親が参加する時代なんですね(今日は平日だけど,仕事はどうしたんだろう…)。


一方,4年生はそろそろお尻に火がついてきたのかな。今日も研究室に何人か来てたけど,帰り際に「先生,有難うございました!」と握手を求めてくる学生や,(まだ4月なのに)もう鼻水を何回もかんでる学生とか。もう,あなたたちは…(笑)。


夕方頃には,ある県の指導主事の先生から,教員研修の講師依頼をいただきました。すでに「息切れ」してるのでしんどいのだけど,拙書を読んだ上でお願いしてくださっていること,半年以上先の依頼であること,これまでお邪魔したことがない数少ない県の1つであることを勘案すると,お引き受けする方向で調整しないといけないな。


いろいろとバランスをとるのは難しいけど,基本的にやる意義があること,やる意味のあることはみんな難しい。


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4月6日


今日は久しぶりの晴れ。自宅前の桜も久しぶりに春っぽくなりました。




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4月4日


今日は大学院の新入生・在学生全体ガイダンス。午前中は事務局と打ち合わせ,午後からは本番ということで,ほぼ一日。院生さん(修士と博士)が一堂に会するのも今日が初めてだったのではないかと思いますが,とくに博士の皆さんがいい表情をしていたのが印象的でした。あの子たちなら大丈夫だな(と,私より年配の方もいらっしゃるので,「子」という言い方はないか)。そうそう,修士のわがゼミ代表も頑張れ。


人間って,雰囲気に出るんですよね(怖いことだけど)。普段,一緒にいるとよく分からないかもしれないけど,例えば,昔の同級生と何年かぶりに会った時の雰囲気からは,その友人が離れていた間にどういう時間を過ごしてきたかが一瞬で伝わるものです。そして,これはこちらが感じるだけでなく,先方も同様のことを感じるということ。真面目に生きなきゃいけません。


「生徒の英語力,地域差が浮き彫りに」(こちらの記事)。中3で英検3級程度以上の力がある生徒の割合は,(私が出身の)北海道は28.1%,東京や千葉はそれぞれ47.9%,52.1%。ほぼ倍ぐらいの差がある。中学の時点でこれだけ差がついているということを,関わっている先生方はもうちょっと真剣に考えないといけないと思うけど。


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4月3日


この時期は新学期で忙しいけど,バスケも忙しい。NBAもbjもプレイオフに向けて,最後の戦いが続いています。そんな中,今日のブルズはピストンズに惜敗。この大事な試合を落としたということはプレイオフ進出が限りなく難しくなったことを意味するのだけど,それよりも何よりもこの大一番にローズが出ていないということの方が大きな問題。


日曜だけど,明日の準備等々で休日出勤。そんな中,卒業生2人が意外な組み合わせで現れた。あら,まあ(後略…笑)。


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4月2日


フィギュアスケートの世界選手権,おそらくほとんどの人が羽生くんが優勝すると思っていたでしょうね(私もそうでした)。でも,ふたを開けてみると,2年連続の2位。やっぱりスポーツの面白みというのは,やってみないと分からないところにある。これは人生そのものについても言えることだと思う。ただ,同じように確かなことは,その感覚というのは,やってみた人,チャレンジしてみた人にしか分からないということ。この差は大きい。


昨日は2年生,今日は1年生の全体ガイダンス。日曜をはさんで,明後日は大学院の全体ガイダンス。しばらくはこういう行事が続きます。そんな中,ちょっと目を離したすきにメールが43通たまっている。年度末,年度初めのこの感じ,どうにかならないものか。


辞令をもらったばかりの卒業生から,「早速なんですが,すぐに直接会ってお伝えしたいことがあります」とか,「お時間は5分だけでもいただければ」とか。もういちいち伝えに来なくていいような気もするけど(笑)。この学生,卒業式明けにわざわざ1人で研究室まで来て,お礼(+男泣き)をしてくれてた。勉強を一生懸命する真面目な子は好きだけど,(勉強はそこそこだけど)根っこがしっかりしてる子も好き。


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4月1日


新年度。さて,どうしたものか(笑)。


学内の方は,新年度から大学院の専攻主任。うちの研究科は1専攻なので,実質的には教務関係の責任者みたいなもの。今年度で博士課程も完成年度を迎えますが,どうなることやら。私の立場としては,まずはもう一度,便覧やらシラバスやらを読み直さないとダメだな。


学外の方は,関東甲信越英語教育学会の学会誌委員会委員長。要するに,紀要関係の責任者みたいなもの。これまで各種学会誌の査読委員,編集委員をいろいろと担当させていただきましたが,委員長は初めて(まあ,40歳でやる仕事ではない)。いずれにしても,こういう役職に長く居座るのは良くないので,2年の任期を終えたらさっと身を引く予定。


この他,単行本がようやく昨年末で片付いてホッとしていたところに,また次の単行本の企画打診。「プロフェッショナル」だなと一目置いている編集者の方がやる気になってくれているのは有難いことなのだけど,編集部内の会議を順調に通って行ってしまうと,夏前には本格的に動き出さないといけなくなる模様。こちらもどうなることやら。


自宅前の桜は7分咲きぐらい。おそらく,今日,明日ぐらいが見ごろかな。




2014年度~

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