日々雑感

廣森個人や研究室に関する簡単な日記です。

2017年11月

11月20日


あっという間に今年もあと1ヶ月ちょっと。早いものです。


昨日は昨年に引き続き,ゼミのOBOG会がありました。各期のゼミ長さんを中心にかなり前からいろいろと準備してくださったおかげで,今回もとても充実した会になりました(皆さん,ありがとうございました!)。それほど窮屈な(肩がこるような)集まりにする必要はありませんが,緩やかにでもつながっていられる,そんな集まりが細々とでも続けられればと思っています。そのためには,あまり無理のない範囲でやるというのが大事ですので,今後もそんな感じで行きましょう。






(左上は一次会,右上は二次会。左下は"廣森クイズ"の景品らしいです(笑))


ゼミといえば,今年の選考も無事終了。次期は7期生として計18名の新しいゼミ生を迎え入れることになりました。これで廣森ゼミもついに100名を超えました。すごいことだなあ。卒業生や現役生の助けを借りながら,ますます充実・成熟した「チーム」になっていければと思っています。


2017年10月

10月27日


今週もあっという間。というか,明日も仕事があるけど。


今日は大学院(博士課程)の方では,博士論文の予備審査会。うちの院では初めてなのでなかなか大変だったと思いますが,立派な発表でした。こういうガチンコの「勝負」というのは,見ていても清々しい。


学部の方では,季節がら,毎年この時期のゼミはこんな(↓)感じになる。授業は真面目にやってますよ,念のため(笑)。




先日,マレーシアで講演してきたばかりですが,今度はこちら(↓)でお話してきます。近くにお越しの方は,よろしければお立ち寄りください。


(写真をクリックすると,拡大表示されます)


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10月18日


少し前,明大祭の実行委員会がゼミ(授業)の取材に来てました。その時の様子がこちらに紹介されているそうです。良ければ,どうぞ。そして,「おでん」も是非どうぞ。




というか,いっぱい写真も撮っていかれましたが,採用されたのはS君なのね(笑)。


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10月15日


ここ数日の間に久しぶりに大きい決断をした。私(と奥さん)にとっては,明治に移ったのが過去10年ぐらいの間で一番の決断だったけど,その次ぐらい(都内にマンションを買ったのとか,全然比べものにならない)。


2019年度の話なので,週明けから本格的に始まる新しいゼミ生(7期生)の募集にも影響してくる。6期生も随分と一生懸命に新ゼミ生の勧誘をしてくれてたし,私自身も基本的に「ゼミ第一」というのがモットーなので,これは何とも苦渋の決断。ただ,私自身がさらに進化することで彼らに還元できることもあるはず。(以下,違うところに書いたことの引用)


京大の山中先生は「ノーベル賞のその先へ」と言っていた。比べるなんておこがましいのは重々承知している。けど,40そこそこで教授にしてもらった私が「その先」へ進むためには,また新たなチャレンジをしなくてはいけないのだと思う。


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10月10日


先日,マレーシアで講演した時の話。終わった後の質疑応答で印象的だったのは,「今日は生徒・学生のモチベーションの話に焦点を当てられていたが,先生はどうやって"自分"のモチベーションを維持しているのか?」というもの。そんなこと,これまであまり考えたこともなかった。


そういえば,先日,ある高校の副校長先生とお話した時にも,「教員のキャリアで一番難しいのは50代。その年代にどうやって(教員自身の)モチベーションを維持するかというのは意外と難しい」といった類の話をされていた。student motivationという話も大事だけど,teacher motivationというのもあるということ。


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10月8日


マレーシア出張も無事終了(といっても,いまはまだ空港のラウンジだけど)。講演自体はやり切った感があるというか,現在の私にはあれ以上は無理というのが正直なところ。幸い,多くの方が楽しそうに聞いてくれてましたし,終わった後にはすぐに(また海外から)次の講演依頼もいただいたので,それなりにうまく行ったと思いたいところです。


また,今回は国際交流基金の関係者の方々に何から何までお世話になりました。有難い限りです。「ゼミなどの研修でお越しの際はぜひお立ち寄りください」と言ってくださっていましたが,本当にお邪魔しちゃいますよ(笑)。将来,基金でお世話になるような卒業生が出てきてくれればと願ってますし,私もそういった学生が育つように引き続き,頑張らなければと思います。




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10月6日


ということで,無事にクアラルンプールに到着。空港までわざわざ迎えに来ていただいたりで,申し訳ない限り(たしか,そういうのは苦手ですので遠慮しますと一度断った記憶があるのだけど)。


その後もホテルまで送っていただき,夕食もご一緒させていただきました。普段,なかなか聞けない話などお伺いすることができて,こちらの方が勉強になったり。


今日は5時起きだったということもあるので,早めに就寝。明日は3時間講演して,午後からは研究発表を聞いて回って,夜は現地の偉い先生方との会食。さて,どうなることやら。


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10月3日


今日も芸能人並みの忙しさだったような。


1限は授業。授業後の休憩時間(10分)もお仕事。2限は修論指導。お昼休みはアポ。3限は卒論指導。5限は3年ゼミの指導。唯一空いていた4限はシラバスの翻訳。もうコア・カリキュラムとか,…,大変ね。


大学院の授業は,実質的には今日が初回ということで,私のプレゼン。自分で話した方が早いし,気が楽なんだけど,それでは学生の勉強にならない。でも,学期の序盤ということで,こういうプレゼンをしてほしいというメッセージは伝える必要がある。伝わったかどうかは,別問題だけど。


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10月1日


先週も忙しかったけど,何事もなく無事に終わったので良かった。


付属校での授業も,文化祭明け,しかも昼休み明けの5時間目は眠そうな学生がいたけど,6時間目は調子が出てきたせいか,皆さん楽しそうだったのでとりあえず一安心。




今週末もマレーシアでお話してくるのだけど,(ネタの仕込みとかは)いまだ準備が終わっていない。さて,3時間とか,どうしたものか。


(写真をクリックすると,拡大表示されます)


2017年9月

9月26日


授業もようやく一回り終了。今日は大学院の授業(×2)だけど,片方は受講者が6人もいた。院の授業にしては多いのだけど,皆さん,大丈夫かな。


大学院といえば,今週末(金・土)はI期入試。役職をやっている立場としては,とにかく何事もなく無事に終わってくれることを祈るのみ。それはさておき,受験生の皆さん,頑張れ!


その前に,明日は午前中から授業をやって,お昼ご飯を食べる暇なく移動して,昼過ぎから付属校で授業(×2)という日。午前中の授業は休講にしたくないので,ぎりぎりまで授業をやって,タクシーで移動。とほほ。だけど,何でも一生懸命,真面目にやると,人に何かを伝えることができるはず。


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9月23日


今日は,土曜ということで家庭サービス。午前中に食器棚が届くということで,その手伝い。設置自体は業者さんがやってくれたので楽ちんでしたが,これから少しずつ食器類のお片づけ。といっても,あまり私が余計なことを言うと,奥さんに叱られる。




最近はかなり暑さも落ち着いてきた。そろそろ秋も近づいてきたということで,赤ワインを大人買い。




まずい。つぶやいたりもしてるせいか,長い文章が書けない…。(ツイッターは@hiromorisensei


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9月21日


授業が始まったら,予想通り,一挙に慌ただしくなった。


昨日も,教員研修の講師依頼,研究論文の修正依頼,研究打ち合わせの相談,卒業生のアポなし研究室訪問(彼は何ゼミなんだ?)がほぼ同時にありました。教員研修(今回は,去年に引き続き鳥取から)などはできるだけ協力したいのですけど,日程的に会議を休むか,ゼミの授業を休むかしないとダメなんですよね。ということで,今回は難しい模様。


ゼミといえば,今日は初回授業。皆さん,元気そうで何よりでした(というか先週,ゼミ合宿で会ったばかりか)。3年ゼミは留学に行った学生の入れ替わりで,今度はロンドン大学から留学生がやって来ました(一年間,楽しんでいってくれればと思います)。あと,恒例のTOEIC800プロジェクト。今年のゼミ生平均は,…,過去最高の840点でした(パチパチパチ)。


4年ゼミは後期のスケジュールを立てつつ,参考文献の書き方を全体で勉強。院生でも手こずるぐらいですから,なかなか大変。でも,卒論もスポーツも仕事も何でもそうですが,「勝利の女神は"細部"に宿る」んですよ。前期が終わった時点では,卒論が順調に進んでいる組と遅れ気味の組が分かれつつありました。進んでいる学生にはどんどん引っ張ってもらって,遅れ気味の学生はみんなで引っ張っていく。「落ちこぼれ」は作らない。みんなで集団全体を高めていく,というのが目指しているカタチ。言うほど簡単じゃないけど,簡単じゃないから,やる意味がある。


世の中,やる意味,やる意義があることというのは,たいてい大変。


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9月19日


今週から後期開始。また年度末まで慌ただしい日が続くんでしょうね。


研究の方は,現在取り掛かっている単行本が10月末に初稿締め切り,修正を踏まえて来年3月に校了予定なので,今期はこれをずっと抱えて過ごすことになりそう。(すでに次の単行本の相談も受けてるけど,気力が残ってるかな)


教育の方は,例年同様,後期は卒論指導,修論指導が追い込みを迎えるので,年明けまでは「あ~でもない」「こ~でもない」という日々が続くんでしょうね。(院生の方はちょっと遅れ気味だけど,間に合うかな)


そういえば,大学生協にゼミ生と書いた本が並んでました。さすが,明大マート。ちなみに現在,アマゾンでは期間限定で3割引で購入可能です。これを機に1冊,いや2冊ぐらい,いかがでしょう(笑)。詳しくは,こちらをどうぞ。




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9月16日


今週は,2泊3日でゼミ合宿@山梨。天候にも恵まれ,グループ発表のレベルも高く,アクティビティも充実していて,大きなアクシデントもなく,ということで,100点満点,いや120点のゼミ合宿でした。






私まですっかり楽しませてもらったせいか,なぜかしら体のあちこちが痛い(笑)。40過ぎて,学生(もちろん男子)と一緒に露天風呂に入ったり,川の字になって一緒に寝たりするのもどうかと思うけど,そういうことができるのもうちのゼミの良いところ。3日間を通じてあらためて感じたのは,学生さんたちはみんな立派だなということ。






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9月12日


学部時代,「英語教育といえば宮城教育大学(通称,宮教大)」という話を何度も聞き,自身の卒論も宮教大の当時の学長先生だった林竹二先生を取り上げたのも,今でもつい最近のことのようによく覚えています。


そんな中,この3月に宮教大の英語教育講座で28年間にわたり教鞭を取られてきた板垣先生が定年退職を迎えられました。敬愛する板垣先生,こういう先生に少しでも気にかけてもらえるようになれただけでも幸せなことです。




何の因果か,私が定年退職するまでも,ちょうどあと28年あるようです。それまでにあのぐらいの雰囲気が出せるようになれる自信は全くありません。が,そこを目指して頑張るというのが,私にできるせめてもの恩返しでしょう。


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9月9日


今週も世のため,人のために頑張りました。死んだら絶対,天国に行けるはず(笑)。


その他,3期,4期の卒業生が訪ねて来てくれたり,5期の卒論(中間報告)を添削したり,6期の留学に出かける学生の壮行会をやったり。最後のやつ,良い会でした。




学生といえば,以前,ベトナムのホーチミンから研究生の受け入れ相談がありましたが,今度はオーストラリアのシドニーから来てました。皆さん,どうやって調べてくるんですかね。


昨日は北海道から来られた先生の研究室訪問の対応,今日は関西から来られた先生と現在進行中のプロジェクトの打ち合わせ。有意義な話し合いができたので,今後がますます楽しみです。


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9月6日


9月に入ると,やはり一挙に「授業モード」になる。後期の授業準備もそうだけど,来年度は「教養講座」(いわゆるプレゼミ)を担当しようかと思っているので,その内容もそろそろ考え始めないと。


パソコンのデータを整理してたら,ここ数年のゼミ新歓の集合写真が出てきた。2014年とか,若いなあ,自分。おいおい,たかだか3年前でしょうに…。






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9月1日


今週は大学英語教育学会の研究大会@青山学院大学。JACETはここ最近,といってもここ4~5年,ほとんど参加してないのですが,ご近所でやっているということで覗いてきました。




すき間時間に出版社の方と打ち合わせをしたり,学会後に共同研究の打ち合わせ(×2)をしたり。前者は現在取り組んでいる企画の話でしたが,「またクセが出て無茶なお願いを強引にお話ししてしまい…」と次の企画の相談も。後者は皆さん立派なので,私などいなくても,どんどん勝手に進んでいきます。私の仕事はビールを飲むことぐらい。


ここ数日,東京は寒暖の差が厳しいせいか,どうも風邪を引いてしまったような(気がつけば,鼻水が垂れてくる)。日曜も予定が入っているので,それまでにはどうにかしないと。


2017年8月

8月27日


週末(金・土・日)は新潟出張。関東甲信越英語教育学会の研究大会@新潟大学。新潟は去年のゼミ合宿でもお邪魔しましたが,新潟大学自体は初めて。




学会の方は天候にも恵まれ,大きなトラブルもなく,良い大会でした。研究発表も大学教員に加え,小中高の現職教員の発表15件,大学院生の発表15件と,バラエティーに富んだプログラムでした。うちの院生さんは彼らの主体性に任せてるけど,この大会での発表は年間指導計画に入れ込むようにしようかな。


今回は普段だとあまり足を運ばないような発表を積極的に聞いたせいもあってか,いろいろと良い刺激や気づき,アイディアをいただきました。次年度からは副会長の大役なども仰せつかってしまったこともあるので,より充実した学会運営に向けて微力ながらお手伝いできればと思います。


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8月22日


北海道には一週間ほど滞在して,あちこち挨拶して周ったり,お墓参りしたり,実家に立ち寄ったり。


戻ってからは,来年出版予定のブックチャプターの概要を考えたり,10月,11月の講演内容を考えたり,中学英語用の学習活動案をあれこれ考えたり。気がつけば,頭を使う仕事ばかりだな。


今日と明日は勤務先のオープンキャンパス@中野。こちらは,ゼミ生が張り切って準備してくれたおかげで,廣森ゼミのブースも大盛況だったようです。皆さん,お疲れさま!そして,ありがとう!








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8月9日


ということで,今度は北海道。台風の影響が心配でしたが,飛行機も何とか無事に飛びました。帰省も兼ねているので,少し早めのお盆休みにもなればと思っています(お盆休みとか,何年ぶりだろう)。




今日など東京は37度だったようですが,こちらは21度。やっぱり,日本は広いんだな。


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8月6日


週末はこちらの学会。気がつけば,LETとか何年ぶりかな。




今回は今を時めく若手研究者3人のご発表にコメントをする(いわゆる指定討論)役。私などが偉そうなことを言う必要など全くない内容ばかりで,かえってこちらの方がいろいろと勉強になりました。




と同時に3人の先生方はそれぞれ,博士を終えられてしばらく経つ方,ちょうどこの3月に終えられた方,そして(現在D4で)もう少しで終えられそうな方,ということだったので,私自身が実際に指導する際にもどの辺りをイメージしたらよいのかを考える良い機会をいただきました。


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8月4日


今週は高校総体(いわゆるインターハイ)。男子は福岡大大濠,女子は岐阜女子が優勝。大濠の監督はまだ29歳。同校卒業後,筑波大学で教職を履修して,大学卒業後はすぐに母校で指揮を執っている。将来,U19などでも指揮を執るようになるでしょうね。岐阜女子は桜花学園をくだしてインターハイ初優勝。ただ,留学生ありきのあのバスケは正直,いただけない。


さて,週末は名古屋に学会出張。シンポジウムで少しだけお話してきます。週明けからは北海道に出張。お仕事のほか,少しだけ実家などにも立ち寄れればと思っています。


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8月1日


今日から8月。成績表も出し終えたので,本当だったら(少しだけ)夏休み。と行きたいところですが,今週はもうひと踏ん張り。週末の学会準備と,原稿書きの下準備。


ゼミの学生さんたちがTwitterを立ち上げてくれたので,軌道に乗るまではと思い,ここ1ヵ月ほど私も挑戦。やってみて改めて感じたのは,SNSのパラドックスというか矛盾。social mediaというのは,人間をどんどんasocialにしていくな(笑)。


ちなみに,Twitterはこちら。フォロー「1」というのは,どう考えても使い方を間違っている(まあ,期間限定だからいいのか)。


2017年7月

7月30日


週末は,バスケット男子日本代表の国際強化試合(vsウルグアイ)@青山学院大学。代表の強化試合を大学の体育館でやるというのはさておき,内容自体もイマイチ。まだまだ改善の余地がある,これからといった感じのチーム。




一方で,女子の方はアジアカップ三連覇。サッカーにしろ,バレーにしろ,バスケにしろ,全部,女子の方は強いな。男子も頑張れ。


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7月26日


今週はブラジル・リオで国際応用言語学会があって,研究発表を2つほどする予定だったのですが,試験週間とまるかぶりであえなくキャンセル(同僚の1人は行ったけど)。他大の共同研究者は無事に36時間ぐらいかけて,現地に着いた模様ですが,さすが地球のほぼ真裏。やっぱり,遠いですわね。


そんな学会ですが,次回は2020年8月にオランダ開催とのことでした。あれっ,東京オリンピックっていつからでしたっけ?というか,2020年,日本にいるかな…。


週明けにやっていた国会の閉会中審査,あの感じだとやらない方が良かったでしょうにね。かえって,マイナス効果じゃないかな。やっぱり,人間,追い込まれた状況になると,判断を間違う可能性が高くなる。


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7月24日


今日,担当していた授業のテストが終わったので,今期の授業関連のお仕事はほぼ終了。あとは成績評価,採点業務がちょっと残っているだけ。


4月にここに書いたけど,今年度のテーマは「初心に帰る」。大学に就職して11年目。また,1年目を思い出しながら,毎週の授業に取り組んだつもり。結果として,11年の中で一,二を争って充実した半期を過ごすことができました。これもすべて学生さんのおかげかな。


晩ご飯を食べてたら,奥さんに「論文を書けてなくて,ストレスが溜まってるでしょ」とか言われたけど,これだけ相手のし甲斐がある連中が目の前にいるとなあ。


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7月21日


昨日で前期の授業はおしまい。ゼミの方は,5期,6期の体制も半期間をかけてどんどん良くなっていきました。




「集団」というのは黙っていても成熟していかないもの。個人的に,集団が成熟していくためには,少なくとも2つのことが必要だと思っています。1つは時間。物理的に,一緒にいる時間が長くなるほど,集団はまとまっていくもの。もう1つは集団に所属する成員が,その集団をより良くしていきたいと考えていること。この2つさえ満たしていれば,どんなメンバーが集まったって,いい集団になれる。


成熟した集団というのは,"co-construct"していくもの。


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7月19日


また新しい講演の依頼。これで10月,11月,12月と3ヶ月続けてかな。


今日で今学期の授業も1つおしまい。正直,毎週,講演をやっているような感じで,学生を引っ張るのが大変だった。でも,やり切った感があるし,テストの出来もここ3年で一番平均が高かったから,それなりにうまく行ったということでしょう。


明日で授業もおしまい(来週はまだ試験があるけど)。4年ゼミの中間発表もあったりして,また長い一日になりそうなので,今日は早めに帰って,泡をいただきます。




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7月16日


Meiji Nowに廣森ゼミが取り上げられたそうです(詳しくはこちら)。ちなみに,昨年度も登場(詳しくはこちら),2年続けて(2度目)の登場は初めてとのことでした。


週末は先日のテスト採点で缶詰。履修登録226名のうち,220名が受験してました。学期の最後まで,約97%の学生さんが授業に付き合ってくれたというのは有難いことです(けど,採点は時間がかかるな)。




そういえば,ある学生さんがテストの余白に「パッションある講義,ありがとうございました。毎回,楽しかったです。」と書いてくれてました。パッション,感じてくれてたんですね(笑)。一生懸命やった甲斐がありました。


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7月13日


先日,元同僚の4人で飲んだ時の一枚。みんな,まだまだ若いな。




初めて会ってからもう7~8年になりますが,相変わらず,一緒に気持ちよく仕事をさせてもらえるというのは有難いことです。


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7月11日


日本は「熱意あふれる社員」の割合が6%しかないそう。社長さんとか,上司とか,偉い人,もっと動機づけの研究を勉強すればいいのに。うちのゼミの学生さんとか,みんな一生懸命勉強してくれるよ(まあ,うちの場合は学生さんが優秀なだけだけど)。


勉強してくれるといえば,明日は担当している講義の授業内テスト。その準備をしていた1年生の学生さんが友達に向かって一言,「毎回忘れるんだけど,シャウエッセンみたいな名前の人,いなかったっけ?」と。うん,クラッシェン,ね(笑)。


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7月9日


ということで,週末は九州・宮崎に出張。不安定な天候が続いていて,いきなり(スコールのような)大雨とかもありましたが,こちらの方は北部ほどの被害までは出ていないようでした。




せっかくお邪魔したので,地元の美味しそうなものもいろいろいただきましたが,やっぱり食材が豊富。列車が1時間に1本しか来なくても,テレビがNHK以外の民放が2局しかなくても,これだけおいしいものがあれば我慢できる,はず!


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7月7日


授業の3分プレゼンで学生が紹介してくれる映画,面白そうなのが多すぎ。ということで,TSUTAYAに行って,3本ぐらいまとめて借りちゃう。でも,観るひまがなくて,そのまま返却を繰り返す今日この頃。


なので,昨晩は頑張って観てみた。結局,一段落してから,観終わって寝たのは朝の3時。「はじまりのうた」,いい映画でした。


それで,今日は8:00から20:00まで,ほぼ休みなし。というか,明日も8:00発の飛行機に乗らないといけない。さて,何時に起きればいいんだろう。


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7月6日


今週もあっという間に木曜日。明日も芸能人並みに忙しい一日。ほぼ丸一日空いてないので,お昼ご飯を食べながら,グループ研究の指導をしたり。


こちらによると,いまは博士課程の3人に1人が社会人とのこと。うちの大学院もおそらく似たような状況だし,入試も社会人の受験者が増えている。この話題に対して,個人的な意見は持っているけど,ここでは省略。


気がつけば,学生さんたちが廣森ゼミのTwitterを始めたそうです(というか,とのことです)。

https://twitter.com/hiromoriseminar

こちらもよろしくお願いします!


(私も勢いでアカウントを作ったみたものの,こういうのは向いてないので(というか,そもそもつぶやいてる暇とかないので)「#はじめてのツイート」で終わってしまいそうな…。)


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7月3日


おいおい,すでにアツいぞ。これから本格的に始まる夏,どうなるんだ。


先週末,「音楽の日」とかいって,ほぼ半日ぐらい,ずっと音楽番組をやっていた。Culture Day,Sports Day,Sea Dayもみんな祝日なんだから,いっそのことMusic Dayも休みにしちゃえばいいのに。


7月に入ったので,そろそろ放置してた原稿にも取り掛からないといけない。今月中に下準備を済ませて,8,9月の夏休みを使ってガガっと書く。そして,10月の初稿締め切りに間に合わせるというのが一応の目標だけど,さて,予定通りに進むだろうか。この間,学会発表(国内)やら講演(海外)やらも入ってるからなあ…。


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7月2日


ふと気がつけば,卒業生から携帯にメール。在学中(3,4年のとき)は日曜にメールをしてくる学生ではなかったので,どうしたのかな,何かあったのかなと思いきや,「社会人になって初めての休日だったので,つい先生に連絡をしてしまいました」と。


彼とか,在学中は私があんまり厳しいことを言うものだから,時々キレたり,泣いたりしてた。でも,陰では「あなたは才能があるから,10年後には立派な先生になっているはずだ」といつも励ましていた。いまでも,その思いは変わってないけど。


都議選は自民党の惨敗。東京都の選挙というのは,やっぱり独特だな。「風」を読めないと,勝てない。そのくらい,東京で勝負をする,勝負をし続けるというのは大変なんだよ。




2017年6月

6月30日


道産子にとって,「水曜どうでしょう」は欠かせないお化け番組。この番組のディレクター兼カメラマンを務める嬉野さんが,こちらで面白いことを言ってた。


「人生はイニシアチブを取らないと,自分で主導権を取らないと,いつか,生きていることが苦しくなる。だから自分の頭で考えることをやめてはいけないはずです。」


「他人には負けていい,でも,自分には負けない。そうやって自分の人生のルールを自分でつくる。それが楽しく生きる極意だと,私は信じています。」


彼は7年にわたる鬱を自ら克服する中で,上記のような「哲学」を得るに至ったのでしょうね。面白いなと思ったのは,彼のように「自分の言葉」でうまく表現することはできないけど,私自身も常日頃から似たような思考様式,行動様式を取っているということ。例えば,つい数日前も授業中に学生とやり取りをしていたら,横から別の学生さんが「先生はすぐに答えを言わないんだよ」とか言ってた。さすが,1年生の時から(今は4年生)観察されていると,こちらのストラテジーがバレている(笑)。


いや,そうじゃなくて,「自分の頭で考える,考え抜く」というのが大事で,そういう機会を教師は奪っちゃいけないということなんですよ(学部生ならまだしも,院生ならなおさら)。答えなんて,すぐに与えちゃった方がこっちは楽だし,(表面的には)感謝もされる。でも,答えがある「問い」なんて,現実にはほとんどない。答えのない問いと格闘していくのが人生みたいなものだとしたら,それへの耐性を鍛えておくということは大事なことのはず。答えを言わないで,見てみないふりをする(カッコよく言うと,「見守り続ける」)ということは大変なんですけどね。


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6月29日


今日は2限に授業,3限は学生さんのアポ,4限と5限は学部のゼミということで,相変わらずの出ずっぱり。出ずっぱりで疲れたけど,みんな頑張ってくれているので満足。というか,私の能力では,これ以上のことは無理かな。


3年ゼミの方は,ノルウェーに留学してた学生さんが戻ってきて,ついに全員が揃った最初のゼミ。良い雰囲気でスタートできたので,これからがますます楽しみ。


4年ゼミの方は,そろそろ卒論が本格的になってきました。卒論の頑張りもそうだけど,全体のまとまりもどんどん良くなってるような。どうしちゃったんでしょうね(笑)。理由は何でもいいけど,「お父ちゃん」は嬉しいよ。


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6月28日


今日は授業は2限だけのはずだけど,昼休み,4限,5限と学生指導。皆さん,この梅雨の中,よく頑張ります。私なんか,どうやってテンション上げてやろうかと悩みながら,今日とかは数年前のゼミTを着て,授業に出陣。おかげで,気合いが入った(笑)。




昨日の「東京つながり」で,東京のおすすめスポット1つ。品川にある,アクアパーク。梅雨時期もど真ん中,じめじめした外の世界とは全く別世界。




なかでも,ドルフィン・パフォーマンスは一見の価値ありです。水族館のイルカって,ディズニーランドのミッキーマウス,巨人の長嶋・王みたいなものなのかな。いつの時代にも,「スター」は必要なんだな。


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6月27日


数日前から選挙カーを見かけることが多くなったと思ったら,今週末は都議選でした。たかだか数日,近所をぐるぐるしたら,票って増えるものなんですかね。


それはそうと,移転の是非をめぐっていろいろやっているので,実際に現場に行って現状調査。立地的にもとてもいい場所だけど,このまま何の手もかけずに維持し続けるというのはやっぱり難しいでしょうし,そうなるとお引越しの負担というのはある程度は「自分たち」も負担しなきゃいけないでしょうねぇ。




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6月25日


圧倒的な強さで優勝した今年のウォリアーズ(NBAの話)。ただでさえ強いところに,デュラントが加わったのだから,当たり前といえば当たり前。


そんなデュラントが,地元の新聞に自前で広告を掲載。「偉業というものは1人では決して達成不可能だし,ほかの人とシェアしてこそ,最高のものになる」とのこと。広告にある単語の色付けされた大きな文字を続けて読むと,「THANK YOU」になる。カッコいい人は,何をやってもカッコいい。




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6月24日


週末は,卒業生が中野に遊びに来てくれました(また,ケーキまでもらってしまった)。彼らと飲むと(結構な確率で)終電を逃すんだけど,今回もそのパターン。千葉から1時間半かけて来た卒業生もいたけど,無事に帰れたのかしら。


いろいろとお話したのだけど,一番忘れちゃいけないのは「ゼミ合宿(社会人編)」。いつの間にか,日程まで決まったようです(笑)。卒業生の皆さん,今から予定を空けておきましょう。




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6月22日


最近は将棋の藤井聡太さんの話題が多い。現在14歳ということだけど,学校(中学校)は対局日とかはどうなっているのかな。ちなみに,藤井さんは四段ということだけど,テレビゲーム的に言うと私は二段らしい(笑)。


年齢どうこうで言うと,昨日は誕生日でした。いろんな方にお祝いしていただいたり,200人以上いる授業でハッピーバースデイを歌ってもらったり,有難いことです。久しぶりに高校時代の同級生から連絡などももらったりしたので,来月あたりに飲みに行く予定。


学外の仕事も次から次へと飛んでくるので,最近は断りっぱなし。先日もある学会の副会長の打診など。この年で副会長はないだろうと(丁重に)お断りしたのだけど,再度の打診。そんな能力も人徳もないのだけどなあ。


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6月19日


先日は関西の学会で講演してきたけど,今度は関東の学会の準備(こちらは裏方)。そんな中,さらに海外から講演の概要を送ってくださいというメール。午後からは,卒業生が訪ねてきたり,4年生が卒論の相談に来たり。次から次へといろいろあるけど,卒業生が(結果の如何にかかわらず)頑張っているのを見聞きするのは嬉しいもの。


ある本を読んでいたら,以下のような文章が出てきた。


Mistakes are the tuition you pay for success.


授業やゼミを見ていても,多少自信がなくても,思い切ってチャレンジしてみる学生はどんどん伸びるし,そういう雰囲気がある集団も結果的にはどんどん伸びていく。人生というのは,失敗した時のことを考えてくよくよ悩むには,あまりにも短すぎる。


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6月18日


今週末もよく働いた。


大学院の進学説明会は,用意した資料もすべて売り切れて,急遽,追加で印刷(まあ,嬉しい誤算)。個別相談会の方にも,「メカニズム」を持参してきた学生さんとか,一緒に勉強したら面白そうな社会人の方なども来てました。さて,どうなることやら。


これからの本格的な夏を前に,我が家に新たな仲間がやって来ました。




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6月16日


今週もワタワタと過ぎていった。といっても,明日(土曜)も朝から大学院の中間報告会,午後から進学相談会があるので,一日出ずっぱり。週明けも引き続き,いろいろあったな。


そんなこんなでいろいろ慌しいのだけど,学生の飲み会に誘われたので,ちょっとだけ顔を出してみたり。そういえば,6期ゼミ(3年)だけの集まりに私がお邪魔するというのは,今回が初めてかな。


いろいろと話ができてよかったのだけど,一番びっくりしたのは,ゼミ生の親御さんの中に私と同い年の方が2人もいたこと。自分の息子,娘と一緒に遊んでいるようなものなんだな。そりゃ体力的にしんどいはずだわ(笑)。




というか,マコっちゃん,集合写真ぐらい笑わないと(笑)。


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6月14日


今日もしんどかった。3~4時間の会議があって,その後はアポ2つ。あまりに調子が悪いので,会議とアポの間はソファーに30分ほど横になってみたり。


そんな中でも,先週も1つ,今週も1つ,外からまた大きいお仕事の打診が飛んでくる。どちらも私の能力や年齢で受けられるような話じゃないでしょうに。東京,こわい。


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6月11日


週末は関西英語教育学会@近畿大学。思い返せば,こちらの学会には4年に1度,お呼びいただいているようです(今回で3回目)。会場だった近大には初めてお邪魔しましたが,こちらの英語表記は「Kinki University」ではなく「Kindai University」なんですね。




同じく,今週末はゼミのスポーツ大会。私,講演とかやってるよりも,こういったのに出てる方が性に合ってる気がするのですけどね。それはさておき,去年は優勝してましたが,今年は残念ながらダメだったそうです。まあ,スポ大は運100%なので仕方ない(笑)。皆さん,お疲れさま!




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6月9日


午前中から会議。一つ変えると,あちらもこちらも変えないといけなくなる。まあ,「バタフライ効果」というのもありますしね。


毎年,この時期恒例の「ゼミT」。今年はブルー。いつも学生さんたちが自分たちで全部やっているので,私がデザインを見るのは完成後。今年のテーマは「Are You Motivated?」,背中にはゼミ生全員の名前入りのようです(笑)。




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6月7日


真面目にやると,いろいろ大変。まあ,諦めるのはいつでもできるから,もう少し粘ってみるか。


以前,2つ目の博士が云々という話をしたけど,Zoltanが最近,2つ目を取っちゃった。1989年に心理言語学(Psycholinguistics),そして今回,2017年に神学(Theology)で博士号取得。1つ目を取ってから28年後とのこと。私の場合,1つ目は2006年だから,2つ目は2026年ぐらい(1つ目を取ってから20年後)には取りたいな。おいおい,もう10年もないよ。


とか,そんなことを考えてる前に,まずは週末の講演の準備をどうにかしないと。


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6月5日


世界卓球は日本人勢の快進撃がすごいですね。吉村・石川のコンビも48年ぶりの金メダル。女子シングルスの平野も48年ぶりの表彰台。その他も「48年ぶり」というのが目立った気がする。


48年前の大会といえば,今回と同じくドイツでの開催。ドイツに行ったことがある人は分かると思うけど,ドイツ人は日本人と似たところがいっぱいある。日本人にとっては,良い雰囲気の中で戦えているのかな。


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6月3日


アメリカはパリ協定すら脱退して,どこへ向かうのか。トランプが「Make America Great Again」と言っていたのをもじって,フランスのマクロン(新大統領)は「Make Our Planet Great Again」と言っていた。ホント,そうだよ。


隣りの人を打ち負かして自分だけ一人勝ちしても,そのツケは結局,自分に回ってくる。


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6月1日


今日から6月。授業も7週目を終えて,そろそろ学生だけでなく教員も疲れてくる(笑)。


そんな中,今日の4年ゼミ3人の発表は立派だったな。卒論の進捗報告だけど,この時期にしては(例年に比べても)とても完成度が高かった。もちろん,このまま順調に進むかどうかは別の話だけど,今の時点でここまでできれば十分。他学部からわざわざ聴講に来ていた学生さんがいたというのも,良い刺激になったのかな。


明日からNBAファイナル。結局は3年続けて同じ組み合わせということで,盛り上がりに欠けるところはあるものの,最終的にどちらが優勝するかというのはやはり気になる。バスケを観てる場合ではないのだけど,こればかりは仕方ない。


2017年5月

5月30日


昨日は2年生の学生さんが研究室に来て,勉強してった。バイリンガルのコードスイッチングのことを聞かれても,本を読んで知ってるぐらいの知識しかないよ,こちらは。


今日は卒業したゼミ生が研究室にやってきて,いろいろとお話してった。最初,アポを取ってきたときに「あなた,教員でしょうに。平日に大丈夫なのかね」と思ったら,今日は振り替えでお休みとのこと。そんな日にわざわざ訪ねてくるぐらいだから,よっぽど大事な話なわけだ(まあ,良い話なのでいいことだけど)。


明日は4年生の学生さん(ゼミ生ではない)が研究室にお邪魔したいとか言ってた。院進学のことを相談したいとか言ってたけど,英語教育以外のことは分からんよ,私は。


というか,今日も話している最中に違う学生さんが訪ねてきたりするわけだけど,彼らは(例えば)月に1回ぐらいとか,たまにとかいう感覚かも知れないけど,不特定多数を相手にしているこちらとしては,いつも誰かの相手をしているような感じ。まあ,やる気のある学生にはできるだけ付き合いたいと思いますし,私ができるサポートならできるだけしたいと思いますけどね。


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5月28日


週末は,大学院の合同説明会。とりあえず来てみたという人から,もう受験を決めていて,かなり具体的な質問を用意してきた人までいろいろ。院ゼミも来年度で5期目。早いものです。


説明会後にまた1つ,余計な仕事のお願い(というか打診)をされ,ちょっと閉口。私がやるべき仕事,やらなければならない仕事なら,基本的に何でもやりますけど,そうでないものまで回されるとさすがに,…,ねぇ。


お台場の高層マンションに住む先生(夫妻)から,こちらのお誘いをいただいたので,奥さんとともにお邪魔してきました。イベントの入場券は8,000円から50,000円とのことでしたが,自宅ベランダからチケット不要で,人混みを眼下に,ゆったり食べ飲みしながら楽しませていただきました。


未来型花火エンターティンメントという名前はさておき,イベント自体はとても盛り上がっていて大成功だった模様。音楽と花火の組み合わせも斬新だったし,花火自体も現代的でお洒落なものが多かった。さすが,エイベックス。これは流行るな。




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5月25日


今日は授業の合間に卒業生がふらっと研究室に現れた。2期のゼミ長だった彼も,社会人3年目,立派に頑張っているようです。そのまま帰るのかと思いきや,普通に3年ゼミに出て行った(笑)。6期のゼミ生もいろいろ質問したりして,貴重な機会になったのではないかな。


6期といえば,授業も6回やって,毎回少しずつ雰囲気も良くなっていく感じ。これで教科書プレゼンも完璧にやってくれたら言うことないのだけど,そんな簡単にはいかないか。Cambridgeの青本を使って,まったく背景知識もない学生もいる中で,すべて英語でプレゼンしろとか言ってるわけだから,そりゃ大変だわな。


でも,まあ少しずつ,焦らず一歩ずつ。Even slow progress is still progress.


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5月23日


ここ数日,SPAMメールがやたら来る(週末だけで85件も来た)。基本的には,「迷惑メール」にすべて振り分けられているからいいのだけど,こうなると間違って「迷惑メール」のボックスに行っちゃったメールは追えない。


例年のことだけど,5月は会議が多い。事前に分かっているのだから,もう少しいろんな月に振り分けるようなスケジュールの組み方を考えればよいのにと思うのは,私だけ?


例えば,昨日は夕方からキャンパスを移動して2つ,今日も朝から一日会議,金曜とかは3つあるぞ。そんなんだから,明日は空いた時間に(休講にした)大学院の授業の補講。もうカオス。


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5月21日


週末は,毎年恒例のゼミBBQ@昭和記念公園。天気にも恵まれ(暑すぎたぐらい),レクも盛りだくさんのいい会でした。6期生もいろいろなタイプの学生さんが入ってきてくれて,これから5期,6期の「化学変化」も楽しみです。




創造性(creativity)に関する研究論文を読んでいたら,「10年ルール」というのが出てきた。少なくとも10年の懸命な努力と実践がなければ,高いレベルの業績も上げられず,偉大な創造にもつながらない,というものらしい。


これ自体はその通りだと思うけど,別の次元の問題として,特定のことを10年続けられるような環境にいられる人というのは稀。続ける熱意も必要だけど,運も必要。


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5月19日


今週で前期の授業も5週目がおしまい。もう3分の1が終わったというのは,あっという間。どの授業もとくに大きな問題なく,比較的,順調に進んでる(はず)。


1年生の英語の授業はやっぱり面白い。まあ,極端に言うと,遊んでるような感じだけど(いや,ちゃんと真面目にやってますよ,ホントに)。23人というのはなかなか多いけど,今のところ10回授業をやって(週2回なので),いまだ一人もお休みなし(笑)。1限の日もあるのに皆さん,よく真面目に来てくれます。ホント,偉いよ,あなたたち。その分,こちらも「来た甲斐がある」と思ってもらえる授業をしようと必死だけど。


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5月17日


本を12冊(うち10冊は洋書)買ったら,計63,000円。やっぱり専門書というのは高いのね。


先日の院生フォーラムのポスターが,13階,14階の院生研究室前にずらずらと並んでました。事務の方が貼り付けてくれたんでしょう。こう見ると,なかなか壮観。




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5月15日


朝から一日,仕事。夕方からはキャンパスを移動して,会議。その後は(授業じゃないけど)卒論指導。毎年のことだけど,授業だけじゃ全然間に合わないので,仕方がない。


卒論といえば,文学部4年の学生さんが卒論ゼミに出たいとお願いしてきた。1人ぐらい増えても大勢に影響はないだろうけど,そういうのが積み重なっていまの感じになっている気もする。


こちら(↓)がついに出版された。索引等入れて750頁以上ある結構な大著だけど,RyanとDeciだけで書き上げたもの。私が今こうして飯を食えるのも,彼らのおかげによるところが大きい。これは心して読まなければ。




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5月14日


今週も日曜出勤。日曜に8時前から出勤してるって,そのへんのブラック企業よりひどい(笑)。


社会人の院生さんが会うたびに「先生,歩かないと(運動しないと)ダメですよ」,「私は毎日,1階から14階まで階段で上がってきます」というので,休憩(気分転換)がてら14階から7階まで階段で降りて,またすぐ上ってきてみた。やってみて分かった。ダメだ,これは。


いや,疲れるとか何とかではなくて,目が回るんですよね。ジェットコースターとかならまだ分かるけど,階段上っただけで目が回るって,どれだけ三半規管が弱いんだ…。


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5月12日


今日も一日,よく働いた。それにしても,私みたいな大学教員って貴重だよ(笑)。


朝の9:00から会議。午後からも2つ会議があって,その後は大学院の院生フォーラム。終了後は,大学院の新入生歓迎会。


院生フォーラム(D代表の口頭発表,D+M在学生のポスター発表)は初の試みだったけど,なかなか好評で初回としては大成功。自分の授業でやっているベストポスター賞なども真似してやってみたけど,皆さん,真面目にポスターを見て歩きながら,投票してくれてました。頑張って準備した甲斐があったな。




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5月11日


いきなり暑くなった一日。昨日と比べると,プラス10度とのこと。そんな時は,やっぱりビールがうまい。




10年以上前に書いた本(博論)のことで,いまだにコンタクトを取ってくる方がいらっしゃる。やっぱり,そういう研究をするということが大事なんでしょうね。そして,そういう研究に繋がりそうなテーマをここ5~6年ずっと探していたのだけど,ここ数ヶ月でようやく見つかったような気がしている。


修士を2つ持っているので,博士も2つ持ってても良さそうな気がするのだけど,1,000万ぐらいかかるだろうな。博士を取ったからって,給与が上がるわけでもないし,誰かが褒めてくれるわけでもないし,奥さんにも小言を言われそうだし。単なる自己満足のため,としてはそれなりの投資になるな。


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5月9日


研究室が同じ並びにある同僚の先生から,展覧会の招待券などをいただきました。ギャラリートークとかやっちゃうんですから,やっぱりスゴイですね。私なんかが観に行っても,分かるものなんでしょうか…。




昨日は,カードキーを研究室内に置き忘れたままトイレに出て閉めてしまい,ロックアウトトラブル。今日は,ハンカチを用意したまま,携帯するのを忘れて出勤。GWの疲れが出てしまってるのかしら。


河野太郎さんはかなり前から「文科省不要論」について発言している。基本的には,「文部科学省は解体して国の教育行政をスリム化すべき」というのが,その主張の核だと思います(例えば,こちら)。この種の話というのは今に始まったことではなく,かなり前から各所で言われてますね。


ちなみに,研究社の新和英大辞典に掲載されている「無理難題」の例文には,「文部科学省がまた無理難題を言ってきた」(The Ministry of Education and Science has made another impossible demand.)というのがあるそう。あと,「奇異」の例文には,「文部科学省がそれを言うと奇異に響くが…」というのもある。


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5月7日


今日は,バスケの日。一日で4試合も観たけど,飽きないんだな,これが。関東大学バスケの決勝(筑波vs白鴎)は,筑波の貫録勝ち。でも,明治も白鴎と3点差だったから,決勝まで進んでた可能性も十分にあったということ。


バスケに限らず,日々彼らに接していて思うのは,いまの大学生というのは自分たちの潜在能力,可能性を分かってないんだよな。「可能性は無限大」って,テレビのCMだけの話じゃないんだよ。自分たちのことなんだよ。


気がつけば,6月は大阪で講演,7月はブラジルで学会発表,8月は名古屋でシンポジウム,9月は海外出張(あれ,どこだったかな?),10月はマレーシアで講演,と毎月あちこちに行くことになっている。7月のやつは(幸か不幸か)試験週間とばっちり被ってしまったので,あえなくキャンセルすることにしたけど,行けたら行けたで体力的にしんどかっただろうな。


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5月5日


連休前から数えると,今日で13連勤。仕事をするのもしんどいけど,(連休にもかかわらず)毎日弁当を持たせて,お留守番をするというのもしんどい。何かを得るためには,何かを捨てなきゃいけないのよね。その覚悟を持たないと,良い仕事というのは出来ない。


明日も共同研究の打ち合わせがある(=出勤しないといけない)ので,14連勤。そろそろ疲れてきたし,週明けからはまた忙しいので,明後日(日曜)ぐらいは休もう。


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5月4日


先日,国立社会保障・人口動態研究所が発表した調査の結果によれば,生涯未婚で過ごす男性の割合は23%,女性の割合は14%ということで,いずれも過去最高を記録したとのこと。卒業生の一人がGW中に婚活パーティー(?)に誘われたので行ってきますとか言ってたけど,さて,どうなることやら(笑)。


海外に行くと,よく人の名前が冠せられた空港があるけど,「ダニエル・K・イノウエ空港」というのはちょっと(ハワイの)イメージとかけ離れ過ぎでは,と思うのは私だけ…?


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5月3日


いよいよバスケもシーズン大詰め。なのだけど,今シーズンは応援してるチームがことごとくダメ。


NBAのシカゴしかり,Bリーグの京都しかり。ちょっと良くなりかけたと思ったら,けが人が出たり,勝ち試合をぽろっと落としたり。人生と同じで,なかなかうまく行かない。


そんな中,GWは関東大学バスケ。我らが明治は,1回戦はシード,2回戦は無事に勝ち上がったものの,3回戦であえなく敗退(白鴎大に3点差で負け)。資質のある選手が多いと思うけど,メンタルの部分がまだまだ弱いぞ。まずはもっと声を出せ!頑張れ,明大バスケ部!




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5月1日


気がつけば,5月。結局,金・土・日の三連休も「三連勤」。あるテレビ番組で,北野武さんが「ここをチャンスとして働くやつはいないのかね?」と言ってた。まさに,私だ(笑)。


武さん,そのあとに続けて,「ここで貧富の差が出るんだよ」とも言ってた。貧富の差がどうこうというのはさておき,私が学生さんによく言うのは,以下(卒業生が作ってくれた謎の冊子「廣森語録」から引用)。




2017年4月

4月29日


GW初日。だけど,朝から仕事。まあ,こういう時期しかまとまった時間が取れないから仕方ない。


そんな中,卒業生が4~5人,研究室に遊びに来てくれました。ふと思い返すと,GWは毎年,卒業生がだれか彼か訪ねてくる。ということは,GWは毎年,出勤してるということか(笑)。




風邪をひいて寝込んでる連中も何人かいると言ってたな。4月から緊張してて,ようやく少し休めると思ったら,一挙に疲れが出たんでしょう。いずれにしても,生活のリズムがつかめるまでは大変なので,体に気をつけながら元気にやってください。


日も暮れて,疲れたのでそろそろ帰ろうかと思ったら,博士の院生さん(D1)がまだ残って頑張ってた(先に帰るのは申し訳ないので,お菓子だけ置いてきた)。そういえば数日前も,修士の院生さん(M1)が「もう少し(研究室に残って)頑張ります」とかいうメールを23時頃に送ってきてた。今年の新入生はみんなよく頑張るな。


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4月26日


今年の新入生,例年にも増して良い雰囲気だな。入試の結果等からも,そういうことが言えるのかな。授業もまじめに受けてるので(例年はそうではないという意味ではない,念のため),こちらもとてもやりやすい。授業でコメントを書いてもらっても,とても一生懸命書いてくれるので有難い。けど,毎回,辞書と同じぐらいの高さになるコメントに目を通すのは「卍えたーなるだーくねす卍」。




皆さん,この先,順調に伸びていってくれればと思いますし,そのための努力をこちらも惜しまないようにしなければと思います。


そういえば,「メカニズム」の3刷が出来上がったということで,一足早く,著者分が送られてきました。こちらも引き続き,どうぞよろしくお願いします。




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4月24日


「ちちんぶいぶい2017年春夏編」,なかなかやるな。さすが,秩父!



秩父と言えば,研修期間を終えた卒業生の配属先がそろそろ決まり始めてるようで,あちら,こちらから連絡をもらったり。「○○ができました!」とか,余計なことまでお知らせしてくれる可愛い学生さんも(笑)。


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4月23日


4月から都内の大学に通っている(奥さん方の)姪っ子さんが自宅に遊びに来たので,ささやかながらお祝い。質問にもちゃんと答えられるし,自分の考えもちゃんと持っているし,あの感じだと東京でもたくましくやっていけそうな印象を受けました。


今日は午前中は大学で仕事,午後からは学会の会議。後者はいろいろな話が出てきましたけど,いろいろうまく進むと良いのですが。私の方はと言えば,某委員会の副委員長を2年やらせていただいて,委員長が(今年)2年目。そろそろ引き際のはず。人間,引き際が大事。


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4月21日


今週も何とか週末までこぎつけた。あと一週間頑張れば,GW(と言っても,講演の準備で潰れるだろうけど)。


昨日はゼミの新歓など。新たに3年生17名(うち2名は現在留学中)が加わり,今年のゼミはどんな感じになるのでしょうか。




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4月19日


昨晩はあるホテルのバーで飲んでいたのだけど,ふと周りを見渡すと,隣りはイギリス人4人組,向かいは中国人と日本人の2人組,斜め向かいは(声が聞こえなかったので分からないけど)ヨーロッパ系の2人組。一瞬,「ここはどこ?」と思ってしまった。グルーバル化が進むということは,世の中,どんどんこうなって行くということか。


ホールに移動して,一回目の授業。今年度から時間割が100分になったということもあって,授業自体もほとんど新しい授業をやっているような感覚。これは毎回,鍛えられるな。


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4月18日


今日も朝から暴雨やら暴風やら。昨年は毎週,木曜の天気が悪かったけど,今年は火曜なのかな。


そんな中,朝の1限目から必修の英語に23名全員出てくるこの子たち。なんて,可愛い子たちなのかしら。おじさん,嬉しくなっちゃって,みんなに飴玉,配っちゃった(笑)。そんなんだから,一年生の教養の授業とはいえ気が抜けない。


明日の講義も,最終的に履修登録を終えると当初の教室(座席数205)では足りないので,ホール(座席数400)に移動してくれとのこと。私の授業,アクティブラーニングとか,主体的・対話的な学習とかをイメージしてるのにほんとにもう…。仕方がないので,一杯飲みながら,今後の対策を練る。




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4月17日


今日は授業準備と研究の日。研究というのは何年やっても苦しいし,楽にならないものだな。


「誰か,いい人いないか?」と言われて紹介できないのは,とてももったいない気がする。


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4月16日


昨日はゼミ(1期~4期)の卒業生が20名ほど集まってくれて,わざわざ昇進のお祝いをしてくれました。皆さん,社会人で,ただでさえ4月の初めで忙しいのに,こんな会まで開いてくれるなんて,なんて優しい子たちなんでしょうね。


おまけに,立派なお花やお酒まで。「祝 就任」となっているのはご愛嬌(笑)。私,たかだか2年間で,彼らにこんなことをしてもらうほどのことができたかというと,本当に心もとない限り。でも,皆さん,ありがとう。




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4月14日


今日も忙しかった。


午前中(2限)は大学院のオムニバス授業(その前に1限からバタバタあって,授業前にすでに一汗かいてた)。午後からは,13:30~15:30,15:30~17:30,17:30~19:30と3連続で会議。その後に,講演のタイトル・要旨を送ったり,読まなきゃいけない論文のコピーを取ったり。


これまで知らなかったけど,竹原ピストルというのはなかなかいい歌を歌う人ですね。例えば,以下,「オールドルーキー」の一節。


何度でも立ち止まって

また何度でも走り始めればいい

必要なのは走り続けることじゃない

走り始め続けることだ


いままでずっと,「必要なのは走り続けること」だと思ってきた(笑)。


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4月13日


今日は,午前中は1年生の必修英語。午後からは3年ゼミ,4年ゼミ。とくに3年ゼミなどは初顔合わせなので,どうなることかと思ってましたが,まったく心配の必要はなかったようです。4年ゼミも良い雰囲気で始まりました。というか,ゼミが上手く行ってもらわないと困るし,彼らが順調に伸びていってくれないとどうしようもないのですよね。だって,私,ゼミに懸けてるんですから。


ただ,忘れちゃいけないのは,こちらの「理想」を押し付けちゃいけないということ。彼らには彼らのやり方がある。それをやり切ってもらうというのが大事だし,そのサポート・手助けをするというのが私の仕事。


未来というのは,私のためにあるのではなくて,彼らのためにある。


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4月12日


今年度から全学的に授業時間割が変わったので,その影響も受けて初回授業は1コマ100分の授業時間を50分ごとのモジュールに分けて,オリエンテーションを2回実施。


よく分からないけど,今日の講義も大きな混乱はなかったので,まずは一安心。ただ,オリエンテーション2回で計230人。そもそも教室は205席しかないし,例年授業をしている感覚としては,160人ぐらいが(授業運営のしやすさやスペース的な快適さの観点からいうと)上限。


廣森ゼミ行きつけの酒場「極楽屋」がネットで取り上げられてた(詳細はこちら)。ファンとしては嬉しいけど,これ以上あまり混んでもらうのは切ない。


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4月11日


今日は,1年生の必修英語。1年おきぐらいでしか担当する機会はないのですけど,16人(13年) → 18人(15年) → 23人(17年)と年々,人数が増えているのは気のせいだろうか…。


それはさておき,今年度はクラスに車いすの学生さんが1人いました(これまでで初めての経験)。私の英語の授業は基本的に学生さんを結構動かすので,これはちょっと考えないといけないな。とりあえず,今日は皆さん楽しんで帰ってくれた感じだったので,勝負はこれから。


北大にいっぱい土地があるのは分かるけど,敷地内にドーム球場を作っちゃうというのはいくら何でもやり過ぎじゃないのかと(笑)。まあ,先月訪れたワシントン大学の敷地内にも(下記のような)立派な球場があったけど。




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4月10日


さて,いよいよ今週から授業が始まりました。今年度のテーマは「初心に帰る」。またスタート地点に立ったつもりで,地道にコツコツ頑張ろうと思います。


そんな矢先,また講演の依頼をいただきました。今度は海外からでしたが,タイミングよくスケジュールが空いている週末(しかも,週明けの月曜は祝日)。また,まったく面識のない先生から,これまでの著書や論文を読んでお願いしていただくようなお仕事は,基本的に有難くお引き受けするというのがモットー。ただ,休憩をはさんで計3時間の講演というのは,体力的に大丈夫なのか,ちょっと心配。


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4月9日


スウェーデン云々という話をしてたら,テロが起きた。と思えば,アメリカはシリアに空爆とかしてるし。世の中,どんどん物騒な方向に進んでいく。


あるラジオ番組を聞いていたら,アメリカのある私立大学を卒業したMCの方(アメリカ人)。本人が学生だった当初の授業料は16,000ドル,25年経った現在の授業料は50,000ドルを超えているとのこと。イギリスも同じだけど,世界的に授業料の高騰が止まらない。


では,少しでも授業料が安い公立,国立に流れそうだけど,現状は必ずしもそうでもない。例えば,日本の場合,今年の大学入試では,私大の志願者が大幅(私大全体で約8%)に増えた。一方で,国公立大の志願者は0.2%減っている(ほぼ昨年並みとも言える)。国立の入学定員自体が減る傾向というのもあるけど,これはとても憂慮すべきことだと思う。


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4月7日


あっという間の一週間。おいおい,来週から授業が始まるよ。


そんな中,入れ代わり立ち代わり,学生さんもやってくる。ウガンダに行く学生がいたと思えば,今度は(来週月曜から)ベトナムに行く学生さんが挨拶に来たり。ベトナムと言えば,最近,研究生で受け入れてくれと言う学生さんが多い。あと,スウェーデンからのお土産もいただきました。やっぱり,スウェーデンと言えば,これですね。




怒涛のガイダンス週間だったけど,今日は一日,時間が取れた。おかげで,次の講演で話すテーマについて,いろいろと調べたり,考えたりすることができた。やっぱり,研究は面白い。なぜって,頑張れば,それに比例して成果が上がるから。教育の難しいところは,そういった直線的な関係が必ずしも成り立たないこと。


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4月5日


自宅前の桜の木も,ようやく咲いてきた感じ。週末あたり,満開かな。




院生さんの研究テーマを聞いていて,ツイッターでの(とある教員の)つぶやきを思い出した。


「論文を書いても,直ぐには就職出来ないんだから,好きなものを研究させて貰います」的な人もいる。但し,人生若い時には「まあどうにかなる」と思えたものが,ある程度の歳になると「洒落にならへんやん」という事になる。研究者にとって研究課題の選択は人生を決める選択なので,慎重にして欲しい。


よく分かるけど,そうは言っても「Easier said than done.」ですよね。


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4月4日


新年度はやっぱり忙しい。


新1年生の全体ガイダンス。約400人の新入生,皆さん,キャピキャピしてました。大学院の全体ガイダンス。修士・博士合わせて,研究科全体で計40人の大所帯となりましたが,新1年生とのギャップが大きいこと(笑)。


先日,ご相談いただいた講演のお返事ができてないうちに,また別のところから講演のお願い。お話をいただくこと自体はとても有難いことなのですが,すでにキャパオーバー。教育と研究って,どうしたら両立できるものかしら。


そのうちやるだろうなあと思っていたら,やっぱり始まった"RIZAP ENGLISH"。TOEICコースはベーシックプラン(全24回,目安3ヶ月)で409,750円(税別)。英会話コースはビジネスプラン(全24回,目安3ヶ月)で450,000円(税別)。詳細はこちら


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4月1日


4月1日ということで,今日から新年度。


まずは,今年度から准教授の「准」が取れて,教授になりました。「准」はなくなっても,緊張感はなさくないようにしたいと思っています。引き続き,どうぞよろしくお願いします。


そうそう,学部,大学院とも,すでにホームページの方も更新していただいているようです(以下は,大学院のもの)。さすが事務方,お仕事が早い。




つぎに,4/1ということで科研の交付内定。昨年度でお手伝いしている科研2つが終わるものだと思っていたので,新たに個人で申請していました。これが無事に採択されたのは有難いことですが,終わると思っていた科研の1つは(4月からが)2年目だった。まずい…(笑)。


最後は,(就職して)10年間お世話になったお礼ということで,2月にお願いしていた奥さんへのプレゼントが到着。おめでとう。いや,ありがとう,だな。


2014年度~

2016年4月~2017年3月の「日々雑感」はこちらです。


2015年4月~2016年3月の「日々雑感」はこちらです。


2014年4月~2015年3月の「日々雑感」はこちらです。